上司のお母さんが亡くなったので
お通夜に行くことになった
周りの人の香典をいくつか預かり
初めての列車に乗った

これから何度乗る機会があるのだろう
列車は住宅街を抜けるように走った
民 ....
代わり映えしない日常を歌っていきたい
明日も明後日もまた繰り返すだろう
この取りとめもない日々を
声高に少し背伸びして歌っていくよ

あのビデオはまだ貸し出し中かな?
あの犬はもう飼い主を ....
花に水を
料理には愛情を
ゴリラにはバナナを
ネズミにはチーズを
愛犬にはぺティグリーチャムを
週末には家族でドライヴを
カーラジオから聴こえてくる 懐かしいメロディ
街の向こうに沈む真 ....
まだ一緒にいたい・・・


それが本当なら
心からの言葉なら
一秒でも長くいられる術を
その手で掴み取ってくれればいいのに
なぜ君の足は
改札へと向かっているのだろう?
なぜ私を抱き ....
目の前にあるのは
二次元に描かれた幻想でしかないのだが
見る、という視覚に限定された感覚だけでなく
描かれた全ては私の脳に語りかけてくるようだった

ルーベンスの絵が見たいと呟いた私は
し ....
今日も雲が多いね

君が言うけど

雲があるから

太陽の存在が大きくなるんだろ?

一見

太陽の光を遮断したように見える

雲でも完全には遮れてはいない

だから君は空 ....
走ることは
ほんのすこし
歩くより早いだけで
大地に触れる回数は
結局少なくなってしまう
走るということは
触れないということか

月はやっぱり見えなくなる

世界から消えようとす ....
一人佇む夕暮れに
春を呼ぶ風通り抜け
時の移ろい見えたなら
春待つ喜び湧き出でて
畑の中の土を見る

土の匂いは春の声
歌はなくともリズムあり
その鼓動は夢語り
遠い空まで飛んでゆく ....
   理屈じゃないんだ

   理屈じゃ割り切れない


   それを恋と呼ぶのは

   間違っているのだろうか


   あの瞬間に

   あの言葉に

   ....
氷壁からは北風の怒号
  密林からは原木の咆哮
    荒地からは枯葉の乱舞

吐息は此岸ののりとに変わり
のりとは彼岸の呪いとなって
真っ黒になった耳かざりを震わす

そしてタナトス ....
彼はそこにひとりでいた。しかしそこにいたのは彼ひとりではなかった。
その屋上プールではたくさんの人間が半裸のまま死んだ魚のように浮かんでいた。
それは誰かが水中に劇薬の類を流しこんだからに違いなか ....
見上げた空は清々しいとは程遠く
目の前には道もなく崖が続いている

こんな心の中にも色々な言葉が渦巻き
足元は何もかもが混ざり合っているのが
透けて見える

選んだのは自分それでも引き止 ....
 実は昨日で18になって
 実感がないまま今日に なったわけですが
 変ですね
 二年前 死んでしまったあなたは
 まだ 22のまま
 なのに私はもう18
 おいついちゃうよ
  ....
気に入りの
花模様の傘の
模様の部分が
随分と手垢で黒ずみ
若くない自分は
その傘を持って
真剣な顔をして
駅へ急ぐ
自慢の大股歩き

いまだに
何処にも到達せずに
いろんな誰 ....
 漁り火が漁船の真ん中で燃えている
 ほうらもうすぐ魚達が集まってくる頃だ
 投網は十分前に投げておいた
 暖かい光に師走の魚達は引き寄せられてくることだろう
 腕組みをして魚を待っているおじ ....
トラブル続きの僕を支えてくれたのは

一度縁をきったはずの友人だった

初詣にトラブル事に巻き込まれません様にと

願を掛け何度か神社に足を運んだ

神様と宗教は信じていな ....
苦しいからもがいていたんだよ、悪い?

雑音が多すぎて耳をふさいでいたの

だからあなたの言葉なんて聞こえてなかったわ

缶コーヒーをぐっと飲み干して

かっこよくくしゃくしゃに潰した ....
これまでは恋人

今日からは友達



今は悲しみの方が勝っているけど

大丈夫だよ

心配しないで

決めたのは私

受け入れたのはあなた



楽しかったわ
 ....
春の代名詞

長い長い冬の寒さに耐え抜いて

温かい春を待ち望み
綺麗な花を咲かす

まるで

寒さに耐え抜いたすべての生物を
祝っているかの様に

しかし
その花も長くは続 ....
どこか遠くへ行きたい
どこでもいい
歩きではなく
自転車がいい
遠くへ行けるだろう
速く進めるだろう
風を感じるだろう
風を切るその瞬間が大切だから

どこか遠くへ行って
道に座っ ....
そこまで古くもないのに
とても遠い思い出の中でしか
もう息づいて居ないと思っていた

小さな居酒屋の中で
六年ぶりに合わせた顔達は
どれも少しだけ年老いていて
それでも変わらない声をして ....
いくばくかの希望

希望を泳ぐ

だれかの傍観者

だれかの人生、その舞台

はやく咲いた梅の花

素直に愛でることを忘れて


新しくできた喫茶店

ぼくは韓国のひとが ....
争いは終わったよ
もう戦わなくていいんだ
いろんな人の血と血が混ざり合って
大地を染め上げた
みんなおんなじ色だ
ただ真っ赤に
ただ朱に
混ざり合って誰の血か分からない
 ....
扉が開く
扉が閉まる
最後の客人が去って
君の誕生日は終わる
ソファーに残ったやさしい温もり
弾けないピアノ
吸えないタバコ
ところで
光より速いものが存在しないのならば  ....
いつもキミは毅然と

肩で風を切って歩いていく


キミの碧い目は

まっすぐと前を

揺ぎ無い未来を見据えて放さない


キミが言葉を発する時は

頭の中でよく考察した
 ....
ごめんね
誕生日も
星座も
忘れちゃったよ
だって生まれた日に惚れてたわけじゃない

ごめんね
血液型も
下の名前も
忘れちゃったよ
だって名前に惚れてたわけじゃ ....
グラウンドを白線が伸びあがり
休日の足跡をふまえるとき
光線はオレンジの斜面を傾ぎながら
予定の収穫を浚おうとしている

土の内部から気泡が生まれて
倒れた彼女を包み込んだけれど
それは ....
夕焼けも闇に染まり
少し先の道も見えない
自分の前を歩く人の足音を頼りに歩く
アスファルト特有の硬さに安心した

後ろからは僕を急かす様な声がする
誰かが苛立ちながら僕が歩くその ....
その日曜の朝
世界は僕らを迎えに来た
君は犬を放し公園ではしゃぎながら
犬の首輪を世界にかける

陽だまりの中に寝っころがり
お気に入りの文庫本の好きなページを開く
太陽の光 ....
ふとあの日の自分に誘われて

学校に足を伸ばした


理科室

実験をして失敗してる
あの子がいた


家庭科室

裁縫をして指が絆創膏だらけの
奴がいた


体育館 ....
1486 106さんのおすすめリスト(3936)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
迷信- たもつ自由詩907-2-21
日常- イヴ自由詩2*07-2-21
possibility- 自由詩4*07-2-21
surface- 三架月 ...自由詩3*07-2-21
歌う絵画のように- 雨露 流自由詩2*07-2-21
太陽- テルテル ...自由詩1*07-2-21
それとも指輪の刻印で- たりぽん ...自由詩17*07-2-21
春は人より時を知る- ぽえむ君自由詩7*07-2-20
気づいた- 逢坂桜自由詩5*07-2-20
屑篭の短詩- 信天翁自由詩2*07-2-20
彼の場合- んなこた ...自由詩307-2-20
岐路に立ち- 茉莉香自由詩5*07-2-20
18歳_- くるす.wh ...自由詩5*07-2-20
- Six自由詩507-2-20
漁り火- はじめ自由詩2*07-2-20
トラブル- DirectConnec ...自由詩12*07-2-20
強がり- yoshi自由詩307-2-20
be_my_friend- 三架月 ...自由詩6*07-2-20
- テルテル ...自由詩1*07-2-19
遠くへ行きたい- ぽえむ君自由詩13*07-2-19
乾杯!- 松本 卓 ...自由詩407-2-19
希望を泳ぐ- 吉岡ペペ ...自由詩407-2-19
The_End_Of_War- なかがわ ...自由詩3*07-2-19
パーティー(Party)- んなこた ...自由詩507-2-19
ジュリア- 三架月 ...自由詩4*07-2-19
存在- 多久蘭乱自由詩2*07-2-19
気泡- hon自由詩507-2-19
思考回路- 海月自由詩3*07-2-19
Sunday_Morning- なかがわ ...自由詩3*07-2-19
学校に- テルテル ...自由詩3*07-2-19

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