合理的で清潔で、迷いがない

自由で無責任で、自己責任で排他的で恣意的で、有限で
科学的で哲学的で、宗教的な世界が私に指し示した絵画
時間は正確で、太陽の動きとは関係が無く、季節は曖昧

 ....
一日についた溜息の数
戯れに数えてみた

一昨日で七回
昨日で十回
今日は八回

忙しさに比例して
楽しさに反比例して
寂しさとは関係なく

溜息の数だけ
幸福が逃げるんだよっ ....
 ひとりでどのくらい走ったのだろうか。地平には果てがない。アクセルを踏み続け、車外の狼と平行して草原を突き抜けた。狼はときに宙を跳び、ときに地をすべり追跡してくる。車体に草や砂利があたった。街の明かり .... 今起きている現実は
収束と発散が同時に行なわれ
ともに引き付けあいながら
バランスを保っている
心の中もまた
新たなる躍動と既存への安堵を
同時に満たそうとしながら
均衡を保ち続けようと ....


好きと嫌いが
ギアの上で揺れていました
わたしはちょっと迷いましたが
結局どちらとも決められないまま
右手で好きも嫌いも
すっかり覆い隠して
細心の注意を払い
 ....
 この星から遠く離れていても
 君を忘れない
 詩に深みが出るように
 ハチミツのような心に愛情をどっぷりと浸からせるよ
 君の魂の故郷に
 僕の想いはしゃぼん玉のように飛んでいくよ
 も ....
花を
花を摘みます
何度経ても
懐かしいと思う
春先
まだ小雪がちらつく

柔らかい
萌黄をすり潰した指先を
ほんの少しだけ
口に入れ
ほろ苦い
顔を
思い出しまし ....
図書館前のCDショップで 貴女の姿を見つけました


貴女が あまりにも眩しかったので

つい 逃げ出してしまいました


 ....
8本目の電車
 
見送る僕
 
閉ざされた踏み切りに
興味等ない
 
進むことこそ
僕の義務
 
20本目の電車が通る
 
ただ立ちすくんで
動けない僕
 
止まったまま ....
明日は
地球最後の日
あなたは
きっと忙しいから

今日
少しだけ逢いましょう
私は
すぐ戻ります
あなたもね

勇気をありがとう
少しだけ
やさしくなれた
こころの
太 ....
ねえ もう桜
見上げた空には 
花びら

去年とは違う君
去年とは違う僕
川面の色
遊覧船

舞い散る花びらも
さみしくない
こわくない

たとえどこに落ちようと

変わ ....
誤解だとしても君が怒ってるんなら

悪いのは僕なんだろうね

ごめんよダメな僕で


簡単に謝るくらいなら最初からするなって

君は言うけど

反省はしてるんだよホントに ....
東京の街に出てきました
あいかわらず僕はなんとか大丈夫です

と誰かに歌った人がいました
そしてぼくもまた東京にいます


東京は来るたびに汚くて田舎くさいと思います
人の臭いが強すぎ ....
 マテリアルな世界で
 確かに便利になった
 俺達を囲む電脳世界
 なんでもかんでも気軽に手に入る
 愛の薄くなった物質

 終わりが始まりの合図
 このまま
 このまま

  ....
もっと北の国では、雪が降るという。
ここでは雪は降らない。
でも、風が吹く。
そして、空が澄み、
星が降る。

極寒の異国で見た雪は、
見事な華の形をしていた
じっと見つ ....
運命というものが

鉄路にたとえられるなら

どこから来て、

どこへ向かうのか、

そのうえを走るということが

生きているということだ


銀河鉄道の夜

みずうみで ....
嫌になるときだってあるよ
そう言うと
友だちは笑顔でうなづく

さほど広く無い部屋に
ふたつ机を並べ
四十六時中
お互いの気配に触れ合って過ごす

それでも机と机を隔てる
背の低い ....
雨ばかり降るこの町では
カーテンはいらない

孤独に悩んだら
さっさと一人で太ってゆけ

緑のソファーは
お尻の形にくぼんでいる

テーブルクロス
は少女のペチコートだったものだ
 ....
あたしの気持ちが解んないって

あなたいつでもそう言うけど

つないだ手 離さないって事は

あたしの気持ち解ってるって事だよ



ほら あなたの手

こんなにも暖か ....
雨は止まず
 
降り続き
 
 
僕の心に
染み付いた
 
 
 
癒えない痛みが
あなたを苦しめ
 
 
 
藻掻くことも
許されない
 
 
 
 
いつ ....
今はただ逢いたい

あなたに出逢いたい

キミにも出逢いたい

とにかく逢いたい

そしてアタシを放さないで

この世界に繋ぎ止めて

必要とされている満足感と

存在を許 ....
最後の月日を重ねる
砂時計の砂は残り少なく
瞬きの間で全てが終わってしまう

緩やかに全ては前に行こうとする
私の背中を君は軽く押し
踏ん張りのない私の足は前に出て
君の少し ....
一、花の葬式

明日が急いでいたから
上手くエアポート落ちた
鞄に聞かれたクロワッサン
経験したら恋しい

画面いっぱい、銀色の群生
幻想は午前中

探してた新聞紙に
好きだっ ....
日が明るく見通せるから明日というけれど
何も見えないからこそ明日なのかもれない
日が今だから今日というけれど
何もしていなければ昨日と同じかもしれない
今日を大切にするということは
昨日の自 ....
青が足りない。
気づいたんだ、僕には青が足りてない。
手足がとてもぎくしゃくしてポリゴンみたいなのも
青が足りないせいなんだ。

気づいても、青は足りない。
依然、足りてない。  ....
さよならの仕方を
手の振り方を
忘れてしまったの
 
わからない
わからないけど
 
きっと、この体温が
バイバイの代わりなのね
 
倍の力で抱きしめて
そしたら
2倍幸せにな ....
なにかが始まる予感がして
私は一人立ちつくす

揺れる心
握るこぶし

強い風におもてを上げ
ただまっすぐ前を見る

なにかが変わる予感がして
私は一人歩き出す  ....
私は今でも忘れない
学校の帰り道
家に着くまでに
いろいろな影を踏んでいく
影踏み遊び
大きな木の影家の影
人の頭を踏んだこともあるけれど
鳥の影を踏めたときは
空を飛んでいるようだっ ....
君との待ち合わせは
 
いつもこの公園
 
この公園で君と出会い
 
この公園で初めてのデートをした
 
この公園は僕達にとって
 
大切な場所
 
そして
 
君と別れた ....
マッドなコーヒー
肺に重い煙草
疾走する世界の改変
歪んでいるギターフレーズ

中毒者のオブセッション
非正規雇用
歪んだ世界への応力
疾走するギターフレーズ

誰にも気付かれない ....
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