心配していることなんてきっと
うんざりするほど感じているだろうから
心配してますアピールなんてしない 
幸せを願っていることなんて
どうせ痛いほど感じているだろうから
言わないでおく
心配 ....
晴れていないのは
私の心で
強い雨が降り続く
彼女の気持ちを
抱きしめたいと
期待も込めて
希望する

星々よりも
蒼い月が輝く夜空を
欲する心が止まることなく
叫び出したい衝動 ....
はい、と返事をせず
あい、と返事をする
言葉に力を入れない
あなたに呼ばれるときは
もたれかかるように
あい、と返事をする
美しき季節に

身も心も癒されてゆく日々

若葉は風になびき

わたしは

頬に風をうけ

穏やかな時を過ごしている

憂いの雲はなく

初夏の日差しの中

全てが輝い ....
アダムとイブは

神のように

みえるようになった

そして

古代人は

バベルの町を築き

言った
                
神などいらない

祈りも

 ....
積んだ言い訳を一度崩してから
冷たい唇を太陽に向ける
折り重なるように君が手をかざすもんだから
鼻の頭が剥けたころ
ぼくたちは心臓の外で音楽をかき鳴らす

祈りも蔑みもくるくる回す指にから ....
ふーっと息を吐いているつもりで
実はこれが溜息だと気付く
そこにまたやるせなさを感じる
なにを悩んでいるのか
そんなに悩ましいことなのか
大したことなんてなにもないじゃないかと
言い聞かせ ....
君が僕のこと 興味をもって 
どんなことも知りたくなったら 
僕の育った町へ行って 
君の知らない 話をしよう 


なんて言っても 自然に囲まれた 
 ....
怠惰な日々に終止符を打つだなんて
想像するだけで笑ってしまう

この世は廻り続ける
いかようにも
なにがどうであろうとも

困ったような笑顔を見せて
寂しげな容貌で
スレンダーな力強 ....
誰かが来るのを待つことはない
何かが訪れない理由を
考えることもない
途切れがちな映像の中で
ピアノの音と誰かの笑い声が
透明な膜を隔てて共鳴している
何かを
落としてきたはずだ
そも ....
夕暮れの町並みには グレイが似合う
赤でも青でもない
喧騒を忘れた美しい光が 交錯する瞬間

それは シグナルだったり 
少し早い 月の女神だったり
今 落ちんとす 太陽光線だった ....
正しいコードを押さえて
歌う歌は希望のものじゃないといけない

先生が言うんだ
何度も 何度も
もう耳にタコが出来てしまったよ

僕は君ほどにギターは上手くないし
才能もないから音楽家 ....
君の胸元で十字架が揺れる
神様の創ったという楽園はもうすぐだよ
だって子供たちの笑い声が聞こえる


カビの生えたパンを大切そうに抱いていた頃は
幸せというものが此処にはないのだと信じてい ....
もう怖いものはない
願いは
叶ったんだね
神様は
応えてくれた
長い間祈りつづけた
切実な想い
どんなことにも
動じない
情に流されず
欲望に負けない
容易く泣きもしない
理性 ....
熱を含んだ空気が舞う
まだ春だというのに
新しい制服は
この肌に馴染まない
だから遠くへでも行こうか
誰かの悲しむ顔は見たくない
けれど自分でいたいから
あんなに簡単だった
ブランコもすべり台も
なんだか怖い

大人になるのが
あんなに怖かったのに
いつの間にか
子どもではなくなっていた

どんなに速くても
どんなに高くても
気持 ....
――黄金が憎いのだ
魅入られ 争い奪い合う 不動の価値が
金の卵を生む鶏は腹を裂かれて殺された
その輝きが飼い主を愚かにした
鳥でも蛇でもおよそ卵には天性の美のフォルムがある
それは新たな命 ....
消えない影となってつきまとう嘘
夜には全てが影となる
夜には全てが嘘となるのか

あるいは

ひかりがつくる影、以外は
全てが真実であるといえるのか

あるがままをみれば 転ぶ
人 ....
 黄緑色の日輪が大地を包む朝。
 夢を見る人々の衣は虹色で、頭上の天使は
 煌びやかな金粉を撒いている。
 祈りよ、天に届け。

 流転の中で千変万化する魂は
 一輪の花によって極まれ ....
 駆ける

 風を追い越し 100m

 架ける

 君の願いでこの空に虹を

 描ける

 目の前に広がる一次元の世界

 懸ける

 初めてなんだ神頼み でもここは ....
僕たちは路上で生まれた
真夏の焼けただれた
豊かな道路の上で
乾いた轍だらけの道路は
遥か彼方へと肢体を投げ出して
欲望を沸き立たせていて
いつだって娼婦の顔をしている
僕たちは ....
着弾まで伏せもせず目に映る絶望を見つめていた

物理学、化学、科学、人の手、努力、家路、寝顔、背広の匂い、

明日から、今から、どんな努力をしたらいいのか


沖縄の空をミサイルのつくる ....
欠けた月が気に食わない と云って
それが満ちれば もっと大きいのが欲しい と云う

きれいなお人形 欲しがったくせに
それがだんまりなら 寂しい と云う


グスコーブドリになり ....
おとなの字じゃないから
と口をとがらせたとき
ルーズリーフに
野花が咲いたのかと思った
息づかいのリズムで
少しだけゆれる髪と
同じようにさらさらと走るペン
の後に花が咲いたのかと
あ ....
夕餉のおかずの買い出しに
老犬を引っぱるように散歩へ出て
明日の予定に思いを馳せるともなく馳せながら
路傍に伸びる植木の影に目をやってふと
いま自分が神様の時間の中にいることに気付く

神 ....
意味のない涙が
また頬に道を作った

定点カメラで観測する貴方の庭は
わたしに季節を教えてくれる唯一のもので
若葉が鮮やかに揺れている
太陽に向かって咲く花は
目に沁みるほどに黄色い
 ....
見えないものを見ようとし
聞こえない音を聞こうとし
愚かでもあいそうと
恐れおののいて
さよならも言わないで
どこかへ行ってしまうって
そんな、そんな、
こんな、どんな、
あなたのなか ....
大きくなったら何になりたいの?
将来の夢は?

絶対に嘘はついてはいけない、人の傷みのわからない人間にはなるな、女の子がそんな言葉を言ってはいけません、男の子なのに泣いては駄目だ、ものを粗末 ....
月が掴めると

走る木の葉の音
 
名を呼び手を引く

星は掴めたの?

続きは寝ながら

物語を話してあげる
さぁさ、おいでよお嬢さん
見たくてたまらないって顔を騙す必要はないさ
さぁさ、おいでよそこの紳士
上辺だけのお遊びなんてもう飽きてしまっただろう

パッとライトがついて見渡すテントの中
わ ....
1486 106さんのおすすめリスト(3936)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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バベルよ- 星丘涙自由詩2*17-5-9
はなしてバイバイ- カマキリ自由詩617-5-8
またまた- 坂本瞳子自由詩3*17-5-8
ギフト- 讃岐どん ...自由詩2*17-5-8
今宵もまた夜は更ける- 坂本瞳子自由詩1*17-5-8
グラスはもう少し曇っていた- noman自由詩217-5-8
フライング・ムーン- 藤鈴呼自由詩1*17-5-7
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憂鬱- 卯月とわ ...自由詩217-5-7
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ブランコ- 小原あき自由詩4*17-5-6
ある錬金術師の告白- ただのみ ...自由詩9*17-5-6
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サクヤ- ヒヤシン ...自由詩3*17-5-6
か・け・る- 佐白光自由詩1*17-5-6
路上- 葉leaf自由詩217-5-5
着弾まで- 吉岡ペペ ...自由詩217-5-5
ほしがり_つよがり- 青井とり自由詩217-5-5
帰る(五月雨降られ)4- AB(な ...自由詩7*17-5-5
神様の時間- 青井自由詩117-5-5
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銀河の鉄道- やまうち ...自由詩217-5-5
she_said- 木屋 亞 ...自由詩4*17-5-4
夜風に寝る- 勇姫自由詩217-5-4
ショーの終わり方- 卯月とわ ...自由詩217-5-4

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