君を救えるのは僕しかいないと
本気で
信じていたんだよ
ただそばにいるだけで
なんでも知ってると思ってた

見通しのきかない闇色は
いきなり目の前にあらわれる
笑顔だけずっと見ていた ....
遠距離恋愛 似合わないね
まだ続いていたんだ
以外だね

私だってそう思う


こんなに近くに
君はいるのに

君が私に一生懸命なのを知っていて
私は彼の話ばかりを君に聞かせる ....
父がくれたブタさん貯金箱に
思い出を詰めていく

新しい家に
わたしの部屋はない
巣立つ準備を婉曲に促されて
寂しさの余白が
無愛想なブロック塀で隠されていく
その白色は
この手で汚 ....
瞬きの回数分
世界が生きていた

ぱっと
開いたかと思えば
すぐさま
消えるのだ
一億頭の羊でも足りないはずの
このくりかえし

その度
世界は生まれ変わって
ぼくの前に現 ....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく

しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく

戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦争や殺人 ....
 僕は放浪の旅に出ることにする

 僕が死ぬまで続く旅

 誰にも止めることのできない旅

 人生の旅のような旅

 久遠を望むような旅

 この旅に望むべくものは何もない

 ....
朝から雨が降っている
窓を打ちつける音が響いている
心の音は天の音
雨音がだんだん強くなってくる
耳を塞いで
穏やかな風を思い出す

朝から雨が続いている
もうすぐ春だというのに
土 ....
弱気な僕の
精一杯の勇気に

あなたはあっさり
うなずいてくれたね

外は、雨。
少し前から降り出した
どうやら当分止みそうにない


開いた傘に
むかえ入れる

戸惑いな ....
のどまで出かかって
そして飲み込んだ言葉は
それはもちろん胃袋ではなくて
広い意識の海へと戻されていくのである

そこでは無限と有限が背中合わせに
宇宙までも漂いながら言葉たちは
忘れな ....
  君を愛する
  と告げるとき
  その言葉にわずかに
  哀願の響きが混じった



  それを嫌ってか
  いつからかその言葉を
  告げなくなった恋人に
  それでも愛して ....
みじかい泣き虫夢を見てる
らすとワルツが踊れなかったから
いしを抱いてみじかい夢を見てる

じいっと黙って言葉をこらえて
つちの匂いだけが冷たくてやさしい
とすかーなの事を考えて ....
私が今どこにいるのか
あなたには
分からないかもしれません

でもいつか私は
一つの灯台となり
私の存在を
あなたに知らせることでしょう
広大な海をも超える
確かな力を手に入れて
 ....
小さな頃から影踏みが好きだった

だから

今でも雨の日は気分が憂鬱になる

晴れの日は決まって

誰も来ない工場の裏手の空き地に向かった

降り注ぐ陽光の中

僕は自分の影が ....
秩序にならない秩序が
宇宙にこっそりとバランスを与える。

リンゴにならないリンゴが
今日出荷されたリンゴの真っ赤を演出する。

言葉にならない言葉が
涙腺とやけに密接な位置にある。
 ....
私の理想の形が
あっけなく崩れてしまって
ひどい混乱を隠せない

キミは”こんなもんだよ”と言うけれど
もしキミの尊敬するミュージシャンが
何かの拍子にあっけなく死んだら
そんな淡々とし ....
昨日までの鬱屈を
雨が洗い流したのか

カーテンを開けると
底抜けの空のあおさが
広がっていた

一週間の汚れを
一緒くたに
洗濯機にぶち込んで

ガラガラ回しながら

 ....
 広い空の見えない街角
 電線に雀が止まってさえずる
 地を這いつくばる俺達をどう見ているのだろう
 
 擦り切れて勢いのなくなった魂は
 春の暖かな太陽を切望している
 透き通るよう ....
午後1時がかたどる窓の光線
電子ジャーのふきんに居て
お茶の湯気
キラキラとたちのぼり
しゃべりまくる徹子
テレビの中で2時を待つ

宇宙の果てのむこう側
むこう側にも果 ....
真っ直ぐな道を、今、ずっと夢見ている。
前を向こうとするほど、進みにくくなる この道。
でも
僕は、行くよ。

今の自分の力を
もっと、素直に信じてみたいんだ。
欲しいものは ....
隣のビルに

ビルが映る

夕暮れの汐留

オレンジの残光と

やがて来る薄紫の時


乱立する樹木のように

背の高さを競い合う

無機質な生き物

都会の森
 ....
まるであんぱんを分けあうように
二人はその心を互いに分けあった

まるで紅茶にいれた角砂糖のように
それぞれの心に溶けて一体となった

まるでエルドラドを目指す旅人のように
二人は二人で ....
天球の下で深呼吸した
魂と宇宙とが繋がった
身体の震えが止まらない
精神が歌うこの世界の歌
この限られた世界の歌
月の光に照らされて
足元に広がるこの世界の歌
胸元が温かい僕という人間の ....
あんたはほんまにきれいに切りよる
すうっていう音が聞こえてきそうになるわ
あんたの血はきれいやな
そこに顔を映すとき
一番うちが奇麗に見えるわ

あんたの切り口を見てると
だ ....
  完璧な春の下を
  僕らはゆっくり歩いている
  見慣れたはずの駅が今
  妙によそよそしく見える
  空は青くて風も澄んでいて
  光もくっきり射している
  でも僕の体の中 ....
残業の仕事につかれて夜道を歩いていると、
遠い空の下にいる君の声が聞きたくなり、
携帯電話を持たない僕を、
闇に光る電話ボックスが声も無く呼んでいるようで、
僕は今夜もガラスのドアの中 ....
過ぎてしまった過去を。
蒸し返すことは良くないけど。

いつも一人ぼっちの時に。
思い出しちゃうんだよ。

楽しかったな。

悲しかったな。

苦しかったな。

可笑しかったな ....
窓際で、本を読んでいる
風がさらさらと長い髪にふれている
春の香りがあたりに漂う
時々体の位置を変えるたびに
自分の存在に気づいているのかと不安になる

こんなにも後ろめたいことなら
い ....
社会の授業で
何も考えることなく
黒板の文字を
そのまま写していたあの頃

ページを変えなくてはならなくなって
めくったまではいいけれど
ふと何も書かなくなった
理由は何もないけれど
 ....
私の住む この街にも 雪が降りてきた

長めのマフラー纏った 君に会いに行きたい



ヒザの上まで積もるかな  雪だるま 作りたい

ピンクのマフラーが似合う 君に会いに行きたい ....
「ねぇ 私の事好き?」

「何?いきなりそんな事聞いて。」

「いいから答えて私の事好き?」

「あぁ 好き好き 決まってんだろ。」

「どのくらい?」

「なんなんだよいったい。 ....
1486 106さんのおすすめリスト(3936)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ロマンチック__アイロニー- 黒い鴉自由詩407-2-23
たやすい- スプート ...自由詩3*07-2-23
ブタさん貯金箱- 士狼(銀)自由詩14*07-2-23
瞬きの数- 乱太郎未詩・独白20*07-2-23
ヒト- 北大路京 ...自由詩13*07-2-23
天国への旅- はじめ自由詩4*07-2-23
地球が重くなっている- ぽえむ君自由詩9*07-2-23
- うにかぜ自由詩3*07-2-23
84、言いかけた言葉_【いいかけたことば】- 雨宮 之 ...自由詩3*07-2-23
恋人よ- 嘉野千尋自由詩9*07-2-23
るしあーの- ギガ映発自由詩907-2-23
大灯台- 三条麗菜自由詩11*07-2-23
影2- yoshi自由詩207-2-22
不完全ビューティフル- ブルース ...自由詩3*07-2-22
eternal_wish- 三架月 ...自由詩3*07-2-22
*シチューを煮込む鍋の隣で*- かおる自由詩16*07-2-22
せめてため息は- 山崎 風 ...自由詩807-2-22
木に登る- 七味とう ...自由詩9*07-2-22
「クオリティー・オブ・マイライフ」- 和 路流 ...自由詩4*07-2-22
ビル- 深月アヤ自由詩3*07-2-22
あぶく- 436自由詩4*07-2-22
僕は生きよう- ジム・プ ...自由詩5*07-2-22
赤い糸遊び- なかがわ ...自由詩7*07-2-22
春の一歩- 草野春心自由詩407-2-22
また一つ、愛が終わった。_- 服部 剛未詩・独白7*07-2-22
てのひら。- 狠志自由詩307-2-22
窓際- 暗闇れも ...自由詩3*07-2-21
真っ白な思い出- ぽえむ君自由詩24*07-2-21
雪の降る日- 北大路京 ...自由詩7*07-2-21
キャッチボール- 優飛自由詩11*07-2-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132