まどろみの中で

あなたの体温を感じる

猫みたいに
ちょっと足先を
太ももの間に触れる

気がつくと
あなたの脚に足先は絡んでいた

胸に置かれた
右手には
あなたの左手が ....
僕にとってはどうだっていい
人間が思うことなんて
言葉もなく 流れた
詩には いつも
目的など ないだろう
垂れ流されるだけ
頭痛をもよおす
暗い部屋の ノートの上に
寂しい言葉を書い ....
陸に上がって

雨の味を確認する

鳥が鳴く

銃声が響き

拡散する

夜の光と

昼の星が

その役割を思い出し

夢を稼ぎだす

その擦過は

すでに終わ ....
人の欲しがるものを
与え
見返りを期待しない。
欲しいものは
全て与える

人の心を読み
何を望んでいるか
推測する。
たとえ自分の意に反しても
与える

人が嫌がる事は言わな ....
遠いところから吹いてきた
風を感じている

静かな部屋
月光が射しこんで来る
月を見上げている僕の姿は祈っているように
見えているのだろうか

忙しい日々にかまけて
貴方と向き合うこ ....
ライオン

静かに目を閉じて まぶたの裏側に
今日も君が居たことを 確かめる
それはとても 優しいひとりぼっちの楽園
そしてまた目を開けて 荒野の真ん中を歩く

強気だって言われ続けてる ....
つながらない
不安
つながることの
難儀

削除できない
発信着信
とり返しのつかない
関係性

つながらない
優しさ
つながることの
厳しさ

独りでは生きられない ....
あなたと出会って


瓦礫だらけの心の中に


少しだけ光を見ました



涙の雨がやんで


少しだけ


未来が楽しみになりました





嘘つきなニ ....
広い道のうえには

太い夜空が延びていた

商店街を脇にそれて

焼き鳥屋で腹をみたして

通りにでると風

風が吹いていた

外灯がまだ優しくなかった

宇宙基地に取り残 ....
自分を愛するように
互いに他人も愛そう。
そうすれば楽しくできる。

互いに教えて習って
互いに気遣い
互いに助けて

つらいけど
生きて行こう
互いに大切にする。
夜と朝とはどこで
つながっているだろう

虹と地面はどこで
つながっているだろう

私と私の身体はどこで
つながっているだろう

列車に乗る旅人の瞳に
変わりゆく世界の様が
つぶ ....
いつもなら、秋冬物を早々と買ってきて
早く着て出かけたいと気が急いているのにね

ことしは何だか少し違う
すっといなくなった夏が恋しくて
秋の早足についていけない

まだ大丈夫でしょうと ....
夜に影を落すのは誰。

誰かが影を落すから夜は更に暗くなる

夜の影を落とすのは君。

夜なのにピンク色に輝く街角で働く君
ばかみたいな声
ばかみたいな会話
ばかみたいな笑顔を振りま ....
CATV
虹専門チャンネル
天気予報サイトとは別に24時間
虹だけを映している

スタッフは皆、ヘビーデューティ
前線ごとにその雨上がりポイントを急襲したり
山間に低くかかる虹を車で追い ....
古本をさがしに
町に出たのですが

足をひねって
歩くのがつらく

花屋の前に
すわりこんでしまい

どこからか来た
蜂の羽音に

彼の目的が
花だと思いながら

か ....
「お会計の方が、560円になります。」

私は慣れた手つきでクラフト紙を折り
ていねいに本を包み込む
20代のOL風の女性は
ありがとうといって去っていった

電車に乗る私は
君が ....
北西からの冷たい冬の風
少し青空が覗けているけれど
私の頭上、分厚い雲はまだ去らない
大人だから、辛いときも耐えなくちゃ、ね

誰もなんにも言ってはくれないけれど
守られる前に守ってもらう ....
夜の夏に迷って
昨日の夏をたどった
歩きつかれて座る
椅子は今日もある

太陽は沈んで
君を隠してしまった
星の君は優しくみえる
ほんとの君みたいに

過去にもどされてみたかった
 ....
君は太陽だ
そう言ってくれる彼の顔は
ちっとも日焼けしていない

そういえば
彼とはしばらく逢っていない

そして
今夜も私は静かに沈む

太陽のように
新しい春の香りに

やわらかな陽射し 心の窓に射し込んで

広がっていく 溢れる気持ち

笑顔に変わる

またやわらかく強い世界創られて

生きる強さ 微笑みに溢れる
World Edge Rainbow

今まで溜め込んだ 数え切れない悲しみや絶望
全部集めたら たくさんの涙が流れたんだ
雨みたいに それは暗い夜に降り注いだ
朝になって 太陽が昇 ....
こないだね
井の頭公園にいったんだ

息子をふたり
おんぶに抱っこで

ふいに草笛が聴こえてね
知らないメロディなのにさ
懐かしかったよ
きみと行った公園で
聴いたからかな

 ....
 
 
一人行くと 決めていた

闇夜に去ると 決めていた

頭上の月は 虚しくも

一人の影を 映し出す

あの日二人で 見上げてた

優しい光の ままの月

今の僕には それさえも
 ....
壁にはたくさんの時計が掛かっている。
それぞれが、ばらばらな時間をさしている。

しずかな部屋に、音だけが響く。
せわしなく動いているのもあれば、
今にも止まりそうなものもある。
それぞれ ....
違うけど 違うけど うまく言えなくて
黙っていたから そうだってことになる
ほんとは違うって言おうとしたら
ほんとってなんだろうって思って話せなくなる

私はこう思ってるって言いたかったけど ....
 
 
明日晴れたらさ
勝浦に行こうかな
仕事なんて休んじゃってさ
海が見えるよ
朝市だってあるよ
そんな時間には
着かないかもしれないけれど

外房線に乗るんだ
上総一ノ宮行き ....
あるいていると
ふいに、なくしものがあるような気がして
ポケットに手をつっこみ
もぞもぞとやる。ほそいろじの電灯のもと
真夜中が
ひょっ、と背すじをなぜる
気配に目をみひらく

(ふり ....
堤防を歩いた
日差しを受けた
明るい水面が
僕にウインク


ここで新しく始めよう


堤防を歩いた
心地よい微風
足下を見ると
ひび割れたコンクリート


写真 ....
ねぇ、
あなたは
わたしを思い出すこと
あるのかしら


朝露に濡れる葉をみたとき

春の匂いがするお昼

真っ青な空に浮かぶひとつの小さな雲をみたとき

茜色のまぶしい夕日
 ....
 
 
傘のない世界で
きみに傘の話をしている
小さなバス停に並ぶ他の人たちも
そぼ降る雨に濡れて
皆寒そうにしている

ぼくは傘の話をする
その機能を
その形状を
その色や柄の ....
1486 106さんのおすすめリスト(3936)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まどろみの中で- 森の猫自由詩14*11-10-2
部屋の風- 番田 自由詩511-10-2
一昨日の夜の電気で出来た吐静の- 空中分解自由詩211-10-2
欲しいもの- ペポパン ...自由詩4*11-10-1
遠いところから- kauz ...自由詩6*11-10-1
ライオン- itukamitanij ...自由詩111-10-1
たづな- シホ.N自由詩311-9-30
希望と絶望と- くゆら自由詩311-9-28
外灯- 吉岡ペペ ...自由詩511-9-28
互いに- ペポパン ...自由詩3*11-9-28
連結器- 佐倉 潮自由詩211-9-28
秋の早足- うめバア自由詩611-9-28
夜の影- そよ風自由詩211-9-28
虹の足元に居合わせる。- 海里自由詩1*10-7-21
反応- まひ自由詩5*10-7-21
ブックカバー- 結城 希自由詩2*10-7-21
曇りのち晴れ- かのこ自由詩310-7-21
夏の夜- 朧月自由詩310-7-20
君は太陽- ミサイル ...自由詩210-7-1
- 鞘(サヤ ...自由詩210-3-2
World_Edge_Rainbow- itukamitanij ...自由詩3*10-3-2
音の記憶- こころゆ ...自由詩6*10-3-2
‐月‐- ‐弘‐自由詩510-3-2
時計- sh自由詩13*10-3-2
口べた- 朧月自由詩210-3-1
勝浦- たもつ自由詩1110-3-1
散歩- こしごえ自由詩4*10-3-1
Alternative- 寒雪自由詩310-3-1
かげ- こころゆ ...自由詩6*10-3-1
作り話- たもつ自由詩1610-2-9

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