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ことば には
できない

愛ことば

ふたりの
あいだで

あたためられる

愛ことば

ことばに
できない

ことばを

たがいの
おもいやりで

つむいだ
 ....
Before


 初恋に 破れ 背伸びし 珈琲は
   
     苦いばかりの キリマンジャロ

After


 初恋に 破れ背伸びの 珈琲も、

     今や麻薬の珈 ....
雲ひとつない

真っ青な 空

広大だ、


仰いで
シャッターを切る。


現像すると


蒼い、 蒼い、

折り紙になった。
水清く きらめく夏の 想い出を

   ビー玉にして 留めていたい。
5月

新緑は 鮮やかに

丸く 優しい
木漏れ日を 揺らして・・・

きみと ふたり・・・

わたしは

「すき。」

と 呟いた。


風が

さわわと吹いて
 ....
子供の頃からの
夢は あったけど、

詩人に成る為の
面接をしてくれる会社は無く

初めて 現実を突きつけられた
高三の夏

「進路」の前では
夢も 無意味だと
泣いた 夜。
 ....
眠るとき

口づける ひと

いる あたたかさ


やすらかな日々
紡ぐ 

しあわせ
きみは いつも 僕を見上げる
信頼しきったまなざしで

ある日 僕が、
きみが トイレに行っている間に
いつものかばんを持って
きみの病室から出て
デールームに 隠れる いたずらを した ....
道路に
白い羽根
一枚 落ちていた

こんなところに
鳥がいるのかな

空を見上げた

これは
天使の羽根だと思った
過ぎ去りし 春のいのちを 悲しむか
   
   薄暮に舞うは 花びらの雪
もくれんの 花びらが

舗道に 散っている

わたしに
もくれんは

翔びたいのに
翔びたてず
むくれている 鳥達にみえる

だから

この花びらは

ひとひらだって
 ....
青い空の消えかけた飛行機雲
月日と共に またひとつ 遠くなる夢

青空に 手を伸ばす

虹に  手を伸ばす

星に  手を伸ばす



誰にも 手に出来ないものだから

ひと ....
春の山 パッチワークね 若葉色
    河津のぴんく 縫い合わせてる


陽に透けて こぶしの花の美しい
    白をふちどる 線だけ強く
丘の上で 小さく うたたね

目覚めれば
バニラ
二年前の ジャムの気持ち

きみは いつも
ちいさな 舌で
そっと くちびる 舐めてくれたね

リードは
きみと ぼくとを 繋ぐ ....
りんろ
 りんろ

あなたが はなしてくれた

ちいちゃいころ

りんろ
 りんろって

云ってたって


かわいいな

 りんろ

すてきだな

 りんろ

 ....
夕暮れの町をポストに向かって歩いてく
人気ない目抜き通りへの道
工場の白い壁も
道路の白線も
うっすらと しぼったオレンジの色

何でもないのに突然
泣きたくなって
駆けだして
海へ ....
牛乳おじさんは

ラジオ体操のおわった朝
ときおり

虫の幼虫や
脱皮したばかりの
透明な羽のせみ を
ぼくたちに 見せてくれた

ある朝

牛乳おじさんは
学校なんて つま ....
秋風に 吹かれて光る くもの巣に
   
   いちばん星が 捕まっている
1時限目が つぶれた 朝
キャンパスの 帰り道

銀杏並木に
ふたり

きみは
華やぐ 銀杏 舞い散る中

静かに
愛を 告げて くれました。

さっき
あがった ばかりの
 ....
ひとつの りんごを
ふたつに 切った

鋭く開かれた
ハート形の 心臓が

痛々しい



きみの 心は
こんな なんだね

ぼくじゃ だめなんだよね

ぼくじゃ・・・ ....
ふっと ついた ため息が

風になった

風は コスモスを 揺らして
遠くへと 視線の先よりも 向こうまで 吹いてゆく

君 住む 街まで
届くだろうか・・・

君の やわらかな  ....
ひとり きりの キッチン

包丁の 手を止めて

ふと

顔を あげた 窓の外

枯れ葉が 一枚

はら はら と 落ちてゆく


まだ 半袖のわたしは

深まり行く 秋 ....
風が みえる。

小麦畑が 風の かたちに
なぞられて ゆく・・・

{金色=こんじき}の波は
ささやいて いたのに

なぜ、 わたしは
ささやかなかったのだろう 君に・・・
愛を ....
moon
月は知っていた

その夜の すべてを

moon
昼は 見えなくても
そこに ある

moon
新月の夜も

その闇に 隠れて
すり抜ける
薄汚れた 奴らのことも ....
わたしは 小学生の頃
ずうっと
いじめられていました。

掃除の時間の
締め切った
理科実験室で
彼女達は
一列に列を作って
一人づつ順番に
わたしの頬を
殴ってゆきました。
 ....
昼も それなりに
ひとりきりで
過ごす 時間は
長く
辛い

けど 少しづつ 慣れてきた

だけど

独りの食事も
お風呂も
済ませた 後の
あのひとの 帰るまでの 時間は
 ....
最初に

小麦畑の8等星のわたしを
見つけてくれたのは
”k"さん と言う方でした。

わたしは 最初
”k"さんは
その作品から
15歳の 少女だと 思って い ....
夏子お〜
なに〜い
kiss されたあ

秋男にかあ
うん。
ディープ

よかったやん

よくないわあ
ファースト kiss やたのに〜い

それだけ
想いが 深いって こ ....
橋の上までくると
河から
海の薫りがしたので
驚いて 顔を上げる

横浜
赤煉瓦倉庫あたり
花火大会

あなたは わたしの 手を引いて
前を行く

こんなに 沢山の人の中で
 ....
ぼうや

物事には
三種の仁義と いうものが あるのよ。

バブル全盛期
汗も 涙も 散りばめて
狂ったように 踊っていても

楽しくて しかたない 振りをして
頭は 遣っていたも ....
こめさんのLucy.M.千鶴さんおすすめリスト(65)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愛ことば- Lucy.M.千 ...自由詩209-4-18
初恋_Before_&_After- Lucy.M.千 ...短歌208-10-9
小さな青空- Lucy.M.千 ...自由詩408-7-30
川風に吹かれて- Lucy.M.千 ...短歌308-6-19
5月だったね。- Lucy.M.千 ...自由詩208-6-5
My_energy- Lucy.M.千 ...自由詩208-4-10
Blanket- Lucy.M.千 ...自由詩108-4-3
車椅子のお姫さま- Lucy.M.千 ...自由詩608-2-20
天使の羽根ひろいました- Lucy.M.千 ...自由詩3*07-6-11
さくら_薫(かほる)- Lucy.M.千 ...短歌107-4-6
とおせんぼ- Lucy.M.千 ...自由詩307-3-28
あこがれ- Lucy.M.千 ...自由詩307-3-15
秦野_春、_こぼれる_二景- Lucy.M.千 ...短歌307-3-15
Vanilla- Lucy.M.千 ...自由詩706-12-5
りんろ- Lucy.M.千 ...自由詩7*06-10-25
この町には海がない- Lucy.M.千 ...自由詩10*06-10-23
たいよう_の_種- Lucy.M.千 ...自由詩4*06-10-20
秋の_くも_。- Lucy.M.千 ...短歌6*06-10-19
華やぐ秋に・・・- Lucy.M.千 ...自由詩3*06-10-11
傷ついた芯(ハート)- Lucy.M.千 ...自由詩206-10-5
恋のことだま- Lucy.M.千 ...自由詩8*06-9-28
秋は静かに降り積もる- Lucy.M.千 ...自由詩7*06-9-23
小麦畑に咲いた星- Lucy.M.千 ...自由詩6*06-9-20
パパラッチ・ムーン- Lucy.M.千 ...自由詩4*06-9-13
肯定ペンギンの消えたコロニー- Lucy.M.千 ...自由詩12*06-9-4
ドコデモ_ドア_が_欲しい夜- Lucy.M.千 ...自由詩406-9-2
夢魔の細くながい舌__〜非公式編〜- Lucy.M.千 ...自由詩6*06-8-31
夢魔の細く_ながい舌___〜公式編〜- Lucy.M.千 ...自由詩8*06-8-29
愛するものへ詩いたい- Lucy.M.千 ...自由詩206-8-20
昔は_お立ち台で踊り狂ってた_ママの格言_〜トップ3〜- Lucy.M.千 ...自由詩9*06-8-18

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