冬になれば夏に焦がれて
夏が来ると冬に焦がれる
そんな自分勝手な君を見るのも 
なんだか良くて

ポケットに隠してつないだ左手が
ひんやりと冷えた君の手に僕の体温を伝える
手袋をして ....
家族を見送る朝
友達と別れる時
恋人にオヤスミをいう夜


バカみたいな話だけど その都度

明日は逢えないかもしれない
今日のうちに死ぬかもしれない

バカみたいな話だけど  ....
星空は
誰かを亡くした後に見ると
もうせつなくて
全身の力を奪うけれど
残された人間はそのまま
生きるしかないのだから
永い年月をかけてでも
また
星空を見上げる勇気を

わたした ....
私は誰と言うよりは
なんで生きてるのって思想

生きる目的がない事は
死ぬ理由にはならないようだ
お母さんが出て行った
僕もお父さんも
泣いて 泣いた
ただ
まだ幼い弟は 何も知らず笑ってた

弟が「ママは?」って聞くたび
お父さんは泣きそうな顔をして
僕は聞こえないふりをする
 ....
知らなかった
気づかなかった

低温火傷
してたってこと


気づかなかった
気づけなかった

あなたの心も
熱かったってこと


ずっと触っていたかった
愛があります

行き場を失くして

さまよっています

暫らくすれば

消えてしまうことでしょう

まるで そこには

初めから

何も無かったかの様に

いずれ忘れて ....
目をつぶる
ここは街のど真ん中だ
雑踏・雑音・声あられ
過ぎる人々は舌打ちで僕をみる
ここでの知名度は約0%の新製品
これから試作を繰り返し世にでて羽ばたこう僕


敵はどこにいる ....
ほんとうは
本物が欲しかったのに
目が覚めて
枕もとにあったのは
ぬいぐるみ

だから毎日
ごはんを食べさせてあげました
お話もしました
一緒に寝ました
そうしたら
すぐに
白 ....
葬儀場建設反対
という札のかかった民家
の向かいに建っている葬儀場

人生を説く有名占い師
によって人生を左右される人
の家族が流した不幸の涙

ユビキタスとかマイナスイオン
という ....
長女{ルビ由=ゆ}{ルビ布=う}子
自由を{ルビ布=ひろ}める子と書いて
由布子
広めるどころか
自分自身 やりたい放題自由にしてる

次女{ルビ和=あ}{ルビ結=ゆ}子
和を結ぶ子と書 ....
イメージはね

うすいピンク

周りの空気が

ゆっくりと

優しさに包まれていく

君と出会った大好きな春・


イメージはね

さわやかなアオ

長いようで

 ....
人は死ぬ

すべてを終える

前に




人は死ぬ

誰かを残して

何かを残したまま






人の死を

笑うなよ



今もど ....
幻想を かすかに、いだきながら、

ぼくたちは、 恋をする。




それでも、やっぱり、

現実は おそろしくて、


なにかの幻想を いだいている。




もう ....
まだ秋
なんていっておきながら
夕方の寒さは冬

部活が終わって制服に着替えていると
テニスコートの外に
学校で飼っている黒猫

<おい
お前は何をやっているんだい>

黒猫はた ....
だって
 海を見ていたあなたがいたもん

だって
 地にたたずむわたしがいたもん

だって
 砂浜で風に吹かれて黙る二人だし

だって
 曇りの空とグレイの海の境があやふやで

 ....
都市
その足元は黒に染まる
灼けては、また凍える
現代の 大地とでも呼べるだろう

黒くなった三億の悠久
忘れられて
尊くも足下 誰も
誰も、考えはしないで

あんまり痛くて、裸足 ....
鍵はすぐになくなって誰かが拾った
落とし物は行ってしまった

落とし物は鍵を拾って
彼らもどこかへ行ってしまった

落とし物は落とされなくなって
後ろ姿は落とされた

彼らはここに残 ....
 朝目覚めた瞬間より疲れている

 カーテン越しの空が青いほどに煩わしい

 早朝からテンションの高いニュースキャスター

 辛過ぎてつけた瞬間に消してしまった

 起きてから30分で ....
ゆっくりと冷えていく
宇宙の中で
生命が生まれてくる
ゆっくりと冷えていく
心の中で
情熱が生まれてくる
今度こそは明かさない
明かせないと誓っても
詩は生まれる
それは生きようとす ....
君の街に雪が降ったとニュースで聞いた
君はどうしているだろう
僕の街にはまだ雪の便りはないけど
日に日に冷たくなる風の冷たさに
雪の気配を感じているよ

君が学校を辞めたと風の便りで聞いた ....
石と罵声が飛び交うなか
彼女はそっとギロチン台へと足をかける
嵐のような時代を駆け抜け
今は不思議と心は静かだ

ふと
あるメロディが聞こえた気がした

幼い頃の
小さなモーツァルト ....
     干瓢もなく、
    胡瓜も
   ピンク色した田麩も
     高野豆腐もないままに
    風は吹き

    サラダ巻きでも、
     納豆巻きでも、
      鉄 ....
細長い緑の廊下 
暗い足音を響かせ 
連れられてゆく黒い囚人 

彼の手から発する不思議な力 
病の男の腫瘍を吸い取り
哀しむ女の涙を拭い 
踏み潰された{ルビ鼠=ねずみ}を再び走らせた ....
夕焼けがきれいな日に
湖に半分しずんだ真赤な鳥居
車窓から見えたの、
赤い世界

息がとまりそう
このまま、
閉じ込めてほしいと叫ぶ
瞳のなかで

流れる ....
空にはいつも夢があった
憧れが青くきらめき
愛さえも赤く燃えていた

だけどこんな曇り日には
未来が見えなくて
泣き虫の君の瞳から
大粒の雨が降る

悲しまないで 君だけは
決して ....
おいしいもの
きみと一緒だと2倍おいしい

だってほら
ひとりじゃおいしーって叫べないし
ひとくちちょうだいって
おいしいものふたつ味わえる

きれいな景色
きみと ....
たとえば
あたしがこうしてパソコンに向かっている間
森林がものすごい勢いで消えていって
いくつもの種類の生き物が絶滅していたり

たとえば
あたしがタバコを一本吸っている間
死を決意する ....
今まで将来の目標がなかったとは言わない。
けどはっきりした目標があったのか、
そう言われたら、うんとは言えない。
やりたいことはあった。
けどそれは漠然としすぎていて、
ちゃんとし ....
先が見えない一本の道。
立ち止まって見とれてたら、
たくさんの車が通り過ぎていった。

みんなどこに行くんだろう?
会社に行くのかな?
家族の下に帰るのかな?
友達に会いに行くのかな?
 ....
1486 106さんのおすすめリスト(3936)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ラブソング- 蒼依自由詩906-12-9
wish- 哀音自由詩5*06-12-9
流れ星- 小太郎自由詩406-12-9
神話崩壊- さえ自由詩4*06-12-8
残された子達- eris自由詩4*06-12-8
・低温火傷・- はち自由詩806-12-8
デリート- 優飛自由詩5*06-12-8
かぶきちょう- 李恵未詩・独白3*06-12-8
ねこのぬいぐるみ- チアーヌ自由詩606-12-8
見えない戦争- 436自由詩4*06-12-7
名前からの自由- WILLY自由詩306-12-7
・イメージ・- はち自由詩406-12-4
・人の死を・- はち自由詩506-12-4
カルマ- わら自由詩11*06-12-4
黒猫の便り- 緋月 衣 ...自由詩5*06-11-30
だって- メルメル自由詩406-11-26
60、アスファルト_【あすふぁると】- 雨宮 之 ...自由詩8*06-11-26
鍵のありか- アサリナ自由詩14*06-11-26
月曜の朝。- もののあ ...自由詩9*06-11-25
生命- 渡辺亘自由詩406-11-25
祈り〜遠い空から〜- 未有花自由詩13*06-11-24
マリー_アントワネット- ごまたれ自由詩15*06-11-24
竜巻- atsuchan69自由詩10*06-11-23
贖いの囚人_- 服部 剛自由詩12*06-11-22
赤い世界- lazy自由詩3*06-11-21
- 未有花自由詩15*06-11-20
しぇあ- lazy自由詩6*06-11-17
たとえば- ごまたれ自由詩12*06-11-16
目標- 野薔薇散文(批評 ...3*06-11-14
- 野薔薇自由詩2+*06-11-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132