街の隙間
番田 


憂鬱な鼓動を
そこに響かせている


何にもない日の
夢に 落ちていく


輝いた 日没
バス停の 右のどこか


憂鬱な晴れ間をのぞかせている
くたびれたような その 寂しさ


あなたのことを 見た
雨の降る 朝だった


角ばった窓際には
光が降り注いでいた


日曜日は憂鬱な時間だと
理解させられた


それは私の 渦巻く日
私は石の 住み家を 建てた



自由詩 街の隙間 Copyright 番田  2010-12-10 02:21:03
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