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疲れ果てた制服
ひとり、風を切って歩く
見慣れた通学路
憂鬱のひとつ
いつもの癖
何年も前に短く切り落とした髪
触りながら嫌気を紛らわせる
首筋を
秋の風が駆け抜ける
....
ずっとずっと遠くで波の音が聞こえたような気がしました
それが耳鳴りのように鳴り止まないのです
あれはいつのことだったのでしょうか
広い空の端っこに灼熱の太陽が半分だけ沈んでいます
そして海 ....
冬だって
やがてやってくる暖かさで
春になる
悲しみだって
やがてやってくる笑顔で
幸せになる
酸性だって
やがてアルカリ性と混ざって
中和する
キャラメルだって
やが ....
骨折したら痛いよね
すっごく痛いよね
実を言うと
一度も骨折したことないからわからないんだ
骨折した骨ってさ
カルシウムが力を出し合って
前より丈夫な骨を作るんだよね
丈夫な骨はカル ....
誰にも見られたくないから
急いで家に帰った
母さんが心配そうに声をかけた
でも
無視して階段を上がって行った
ドアノブをまわした
中には私だけの世界があった
そこにあるベットに滑 ....
オリオン座は海も陸の様に歩けるというオリオンのこと
月は月の女神であり弓矢の名人であるアルテミスのこと
二人は愛し合っていた
でも
兄のアポロンがそれをよしとしなかった
アポロンの言 ....
もし
出来るというのであれば
あなたの背中に耳を押し当てて
心臓の音を
脈打つ音を
そして
あなたの熱を
この耳で 手で 心で
感じたい
まだ秋
なんていっておきながら
夕方の寒さは冬
部活が終わって制服に着替えていると
テニスコートの外に
学校で飼っている黒猫
<おい
お前は何をやっているんだい>
黒猫はた ....
1486 106さんの緋月 衣瑠香さんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋季登校女子物語
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緋月 衣 ...
自由詩
6*
07-9-24
予感
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緋月 衣 ...
自由詩
5*
07-3-28
キャラメルティー
-
緋月 衣 ...
自由詩
14*
07-3-1
カルシウム
-
緋月 衣 ...
自由詩
5*
07-2-17
春待ち
-
緋月 衣 ...
自由詩
10*
07-2-5
オリオン座と月
-
緋月 衣 ...
自由詩
4*
07-1-29
新・枕草子_「叶うなら」
-
緋月 衣 ...
自由詩
5*
07-1-6
黒猫の便り
-
緋月 衣 ...
自由詩
5*
06-11-30
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