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つつましやかな紫煙の残り香が
わたくしの肩の辺りをただよって
広いような
また深いような
みずうみの表面へと消え
それはやがて
春と同化していくのでありました
からすの兄弟を乗せた小 ....
海面がてらてらと光る
冷たい色をたたえ
満月のすがたをうつす
車輪が砂を食べていく
一回転で七百十粒
車輪が砂をしいていく
後ろでもまた一回転
千四百二十粒
誰もいない
誰も ....
佐野権太さんの凪目さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
桜花
-
凪目
自由詩
7
09-4-5
胎動
-
凪目
自由詩
6
09-4-1
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