異国からの手紙には 

乾いた砂と
あなたの匂い


次に逢えるのは

いつですか


同じ空で
繋がっているのに

遠すぎて
ぬくもりすら届かない

寂しいと呟き
 ....
夜に開いた
隙間を
埋めるように
雨の旋律が
耳に届いて
孤独にいる者の
遊び相手と成りはしないだろうか
滴の奏でる音が
たった一人の為の
優しさとなって
降り注いで
あなたは雨 ....
ふわり



帰宅ラッシュの駅のホームで

不意に香るあの人の匂い

名前もしらないあの香水

忘れもしない

アタシの精神安定剤


でも

もう手に入れることはか ....
安易な言葉に祈りを込めた
僕の声に意味など無い
無邪気な瞳には光が無い
錆びついたスコール
死を待つだけの人々
走り去る小さな
足でも腕でも
掴んだのなら
放してはいけなかった
 ....
誰かが扉を叩いてる
今の私では
私からでは開けられないので
そっとその扉を開けてほしい
本当はそれではだめなのは
わかっていることなのに

誰かが扉を叩いてる
いまの私では
私からで ....
骨折したら痛いよね
すっごく痛いよね
実を言うと
一度も骨折したことないからわからないんだ

骨折した骨ってさ
カルシウムが力を出し合って
前より丈夫な骨を作るんだよね
丈夫な骨はカル ....
生きるための熱。
生としての、光。
動くものの、命。
語っていく、魂。

ここに響く、心。
優しい、遺伝子。
泣くことの意味。
届けられる、声。

笑うこと、怒るこ ....
 おぼろげに見え隠れするのは明日の自分
 どうなるかなんて誰にも分からない
 しっぽをまいて逃げ出したいのに
 エイヤっと飛び込む勇気がほしい
 過ぎ去ってしまえば笑い話
 この壁の向こ ....
風に乗って流れ聞こえるピアノの音

集中力が途切れて
ふらふらピアノの前へ
「お前は俺を惹きつける何かがあるのかい?」
そっとピアニッシシモで呟く

破れたスリッパから
グロテスクな肉 ....
僕はこの世界の果てで
君を待っている
永遠という言葉を
君は信じているのかい
僕には
それは、とても遠くに感じるんだ
それはまるで
壁に突き刺した
針の穴から
壁の ....
想い出が散らばる机の上で
昔の色で塗られた 地図を広げよう

君が指す国の名を 僕が当てて
僕が当てた国の言葉を 君は流暢に喋って

僕達はあまりに小さい国の中に
未来を詰め込むんだ
 ....
夢は人であり
人はまた夢でもある

風は詩であり
詩はまた風でもある

絵は文字であり
文字はまた絵でもある

生は死であり
死はまた生でもある

音は色であり
色はまた音で ....
カフェの窓辺の席

ぼんやりと外を眺めてた



交差点を行き交う人々、車



ガラス越しに

水族館の魚を見ているよう



水族館の魚たちも

人間たちをじっ ....
真昼の空に白い月

目をこらさなきゃ 見えないの

目をこらしても 見にくくて

まるであの人の心、みたい

真昼の空に白い月

白い空の白い月

それは

見えないけれ ....
この手に触れてはいけない
この手は世界をつかむ手だ
この手は大きなことを成し遂げる手だ
おまえを抱きしめるためにあるんじゃない
この手に触れてはいけない

この手に触れてはいけない
この ....
八角形の小箱は
ブルーウォーターで満ちていて
覗き込めば
ぶちの鞠が回転している

それは
滑らかな哺乳類の群れだ
あるいは
みるく色の
貝類の
ひとかたまりに
溶けて


 ....
 想像力の無い頭を絞り出す
 せっかく三十編近くも詩を書いたというのに
 こんな出だしじゃ身も蓋もない
 自分の限界を背中で感じている
 はぁ やっと楽になってきた
 ここまで書ければあとは ....
僕の眼に
「何か」は
あるだろうか?
君の心を奪う
魅力的な「何か」が
僕の眼に・・・

僕の声に
「何か」は
あるだろうか?
君の胸を高鳴らせる
素敵な「何か」が
僕の声に・ ....
この涙が途切れたら
もう一度、前を向いて歩き出す。

前に進む気がある限り
きっと 人は
何度でも立ち止まることを許される。

泣いてもいいのだと、
もっと 声を上げてもい ....
泣きたくなるくらい、きみのことが好きなんだ


そう言うと貴方は本当に涙をぽろりと零した
それはきらきらと輝きながら貴方の頬を伝って
静かに私のおでこに落ちた

そんな貴方に抱き締められ ....
天使のような笑顔

鈴のような声

マシュマロのような頬


世界は君を中心に回っている

太陽は君を照らすために昇る

時間は君をより美しくするために進む


君は祝福さ ....
昨日と今日の境界や
夜と朝の境界は
どこにあるのだろう

ふと目を開けた瞬間
朝という今日がそこに待っている
夜という昨日を忘れてしまったかのように
本当は混ざり合っているのに
 ....
疲れているときに
「疲れている」と
言える幸せ。


泣きたいときに
涙が出てくる
という、幸せ。


孤独を感じられるほど
隣に誰かがいる
という、幸せ。




 ....
なぜもっと
気づいてあげられなかったのだろう
この花は綺麗に咲いているのに
葉は傷ついている

なぜもっと
気づいてあげられなかったのだろう
あの空はとても青いのに
空気は汚れている
 ....
つないだ手を
そっ、と離して
春までの距離を
歩数で測っていた君は
三十一歩でくるり、と振り返って
僕に何かを伝えてきた

如月駅を走り出した始発列車が
僕を追い越して
君を ....
鬼追いの鬼は        エッサホサエッサホサ躍る        火を両手に持ちポーズ決め        エッサホサエッサホサ        このリズムが正しい               竹を揺ら .... わがまま言っていいよ


僕の事 好きなら

もっと

わがまま言っていいよ


君の事 好きだから

もっともっと

わがまま言っていいよ


 ....
ねぇ、なんで子供の筆箱には
消しゴムが入ってるんだと思う?
 消すためだよ

ねぇ、なんで大人の筆箱には
消しゴムが入ってないんだと思う?
 消せないからだよ


私はまだ消しゴム入 ....
  灯りを消した部屋で
  そのはじっこのベッドの上で
  ぼくは夜の底へ沈殿してゆく
  そしたらいつか夜の一部になれるかしら



  夜は全てを隠すから
  ぼくは夜の底 ....
鼠色の煙が
昔この場所を制していた

今は
その煙を製造していた工場は
取り壊され
この世から姿を消した
人々は期待した
工場と共に
この煙も消え去ると

だけど
それは間違い ....
1486 106さんのおすすめリスト(3930)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星哀砂夢- 彌月自由詩5*07-2-18
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新たなステージ- 山崎 風 ...自由詩407-2-17
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冬の残る_春の中で- ウデラコ ...自由詩3*07-2-16
特に題はないけれど- ぽえむ君自由詩11*07-2-16
水族館- ajisai自由詩7*07-2-16
NOON_MOON- 春日野佐 ...自由詩6*07-2-16
この手は- 未有花自由詩14*07-2-16
レモン海- 佐野権太自由詩26*07-2-16
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「この涙が途切れたら」- 和 路流 ...自由詩2*07-2-16
見えるのは一面の青空と、白い雲。- くろねこ ...自由詩907-2-16
エイミー- 三架月 ...自由詩5*07-2-16
- 青の詩人自由詩3*07-2-16
幸せ- かとうゆ ...未詩・独白1*07-2-15
なぜもっと- ぽえむ君自由詩14*07-2-15
如月駅- Rin K自由詩50*07-2-15
鬼追い- あるぺん ...自由詩207-2-15
「だから。」- BM自由詩3*07-2-15
・=・- はち自由詩607-2-15
夜の底- 草野春心自由詩707-2-15
鼠色の町- 野薔薇自由詩2*07-2-14

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