みんなでていねいに
話し合って決めていくところに
意味がある
人の和が生まれてくる
上から目線や押しつけあいからは
地域の和は生まれない
笑うに笑えない

涙の
クリスマスプレゼント

できるなら
粉々に砕いてしまいたかった

ターコイズブルーの
恋のかけら

その一粒が
こころの隅に残って

チクリと痛む
 ....
 
たすけあい
ささえあい
かなしみあい
よろこびあい

そんなふうに
まいにちをすごしたい

こんないまだから
そんないまだからこそ

すこしのへんかをきたいして
だれ ....
田舎でもパワハラはある
地域の活動で記録係を前夜頼まれたが
はっきり断ったにもかかわらず
今日みんなが集まったところで
俺が記録係ですと会長から発表された
信頼を裏切る行為である
この人と ....
沈まない夕陽がないと知っている
木枯し吹く街知識にすがる


つまびらかにされたこの世の真実も
愛や恋には照れてるみたい


龍安寺の石庭をいま見る君は
海の果てまで見ている ....
{引用=*}
せり上がった斜面から景色は傾れなかった
すっかり土色になって個を失くしつつある
落葉の層の乾いた軽さ 熊笹の有刺鉄線
汚れた雪がところどころ融け残っている
眼は狐のように辺りを ....
ふるさとを後にして
私たちはやって来た

この足場を切断された
途方もない寂寥
ふってはわき、ふってはわき

緑の芝生にいつしか立って
思い思いに踊っている 
私たちはさみしいのだ
 ....
《美しく歳をとる方法》など、
持て囃されるなら

歳を取ると、普通にしていれば
美しく無くなるということだろう?


私は、もう、ぶっちゃけて言うと
美しく無くなっても、い ....
今日は友人の母親の百歳の誕生日だった
ワイフと二人でお花と牛肉を持っていった
百歳といってもまだ息子と二人で自宅で住んでいる
まだ自分で食べることができる
まだ自分の足で歩くこともできる
ま ....
武器を背負って駅の改札をでたら
街は暗くなってた

電飾の看板に吸い寄せられて
地下の酒場に入ると
店内はカビ臭い匂いがした
隠微な空気の中に
淫靡な雰囲気のHostessがあらわれて
 ....
世界の厳かが露わになるこの夕べ
わたしは静かに此処に留まり
在るものすべてに身を委ねる

まるで人生の鍵を手に入れたかのように 

在るもの在るもの輪郭鮮やかな世界が
おもむろに眼前に広 ....
12月になると
どこからともなく流れてくる

-----きっと君は来ない
一人きりのクリスマスイブ-----

天上のキリストも気に入って
永遠の命を与え

12月になると
不死鳥 ....
在るものの
騒然と沸き立つ
この時に
天空遥か、三日月は揺れ
わたしのこころは
予感に眩めき
銀輪輝く初冬の夜、
なべて救いは
胸奥より来る

なべて救いは
胸奥より来る

 ....
もしももしも君に夢中になるなって
いうならあの日を忘れさせてよ


丁寧にヘッドホンして壁向いて
出てゆく僕への思いやりだね


本を読む横顔をみて憧れた
高校二年の図書 ....
ゆっくりとぜんぶをなおしてゆけばいい
小雪の舞う中真っ直ぐ歩こう


黄緑の葉の舞う街を手をつなぎ
青空みあげてどこまでゆこうか


儚げな貴女の指はこんなに ....
同じ傘の中で
違う答えを出しても
ここは世界一
小さな屋根だから
身を寄せ合って
雨が止むのを待つ

ジーンズの色が
移るように
君の心を
少しでも似たような
青で撫でたくなる
 ....
眼が見ることのできる前に、
涙することをやめなければならない。
耳が聞くことのできる前に、
感じることをやめなければならない。*



僕たちはいつも
入り口の前で立ち止まる
様々な ....
赤ちゃんの双子パンダが木を登る
ただそれだけをテレビでみている


悪い人なんていないと美しい
夢を見れずに沈みゆく夜


朝に吹く風が調子を狂わせる
その優 ....
生命の接続は永遠に緩やかに
僕らの日常は神経症的な仕事ばっかりで

いつかの森にかえりたかったとしても
その森じたいが無かったりするんだ

僕らの無力さは充分発揮されて原子力がときに
地 ....
とてもとても悲しいこの胸が
プリクラをみて泣きそうになる


城の跡、城はないけど沈みゆく
雲海は空、数瞬の夢


貼り合わす心と心のその果てに
 ....
地域で防護柵を立てようという話し合いがあった
このまま放置していたら
米を作ってくれる農家がいなくなるということだ
作業には地権者か小作人のどちらかが
3日間出ることが決まった
どちらか出な ....
海はにびいろ
雨の匂い
忘却された団欒が
遠い漁り火に
燃えている

降り始める雨
降り始める雨
にびいろを打ち
にびいろに渦巻き

 (今頃何処かの街角で
 産まれ落ちる子の ....
一面銀になびく草の原を
未明の馬が駆けてゆく

どこからどこへ駆けてゆくのか
ほこらかな そして不思議にしずかな躍動で
一面銀になびく草の原を

駆けてゆく未明の馬は
そうだ きっと
 ....
朝焼けの真っ直ぐ歩く道照らす
 木枯らしはふく聖歌の街にも


大きな陽田んぼに映るその赤が
 キラキラ染み込む青春でした


海の底知らない神やら仏やら
 好きな空とか ....
行くあても無く歩行する
真っ青な夜に靡く草原を

やがて月の照る浜辺に出る
遠く漁り火が燃えていて
忘却された団欒のようだ

月光がつくる海の道が伸び
僕は何処までも歩いていく
生臭い未来と生乾きの過去。失っていく、生きていく牛。



この{ルビ詩=うた}が永遠に続けばいいと思ったこともあった気がする。



イリュージョンのようなイマジネーションが、イルカ ....
あまりにも抽象的な像だった


根も葉もない花 詩のように咲いている


ぱくぱくとパクったパンを食った犬


印象が印度象的な象だった


温かい光の深く眠る骨


花 ....
{引用=*}
イメージの蕾の中にわたしはいた
わたしはわたしの真実をゆっくりと展開させていった
孔雀の眼差しを持つ蝶があなたの目蓋から飛び去った
わたしはなおもあなたのイメージの中にいたことだ ....
跳びはねる
君のちいさな掌のくぼんだ池から


跳びはねる
その透明な小魚たちのまだ汚れていないが


跳びはねる
雲間からひろがってゆく青空と太陽にむかって


跳びはねる
 ....
きみがとつぜん
海がみたいと言ったから

 きっと寒いよ?と言ったのに
 小さく あったかいよと言い返されたから

ひとのいない砂浜が
どこまでも続いている

 どこまで行くの?と聞 ....
おぼろんさんのおすすめリスト(3596)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
地域の活性化- ホカチャ ...自由詩1*21-12-13
クリスマスプレゼントの罠- st自由詩421-12-13
「あいのあるところ」- ベンジャ ...自由詩7*21-12-12
人は選ぶべし- ホカチャ ...自由詩1*21-12-12
不思議な泉- 秋葉竹短歌121-12-12
image/damage- ただのみ ...自由詩4*21-12-12
断章- ひだかた ...自由詩6*21-12-12
疾風- 秋葉竹自由詩221-12-11
百歳- ホカチャ ...自由詩2*21-12-11
今朝も武器を- こたきひ ...自由詩321-12-11
断章- ひだかた ...自由詩1021-12-10
クリスマスが終わるまで- st自由詩421-12-10
信夜- ひだかた ...自由詩421-12-9
星月夜- 秋葉竹短歌121-12-9
ガラスの靴- 秋葉竹短歌121-12-8
√ルート- ミナト ...自由詩221-12-8
途上の光- ひだかた ...自由詩621-12-8
時は雪、時はけっして戻らない- 秋葉竹短歌221-12-8
森のうた- 梅昆布茶自由詩1221-12-8
師走- 秋葉竹短歌221-12-7
有害鳥獣対策- ホカチャ ...自由詩2*21-12-7
漁り火- ひだかた ...自由詩921-12-7
未明の馬- 塔野夏子自由詩5*21-12-7
一二月- 秋葉竹短歌221-12-7
彷徨- ひだかた ...自由詩521-12-6
影響く- 水宮うみ短歌3*21-12-5
根も葉もない羽- 水宮うみ川柳3*21-12-5
都度流失するものたち- ただのみ ...自由詩1*21-12-5
あまだれ- 本田憲嵩自由詩721-12-5
「海に行こうと思ったのは」- ベンジャ ...自由詩12*21-12-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120