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香辛料で必要以上に

欲を満たす食べ方より

薬になるような

からだにいい食べ物を

シンプルに調理して食べる

それがいちばんの食べ方なのだそうだ


夜空いちめん星の絵 ....
少年の勇気は無知と純のどちらだろ

まるで数万羽の鳥の群れが

クジラの骨でできたイカダにのって

星よりは遅く風よりは速く

目まぐるしく黒波を立てて旅にでる


教会の時計が ....
悲しみはいつものモノローグ

ぼくらを蟻みたいに

地上に張り付かせて

ドローンと海鳥のランデブー


失われた歌と八ミリの海

城壁の跡と草むらの年月

雨降るせせらぎは ....
ひとりで生まれ落ち

みんなと生きて

ひとりで死んでいく

孤独でも自由でもない

楽しくて悲しいだけだ


素朴な色彩の楽しみ

飛翔して行く悲しみ

悠久も刹那も
 ....
キリストが人を救おうとしている

キリストは世界記録のためにではなく

世界をもっと便利にするためにではなく

世界一の企業をつくるためにではなく

人を救うために死のうとしている
 ....
彼らはあたまが悪かった

可哀想なくらい

朝礼が終わるときまって煙草をすった

ほめられると当然だと思い

叱られると気にくわなくて狙われていると

脳みそに発生する弱い電気で本 ....
氷の絶壁をのぼる

手を汚さなければ

手を洗うことはないのだ

汚れるから洗うのだ

氷の絶壁をのぼる

進んで手を汚そう

そして、だから手を洗うのだ

汚れるから洗う ....
ちいさなものならボルトいっぽん

デブリは秒速8キロで地球のまわりを回っている

なのに映画や漫画いがい

デブリによる宇宙空間での大事故はない

ふしぎなことだ

隠ぺいされてい ....
ここは敗戦の昼下がり

夜はここは船室

昔なら観たければ借りたり買ったり

いまは繋ぐだけでいい

人影は自由

温かいビルや気にならないほどの緑

時間が経つのってなんて遅 ....
風が吹く

カーテンが膨らむ

紅茶を飲む

ミトコンドリアが寄生する

夢を見る

白くて普通な生活が

遠いエネルギーでうごきだす


車に乗るまえ木々がざわめく
 ....
霊的な事以外

妄想だったり

不確かなものだったり

そう痛感しているのに

バカさに驚いたり

怒ったりしている

オレは

バカだ


月が消える

地球の ....
壊されたあと

コンクリートの区画の名残

廊下やトイレやリビングか

なんてちいさな営みなんだ

けなげな遺跡


満月でもない月がくっきり

オリオンが真上で傾いている
 ....
カバンに詰めた記憶

ループのなかのスイッチ

そのスイッチにつけたカバン

それが書き込んだ記憶で

動き出すプログラミング


繰り返して生きている

心臓、血液、

 ....
謝る暇も

謝る準備をする時間もない

時代が悪いとすればこの点だ

けれどそんな点は

いろんなかたちで各時代に存在する


曇り空

寒い朝

風なき冷たさ

雲 ....
田畑に屋根に

素直なまでに雪降り積む

人生はトンネル

出口も入口も遠くて真っくら暗闇

田畑に屋根に

素直なまでに雪降り積む

理不尽なら理不尽を受け止めようか

 ....
傘傘傘傘

吹雪いていた

ひっきりなしに

舞い落ちる天のフケ

傘傘傘傘

踏まれた跡や

通った跡べちゃ

べちゃべちゃべちゃ


おーい、東京

雪や地震 ....
夜って奴は難儀する

世界がつながったり蠢いたり

蛍光灯にひとり照らされたりしている

あしたから

でっかく占める寒気団が

世界をすこし冷やす


なみだや眠気やじぶん ....
目に痛くない光を見つめる

見事なくらいの絶望を見せてあげる

ネオンを浮かべた夜の河と

丸福珈琲のブラックに映る電気の灯


揺れている

澄んでいる

泥や炭の汁みたい ....
オカリナふいた

しあわせ

しあわせ

星空に光

ふつうに
ふつうに

星空に光

みつけた

みつけた

まえからあった


濁りあるから

こそ光
 ....
会社を出る

日時計のころも

ひとは夜になると

目が見えなくなるぐらい

こんなに働いていたのだろうか


太陽が動く

時計回りの影が浮く

太陽と地球の信頼関係
 ....
これ以上なにを求める

ここよりソーマッチな場所は多分ソーバッドだ

ここが現実的にいちばん神秘で

善なる感情にあふれた場所に違いないのだから


宇宙とつながる、だなんて今さらな ....
ありがとうとか

おめでとうって

なにに対して言っているのだろう

存在に?
いのちに?
存在はいのちによって存在する?
こころに?
存在が放ついくつものこころに?
精神に?
 ....
マンションのベランダから

旧神田川と井の頭線が目の前に

左手には遠く吉祥寺

遥かむこうに富士山

ずっと飽かずに見つめていた


なにも変わらない

冷たい風をあびる
 ....
星空から光学ビーム

未知の怪物を撃破せよ

未知の原因にダイブせよ

ピラミッドは何千年前から

古代遺跡だったそうだ

ブラジルの自然界放射性物質が高いのは

なん万年前に ....
天動説のそらのした

まあるい都市がゆっくりとまわっている

紙でできたビルが

神様のじょうろで濡らされている


立ち向かえ

あなたとわたしの距離のあいだに

うつくし ....
ギターを弾きながら

ぼくをあなたは外に誘った

可能性なんてなかったのに

あなたはギターを弾きながら

ぼくを見上げて微笑んでいた


たぶんディープロンググッバイ

ふ ....
誕生日はなんでおめでとうなんだろう

これよりもっと素敵なことってある

んじゃないかなんて

誕生日はなんでおめでとうなんだろう

おめでとうっていつのことなんだろう

だれのこ ....
生存率0%の戦いになる

海沿いの町で風に吹かれる

ネクタイがHEROみたいだ

砂利道ふんでいざ事務所へ

つめたい風が強く吹く


テンションの低い奴がいても

おかま ....
新宿は滝の音がずっとしている

ひっきりなしに行き交う車の音なんだと思うけど

それは間違いなく滝の音なんだ


その音に近づいていく

歩いて歩いて近づいていく

目の前にとつ ....
オレはだあれも来ない神社の神様だ

霊格が

人格ぐらいまで錆びついて来やがった

だからもう腹も立たないし

だれかのために

一生懸命になるようなことももうない


金持 ....
1486 106さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(56)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不変と無常- 吉岡ペペ ...自由詩418-2-18
クジラの骨にのって- 吉岡ペペ ...自由詩918-2-18
地上の悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩418-2-12
その名は永遠- 吉岡ペペ ...自由詩418-2-11
死のうとするかのように- 吉岡ペペ ...自由詩218-2-11
人生で大切なこと- 吉岡ペペ ...自由詩518-2-11
氷の絶壁- 吉岡ペペ ...自由詩318-2-10
デブリ考- 吉岡ペペ ...自由詩318-2-10
敗戦の昼下がり- 吉岡ペペ ...自由詩318-2-8
ミトコンドリアが夢を見る- 吉岡ペペ ...自由詩218-2-3
今日の主役- 吉岡ペペ ...自由詩318-1-31
けなげな遺跡- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-30
ループ- 吉岡ペペ ...自由詩318-1-29
時代の空- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-28
雪と理不尽- 吉岡ペペ ...自由詩418-1-25
か弱い東京- 吉岡ペペ ...自由詩118-1-22
夜って奴は- 吉岡ペペ ...自由詩418-1-22
泥や炭- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-21
オカリナ- 吉岡ペペ ...自由詩518-1-21
日時計のころ- 吉岡ペペ ...自由詩618-1-18
遥か光- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-17
ありがとう/おめでとう- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-16
久我山にて- 吉岡ペペ ...自由詩118-1-15
ごほうび- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-15
天動説のそらのした- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-14
ふかい河- 吉岡ペペ ...自由詩1218-1-13
手のひらのケーキ- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-12
HERO- 吉岡ペペ ...自由詩518-1-10
新宿の滝- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-9
神社の神様だ- 吉岡ペペ ...自由詩318-1-8

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