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10473926ビケイムアメモリアルアカウント
揺れる砂時計
撓む視界
乱れ途切れる脈拍
凍える場
1235693ビケイムアメモリアルアカウント
嘗て弱者を愚弄し
無意味の ....
淡く褪せた
印画紙
残る影を
指でなぞる
あの子とつなぐ手
まだそのままで
ほんのりと
まろやかに
とろっ と
吐く 息
空中と空域
風鈴と風音
陽射と陽溜
浮かぶ絵は
すこしかわる
現地時間13:06
日本時間26:06
エセイサ空港を後に
呼んでいたジープを飛ばす
スカっとした青空
UVカットのブラックで見れないけど判るぐらい
久々に触れるギア ....
ちるりるはらら ちるりるはらら
小動物みたいに笑う
雲のように風のように溶けて流れる
そんなみんなの胸の内
涙落つる止め能はず
両の手のうえ細降る硝子の雪
肌に刺さら ....
夢で見た
赤く透き通った海の中
銀色に光る魚
深みへ行くのを追いかけて
たどり着いたはカップの底
深茶色の積み荷の残骸
檸檬の種
皆何も言わずに
私を見てる ....
木々の、音
風の、色
陽の、光
土の、香
そこに
君の、笑顔
木漏れ日の当たった
君の、寝顔。
口づけしちゃった、って言ったら
君は真顔で
「ばか。」
って。 ....
よく聞こえる。
とても聞こえる。
もっと聴いてたい‥
ずっとずっと
あなたのとなりで。
天空を見つめ
青空に輝く山吹色
僕の背丈を
とうに通り越した
まっさらな光を受ける
その姿
遠くからその群を
カメラに収めて
微笑む僕
夏は、好きだ。
....
ある人は
足取り軽く
またある人は
ズシッと重く
それでも会場へ向かう
人波
パリのエッフェル塔を全部オレンジ色に塗ったらどうなるだろう?
世界中の蜜柑の木を一本ずつ猫の額ほどの自宅の庭に植えたらどうなるだろう?
私の髪の毛を蛍光オレンジ色に染めたらどんな感 ....
私は
どこへ向かって
石を置いているのだろう
ずっと遠くへ行くため?
それとも
今居るところから跡を濁さず飛び立つため?
川に石を並べて渡ろうとしているように思えるときがあ ....
たとえば秋の紅葉のやうに
たとえば秋の輪舞のやうに
くるくると
栗色の巻き毛を人差し指で回すやうに
私のなかの私、も
なにひとつやむごとなく
回って、ゐたい
....
心音をメトロノームに
できるなら埋もれていたい
いつか来る安寧のなかに
肚、なくなって久しいが
これを求める人々があとを絶たないのを見るにつけ
渇望されていることを知る
現れる土壌でないことを
察していても
なお
すかすかの
からっぽ
からっ ・ ・・ ぽ
あたしいままで なにやってきたんだろ
ただ とどこおりなくすごして
ただ のぞまれるすがたとかたちをもとめられて ....
向日葵がいまだ咲き誇る ある昼下がり
ひとすじの光と 一杯の紅茶
画用紙とクレヨンと水彩を使って
思うまま描く
どデカイひまわり
満面の笑み
ループを拡げて拡げ切ったその先にあったのは……
白く輝く 暖かい光の大きな河だった
そう読んじゃった
そうしか読めない と思い込み辞書を引く気にもなれない
黄色い小さな花を綿毛に変えるそれは
いつも 僕のあたまのなかに 生きている
だれかの温かい手につられて
また踏んだあの甲板
そう 見なれた茶色くまぶしいところ
窓の外はお祭りさわぎ
色とりどりのじゅうたん 花畑のような
いつもぱっとしないこの町もこの日だけは ....