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穴を掘る

沈んでしまえるほど
掘りたいのに

ところで
もう覚えていない
あっちもこっちも忘れたという人が
川岸で待っている
らしい

どうか
思い出さないでね
そうしたら ....
夜の光が
差し込んで
夢みたいな
恋のイメージを
連れて来ました

いろんな色の
夜の光を
見つめながら
わたしの体は
開いていきました

ただのイメージだって
わかってます ....
もう見るのはやめよう
だって恋しちゃうから
できればそんなことはしたくない
あなたは今日も涼しい顔で
わたしに話しかけるけど

すでにもう十分に負けているわたしは
あなたに恋はしたくない ....
ひとりのほうがましなときだって
誰かを探してる
ひとりよりましな誰かを探してる
暇がつぶせて
楽しくて
鬱陶しくなくて
飽きたらオモチャ箱の中に入れておけて
でも
やっぱりひとりのほう ....
友達ってほどじゃない
それくらいの知り合いの
彼氏と知り合いになってしまった
彼女を知り合いだと
言いそびれた
ヤバイと思ったのは
見た目がタイプだったから
小柄な体のバンドマンで
ギ ....
あきらめたように
あなたは
横たわった
目を見開いたまま

この世の最後に
見つめる風景は
あなたの愛した場所かしら
それとも

思うほど
劇的な何かが
あったわけではなくて
 ....
家から
ずいぶん歩いたところに
金魚屋があった
知らなかった

金魚屋のおばさんは
15センチくらいの
お腹の大きな金魚を
ひょいと手のひらに乗せて
「こんなこともできるしさ」
な ....
ほんとうは
本物が欲しかったのに
目が覚めて
枕もとにあったのは
ぬいぐるみ

だから毎日
ごはんを食べさせてあげました
お話もしました
一緒に寝ました
そうしたら
すぐに
白 ....
1486 106さんのチアーヌさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
川岸で待つ人- チアーヌ自由詩608-6-26
夜の光- チアーヌ自由詩207-2-5
片思い- チアーヌ自由詩207-2-5
ひとりでいるひと- チアーヌ自由詩407-1-26
知り合いの彼氏- チアーヌ自由詩607-1-13
死体- チアーヌ自由詩807-1-11
金魚屋- チアーヌ自由詩1007-1-5
ねこのぬいぐるみ- チアーヌ自由詩606-12-8

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