いつかの悪夢
テルテル坊主

夜中の12時
布団に横になり
ゆっくりと目を閉じる
段々遠くなる意識


ふと気が付くとここは。。。どこだ?
どこかの山の中
俺はひたすらに何かから逃げていた

気が付くと目の前には崖
後ろには迷彩服を着た男

ヤバイ逃げられない

男がにじり寄る
俺は崖ぎりぎりへ
そして俺は足を滑らせ崖へまっさかさま


下は木が一本のみ
半月型の葉が揺らめいている


ああ


掴まなきゃ。。。死ぬ



必死で枝を掴もうと手を伸ばす
掴んだのは葉だけ


地面が目の前




そこでハッとなり目を覚ます


何だ夢か
嫌な汗をかいた

体を起こそうとした時




あの半月型の葉が俺の手の中にあった



自由詩 いつかの悪夢 Copyright テルテル坊主 2007-02-13 23:31:42
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