つないだ手を
そっ、と離して
春までの距離を
歩数で測っていた君は
三十一歩でくるり、と振り返って
僕に何かを伝えてきた

如月駅を走り出した始発列車が
僕を追い越して
君を ....
鬼追いの鬼は        エッサホサエッサホサ躍る        火を両手に持ちポーズ決め        エッサホサエッサホサ        このリズムが正しい               竹を揺ら .... わがまま言っていいよ


僕の事 好きなら

もっと

わがまま言っていいよ


君の事 好きだから

もっともっと

わがまま言っていいよ


 ....
ねぇ、なんで子供の筆箱には
消しゴムが入ってるんだと思う?
 消すためだよ

ねぇ、なんで大人の筆箱には
消しゴムが入ってないんだと思う?
 消せないからだよ


私はまだ消しゴム入 ....
  灯りを消した部屋で
  そのはじっこのベッドの上で
  ぼくは夜の底へ沈殿してゆく
  そしたらいつか夜の一部になれるかしら



  夜は全てを隠すから
  ぼくは夜の底 ....
鼠色の煙が
昔この場所を制していた

今は
その煙を製造していた工場は
取り壊され
この世から姿を消した
人々は期待した
工場と共に
この煙も消え去ると

だけど
それは間違い ....
語りつくせぬ
 夢の果て

それは 
孤独という名の
影法師
付かず離れず
あなたの傍に

やがて影は
影に混ざり
夜の闇に
消えていく

傷跡が
やがて消えるように
 ....
どうも!
かくれんぼで鬼になったのはいいが。
百数えている間にみんなに家に帰られた事のある。
そんな日の夕焼けが目に沁みて仕方なかった僕がここにいます。


どうも!
当たりつきのアイス ....
光と闇は混ざらないよ

光と闇は敵同士だって?

それは違うよ

お互いがいないと生きていけないんだよ

だから光と闇は仲良しなんだ

だけど、お互いに相手を理解してるから

越えちゃいけない境を理解 ....
風から風へ
季節が変わる
いつもの風景が
広くなる

時から時へ
季節が生まれる
いつもの時間が
穏やかになる

音から音へ
季節が奏でられる
いつもの音声が
豊かになる
 ....
漆黒の夜が明けて

だんだん空が白んで

青空に変わったら

サヨナラしなくちゃ


楽しい時間は

あっという間に過ぎ去って

永遠に続くことはなくて

どんなに抱き合 ....
どうしようもないくらいに
あなたが好きなのに
上手く言葉にならないの

想うだけじゃ伝わらないって
よく分かってるんだけどね

積み重ねた想いの数だけ
臆病になっちゃう

 ....
朝が来て


夜が来て


また朝が来て




明日が今日に


今日が昨日に




過去の事


あの日の事



暮れていった沿岸線

 ....
 世界中では雨が降っている
 誰も天気予報を必要としない
 毎日人々は傘を持って外出している
 飛行機なんてない世界だから誰も雲の上に出たことがない
 雲の上には神様の国が存在していると信じら ....
なぁ 父さん
あんたはやっぱ俺の親父なんだよな
考えてみれば小さい頃からさ
二人きりで話すことなんか
ほとんどなくてさ
だから俺にとってあんたは
よく分かんない存在だった
前にいちど姉貴 ....
他人の痛みを理解しようとして
無理して心の奥底まで覗き込む
其処には自分の顔が映っていて
今にも泣き出そうな顔だった

春の音が別れの時を読む
残された日々の短さ
二度と会う ....
降りつづく雨は涙であるという
土をさらい根をあらわにして
僕の虚勢を暴いてゆく

両手を広げれば
僕はまるで木のようであるのに
こんなにも簡単に倒れてしまう

水溜まりには
強が ....
その時
あなたと私をつないでいた糸は
切れてしまいましたか
あなたは見失ってしまいましたか
もしかしたら
まぼろしだったのでしょうか
あなたと私をつなぐ糸は
そんなにも細かったのでしょう ....
お店のショーウインドウでみかけたおいしそうなパフェ
 白と赤や黄色や黄緑をちりばめたガラス細工みたいにきれいな パフェ

お手ごろ価格だったのと甘いものが食べたくなったのとで
 ついに頼んでし ....
キッチンの窓の向こう側から
太陽が大げさに光を射す
生まれた時から
寝たきりのお前
唯一お前の側にいる等身大の影も
最早その成長を止めた

ああ太陽はまぶしいな
ああ太陽 ....
ケータイを閉じて
どきどきする

今の言葉取り消して
そんな安い言葉取り消して

あなたの口から零れる言葉は全て
あたしの宝物になるけど
あたしから送る言葉は
有り触れたものじゃ嫌
 ....
夜中の12時
布団に横になり
ゆっくりと目を閉じる
段々遠くなる意識


ふと気が付くとここは。。。どこだ?
どこかの山の中
俺はひたすらに何かから逃げていた

気が付くと目の前に ....
ほら
雪の下が動いてる
小さな命が伸びてくる
一つ一つはわずかだけど
同時に少しずつ
湧いてくる

ほら
風が小枝を揺らしてる
小さな枝を揺らしてる
その先の方はつぼみが膨らんでる ....
図書館の中に
戦場はひっそりと息をひそめていた
爆音も叫びも飛行機のエンジン音やプロペラ音も
溜息も束の間の笑顔も
音のない写真に詰め込まれていて
それらは見る者の脳に聞こえてくる ....
凍りついた大地の中で
追放された身を引摺り
彷徨う一頭の狐あり

視界が利かぬ白き世界
我が子の飢え満たす為
鉄砲を持つマタギあり

雪原に埋もれているのは
春を待ちわびる草花達
 ....
ねえ覚えている?
初めてあなたと出会ったのは
裏通りにあった小さなヘアサロン
あなたはまだぎこちなくて
遠慮がちな手つきに
硬く閉ざしたこころの奥で
何かが弾ける音がした
(誰かを好きに ....
うにょん

君が言う。

うにょん


好きだ。


声が良い。 音が良い。

うにょん

幸せな気持ちになる。

うにょん



いろはに こんぺいとう
 ....
青信号が点滅すると
いつも
急がなきゃ
急がなきゃって

もちきれない
いろんなもの
おっことして

けっきょく
間に合わなくて
車が
ぶーぶー通り過ぎて
埃っぽくて
かな ....
 乾いた太陽の光を浴びて
 胸に光る星のまぶしさ
 艶やかな新緑がスタートラインで待っている
 昨日までのこと
 風船のように大空に舞いあがって
 すれ違いのベクトル
 約束の街角
 零 ....
どちらかと言えば
幸せな日常
何故か時々とっても不安

いろんな事が
虚しくなって
考える事が
どうでもよくなって


そんな時は
救ってくれる
あなたのダジャレが
 ....
1486 106さんのおすすめリスト(3936)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
如月駅- Rin K自由詩50*07-2-15
鬼追い- あるぺん ...自由詩207-2-15
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・=・- はち自由詩607-2-15
夜の底- 草野春心自由詩707-2-15
鼠色の町- 野薔薇自由詩2*07-2-14
「孤独」という名の影法師- 彌月自由詩3*07-2-14
どうも!そんな僕がここにいます。- もののあ ...自由詩45*07-2-14
境界線- テルテル ...携帯写真+ ...2*07-2-14
夢から夢へ- ぽえむ君自由詩8*07-2-14
バイバイ・ブルー- 三架月 ...自由詩7*07-2-14
勇気をください- 優飛自由詩9*07-2-14
仰いでみた- ビーチ自由詩1*07-2-14
雨雲に覆われた地球- はじめ自由詩7*07-2-14
回想- イヴ自由詩2*07-2-14
決別- 海月自由詩3*07-2-14
「そんな生き方」_(青年詩片)- ベンジャ ...自由詩9*07-2-14
- 渡辺亘自由詩6*07-2-14
パフェ- もこもこ ...自由詩3*07-2-14
彩る証- なかがわ ...自由詩1*07-2-14
ありがとう- ことは自由詩4*07-2-14
いつかの悪夢- テルテル ...自由詩207-2-13
毎日明日を待っている- ぽえむ君自由詩9*07-2-13
音のない戦場- 九谷夏紀自由詩11*07-2-13
無知なる夢の中- T’s自由詩207-2-13
原宿物語- 恋月 ぴ ...自由詩22*07-2-13
うにょん- 北大路京 ...自由詩23*07-2-13
点滅する恋- ふぁんバ ...自由詩7*07-2-13
無関係- 山崎 風 ...自由詩8*07-2-13
告白- 優飛自由詩6*07-2-13

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