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華奢な花 ひらひらひらり 風に揺れ
薄っぺら これからふうと 膨らます
くるんとね 巻きひげ しれっと寄り添って
まだ開けない 緑の袋 ハッピーハッピー
内緒だよ 風船の家 ハートのお猿
競 ....
金木犀の花を瓶に入れ ホワイトリカーを注ぐ
ひと月ほどして 香りも色も酒に移った頃
金木犀の花を引き上げる

その酒は 甘い香りをたぎらせ 口に含むとふくよかな広がりを持つものの まだ ....
花柚子を貰った
実家のお向かいの家で
段ボール箱3箱も採れた内
実家でいただき、
そこから、
わたしも鍋いっぱい分けて貰った



柚子は好き
柚子胡椒も好き

柚 ....
私は、今とても腹が立っています。
とてもとても、腹が立っています。
どうしてだか、あなたにはわかりますか?
あなたはとても優しいし、心が広いし、我儘な私を全身で受け止めてくれる、 ....
絶望の谷に
叩きつけられたことの
ある人は

簡単に
浮いたり沈んだり
今日のメニューで
右に寄ったり
左に寄ったりはしない

眼を見てごらんよ
目が合っていても
捉え ....
ふれる

ふわり

まとう

ふわり

なぞる

ふわり

なでる

ふわり

かじる

ふわり

つまむ

ふわり



ふたりがひとつに ....
さらっとしながら
肌を刺すような
雪国の冷気も

真夏の高原の朝の
ぴりぴりくる
肌寒さも

その土地の
その季節が抱える
1日の予告

真夏のひまわり畑で
落雷や夕立も ....
首が回らないのに
辛気臭いが被さったら
最悪
食えないカビの温床

なんとか上げ上げで脱出したら
足を引っ張る奴の
便利屋にはならないよ
いますけど。

陽があたれば途絶える命
 ....
自分が書きたい詩を書くこと
読みたい詩が読めること
それだけの為に
命をかけていた



「おしん」の最終回のように
かつて、我慢に我慢を重ね
頑張る姿が人の感動を
呼 ....
「路上で突然ですが、
果物買ってくれませんか?」
「さっきまで
そこで売っていたのですが、
少し残っちゃって」



立川駅の歩道橋の下で
前を歩いていた人に袖にされた、 ....
気持ちが沈み込む日には
煮込み料理を
作るに限る

強すぎる想いは
香味野菜と一緒に束ね
鍋で煮込んでしまえばいい

「生野菜で出されたら
たまったものじゃありません」

 ....
みつつぶほおばる
あまやかな約束


ほほの裏側を
なでる、そんざい


そうだよね
でも


舌先でころがす
甘味
眠れない夜が
あるよね



あなたを
もとめている





ふざけていないの





眠れない夜がある
明日に
 清水昶氏の、デリカシーのない発言を禁止している掲示板「新俳句航海日誌」で、2000.10の頭に、お父上の清水武夫氏の詩集「火の学会の着席順(1974.3.30発行)」に残部があるので欲しい人は連絡く .... サイズを合わせろと木端にダメだしされて
身体中の関節を外してコンパクトに納めたけれど
これ以上小さくなれないんだよ
もうそれじゃ
何がしたいんだかわからなくなっちゃうんだよ 

掴むものに ....
               金を使っているもの
               だけでなく
               ほら
               この錆び色の茶碗も
        ....
         おでこを触らせてと言ったのに
         駄目ですと
         触らせてくれなかった

         照れているのかなと思って
         もう一度 ....
     俯いている
  
     苛立ちはこころを駆け
     涙は机に下垂る

     ー愛に育まれた女たちは
      夜は眠る時間だと
      知っているから
   ....
             紙風船に ふうって 
             たましい吹き込んで
             ぽんっ とあげる

             あなたの心に届くころ
  ....
               奇数行:奥主 榮
               偶数行:萌木 碧水

ふたを おいては
 くつくつくつ くつくつくつ
ぐつぐつとした空気を
 くつくつくつ ....
  静かに息を整え
  肩の力を抜いて
  見るヒマも無かった景色に瞳(メ)を留め
  足を止めていれば
  もう思い出の中の一コマにすぎないと思っていた
  そんな季節のように
  手す ....
言葉はわかり合う為の      
道標ではないかと        
思うのです           

ドアをあける前の足音で     
ただいまの一言で    
きょうの元気がわかるのは ....
エシャレットを植えたのだが
ワケギと見分けがつかなくなった

どうでも
日本の食卓にあがるエシャレットは
ラッキョウに土寄せをして
軟白栽培し若採りしたものらしい

タマネギもペコロス ....
るるりらさんの鵜飼千代子さんおすすめリスト(23)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
焔俳句_2__風船葛(フウセンカズラ)10句- 鵜飼千代 ...俳句13*17-7-27
桂花醬- 鵜飼千代 ...自由詩27*16-12-31
マーマレード- 鵜飼千代 ...自由詩28*14-1-8
親愛なる_あなたへ- 鵜飼千代 ...散文(批評 ...14*13-10-7
ちりつも。- 鵜飼千代 ...自由詩14*13-9-27
ふわり- 鵜飼千代 ...自由詩15*13-4-20
かたびら- 鵜飼千代 ...自由詩22*13-3-26
首が回らない- 鵜飼千代 ...自由詩11+*13-2-20
あの時、生きることが第一だった- 鵜飼千代 ...自由詩24*13-2-4
路上の野菜売り- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...17*12-11-22
ブーケガルニに束ねたら- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...15*12-11-3
甘味- 鵜飼千代 ...自由詩9*12-11-1
眠れない夜がある- 鵜飼千代 ...自由詩21*12-10-23
火の学会の着席順_清水武夫- 鵜飼千代 ...散文(批評 ...4*10-10-17
これ以上小さくなれないから- 鵜飼千代 ...自由詩19+*10-8-12
錆び色の茶碗- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-5-21
おでこを触らせてと言ったのに- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-3-28
俯いて- 鵜飼千代 ...自由詩22*10-3-2
言霊使い- 鵜飼千代 ...自由詩16+*10-2-19
交錯詩「お鍋」奥主_榮__萌木_碧水- 鵜飼千代 ...自由詩3*10-1-31
連詩_「無題」_奥主_榮__萌木_碧水- 鵜飼千代 ...自由詩5*10-1-30
あたりまえの言葉は_声は- 鵜飼千代 ...自由詩10*09-12-29
エシャレットとラッキョウ漬け- 鵜飼千代 ...自由詩17*09-12-26

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