僕は二人いる
 一人は僕
 もう一人は悪魔だ
 悪魔はいっつも僕の邪魔をする
顔まで一緒だ ただ心は凶悪だ
悪魔は両方の耳元で好きな女性の声で囁いて誘惑してくる
 当然のように僕 ....
ときめかせて
はなびらを解き放ち
冬別れの樹、予感
北風までもが人肌の温度
その飛ばす先の青空
気まぐれな季節は
いつも、ふいに帰ってくる

季節のない海の深みに
還っていくその前に ....
もし明日のある時唐突に
心臓が停止したとして
その瞬間を笑って過ごせるかな

帰り道で見た交通事故
ニュースで見た訃報
新聞を賑わす殺人事件

生まれた瞬間に
どんな風に死ぬかが
 ....
暖かな春空の下
君と歩く来週の始め
晴れたらいいなと
願いをかける

離ればなれの時が
見え隠れしても
今だけは
幸せを信じよう

冷たい風に吹かれながら
君と語り合ったこと

くだらない話で
夜明け ....
一人の部屋で
彼等はがやがやとしてしまっている。
思い出も一緒くたにしてしまうから
部屋がごみごみしてしまっている。
 
とうの昔に成ってしまったんだな、と少年野球用のグラブが寂しさを醸し出 ....
この 空に
風が 溢れかえっている

君よ
希望の 胸に
張り裂ける 叫びを 乗せて
キーボードを たたき続けて

理想の国を 
丹念に トレースする
君よ

きっと 春は そ ....
いつもよりほんの少しだけ
笑うことができるのなら
一日がすごく楽しくなれると思う

いつもよりほんの少しだけ
花に気づくことができるのなら
悩んでいることがすごく減ると思う

いつもよ ....
 僕は窓際のベッドの上にいる
大きな窓からは鈴懸けの木が葉を張り巡らせているのが見える
 部屋は六人部屋で僕を含めて二人しか患者はいない
 僕は不治の病に冒されている
 五月の程良い温度の ....
 こんな夜に君は何を想う
 僕は君に会う度に好きになっていく
 外が死ぬ程しんとしていて
 鼻が凍る程冷え込んでいる
 その中で星は眩しい程に輝き
 数多のドラゴン達や冬の妖精達や様々な種類 ....
いつまでも、いつまでも。



愛することを、
忘れかけてるのかも知れません。

また、あんな風に、
誰かを愛することができるのでしょうか。

こんな風になるのだったら、
もっと ....
春がきたら お花見に行こうよ
ふたり並んで 桜見て歩こう

哲学の道や嵐山行こうよ
春がきたら 春が来たら...


春がきたら お花見に行こうよ
木屋町通りや 京都御苑行こうよ

 ....
ずっとずっと遠くで波の音が聞こえたような気がしました
それが耳鳴りのように鳴り止まないのです

あれはいつのことだったのでしょうか
広い空の端っこに灼熱の太陽が半分だけ沈んでいます
そして海 ....
ねぇ
キミは今更
なんて言葉を吐いているんだろう
キミを傷つけるくらいならなんて
そんな段階はとうに通過してるじゃない

ねぇ
アタシたちはすでに
十分傷ついているじゃない
満身創痍 ....
桜はまだ咲かないね 今日の朝のニュースの話を
君も見てるってわかっているのに ふってみたりする
でも明日から暖かくなるらしいよ それ昨日も言ってたよって

なんだか落ち着かないな 本当に もう ....
綺麗にしか飾れない僕の言葉なんて
まるで役に立ちやしないだろうから
君がこの丸い地球の片隅で泣くのなら
僕も君と共に泣こう

君のもとへ行くには
この地球はあまりにも広いから
君を見つけ ....
視線の低い僕に繋がれた
のんびり足先まで溶け出す夕暮れと
女の子の目は右に左にゆれだすのが
振り子みたいだと僕は思ったり
たとえばあの踏切の手前に出来ていた
水溜りが死刑囚をモチーフにした絵 ....
朝がやってきてしまうことはあっても、
あなたとは夜にしか会ったことがない

外で会うと黒い帽子と笑顔で武装している

そこから見えるやわらかい髪の毛と、
少ししか見えない目を見つけたときに ....
背中の翼をひろげて
準備運動をしたら
さっそく飛んでみよう
ほら思ったよりも簡単でしょ?
風を包むように
大きく大きく羽ばたいて


さぁその調子で
おもいっきって
も ....
世界中にはいろいろな辞書があるけれど
私の名前はどこにも載っていない

類語辞典には
似たもの同士が集まっているけれど
私はひとり
ひとりぼっち
机の上でページめくっている
他の誰にも ....
宇宙旅行にでてみよう

銀河なんて小さなもんだよ
彼女はきっと映画のような
景色を期待しているはずだ

天の川には人はいないぜ
神話の世界は現実逃避
月がきれいだ君は衛星
それでも地 ....
昨日から降り続く雨に
貴方に会えない
不安が孤独に変わる
      
夢で見たあの場所を
探し求めて
深い森に迷い込んだ
貴方へのこの想い
      
いつ止むか分からない雨 ....
傘のほね
しずく垂れるさきっぽ
ぼうっと煙るような空を
みていた

置き忘れた想い
片手いっぱい
こぼさないように抱えたまま

見つからない答えを
いつまで待つの
むらさきの花が ....
午前十時


午前十時過ぎの
屋上でひとり 夢を見てる
螺旋階段を
上るきみ
をそっ と見つめていた

代わるがわる色を映す
水 たまりの空みたいに
流れているようで
留まって ....
友達と語る時
相談をする時
恋バナをする時
「海に行って話そう」と海に出かける

心がざわついた時
どうしようもなく悲しい時
寂しい時
海を見たくなり一人で海に出かける  ....
かたこと かたこと
僕の心臓が
どれだけ綺麗に
リズムを刻んでも

かたこと かたこと
僕の時間が
いつでも綺麗に
並んでいる訳じゃない

空は鈍い曇りだし
降るはずの雨は降らな ....
春だから
春だから ふと風に乗せて
あなたへと想いを運んでみたくなるのです
ここから少し遠くの街で
きっと勉学に励んでいるあなたに
想いを届けたくなるのです

春だから
春だから  ....
白く鮮やかに咲きほこる、
一本のモクレンの木の孤独を、わたしは、
知ろうとしたことがあるだろうか。
たとえば、塞がれた左耳のなかを、
夥しいいのちが通り抜ける、
鎮まりゆく潜在の原野が、かた ....
生まれ出る感情は
どこから湧いてくるのか
わからないけれど
森の中の泉のように
こんこんと
形を留まらせずに湧き出して
全身に流れてゆく
ある流れは海のような夢へと
広がってゆく
あ ....
いまここに
来たるべき夜の紺青は
誰しもの
奥深くに眠る
逃れられない
悲哀の色をして


春はいつのときも
悲しみ覚えたかたちを
おぼろに映すから
すこし涙もろくなる

さ ....
ただ ゆるりゆるりと流れる中で
時計の針しか停められなかった僕の手が
次に停めたのは
貴方の積み木を積む事と
紙飛行機を飛ばす事でした

僕の部屋は床が見えないくらいにそれらがありますが
 ....
1486 106さんのおすすめリスト(3936)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
僕と悪魔- はじめ自由詩2*07-3-30
季節にとかして- たりぽん ...自由詩18*07-3-30
さだめ- 松本 卓 ...自由詩307-3-30
春風ロマン- 和森朱希自由詩907-3-29
捨てられない症候群- 黒子 恭自由詩4*07-3-29
この野を荘厳し- アハウ自由詩3*07-3-29
いつもよりほんの少しだけ- ぽえむ君自由詩18*07-3-29
病院にて- はじめ自由詩1*07-3-29
神様が舞い降りた夜- はじめ自由詩3*07-3-29
弾痕。- 狠志自由詩507-3-29
春がきたら- 北大路京 ...自由詩13*07-3-28
予感- 緋月 衣 ...自由詩5*07-3-28
傷つく覚悟はできている。- 三架月 ...自由詩11*07-3-28
約束の合図- 蒼穹自由詩10*07-3-28
丸い地球の片隅で泣く君へ- 紫苑自由詩9*07-3-28
退化する雨- ねろ未詩・独白24*07-3-28
夜の住人- 猫のひた ...自由詩107-3-28
優しい飛び方- 優飛自由詩8*07-3-28
私は私- 壺内モモ ...自由詩6*07-3-28
ソニック- 蔦谷たつ ...自由詩7*07-3-28
雨…- @ショコ ...自由詩207-3-28
あじさい- ku-mi自由詩23*07-3-28
午前十時- ソティロ自由詩10*07-3-28
- muriel自由詩2*07-3-27
かたこと_かたこと- 松本 涼自由詩1107-3-27
春だから- はるこ自由詩5*07-3-27
三月の手紙__デッサン- 前田ふむ ...自由詩32*07-3-27
生まれ出る感情は- ぽえむ君自由詩8*07-3-27
夜光- LEO自由詩36*07-3-27
午前3時07分- 紫苑自由詩7*07-3-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132