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薄臙脂色に錆びた 夜に向かう空
冷める夜営の街 風がなぞって
そんな絶景の中に 悲しい唄の語り部がひとり
物静かに立ちすくんで 遠くを見やり 語りだす

「誰のためでもない この世界で」 ....
一ノ妙


その命の長さ 七つの月


おぎゃおぎゃと 君はどんな声で泣いたかしら

「ねぇ 見て 手を握りかえしてくれるの」

ちぃさなちぃさなお手手 小指をすこしだけ掴むの
 ....
るるりらさんの黒ヱさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
綻びの街- 黒ヱ自由詩117-3-28
手向け_会えなかった君へ- 黒ヱ自由詩612-7-21

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