照れ隠しで
ヘルプミーと叫んだ

みんなは笑った
僕も淋しく笑った

世界には
後悔さえ残らない

僕は
本気だったから
屋根の上のネコは
大丈夫です。

問い合わせ
お断りします。


      店主
冬晴れの光のなかを進み行く遠いシグナル仰ぎ見ながら

シグナルは冬陽に揺れる揺れ動く日々の果てから輝き出でて

掴み取る光の海へ泳ぎ出す死すと生きると詮無いことと







 ....
咲く花に幸あれかしと動く夢



紅茶飲み動く夢みる針の床



向日葵が寂しいというクリスマス



テレビさえ名前を上げる武器であろ?



その言葉自 ....
南天の紅の実のさびしさの訳を知ってる人はいますか 遠い地平に
雨は降る
逃れていく
人声に
郷愁は募り
ひざまづく

この世の果て
夜の底
あの深遠な声の淵
(銀河は廻り爆発する)

人は産まれ生き
去ってはまた産まれ来る
 ....
○「詩とは」
詩とは
自分のために
書くものである

○「人間らしく生きるとは」
人間らしく生きるとは
きれいに生きる
正しく生きるということではなく
己の欲望、不安、心配、過ち、失 ....
     1
あなたは確かに

削り出された回廊も
水滴したたる洞穴も
鈍色に輝く捨てられた斧も

あなたは確かに

美しい人よ 
眼差しの涼やかさよ
あなたは一つの奇跡
空蝉 ....
ひとりで生まれ
ひとりで死んでいく
たくさんの人々に見守られ
たくさんの天使に看取られ
根源へ 帰っていく

それは永らく喪失された場所
唯一無二の帰属すべき場所

透明な紐帯が雨に ....
月までの
長い階段を
上ってる
永遠みたいな
道のり

階段端で
休んでいると
月側から下りてきた
子供が隣に座る

何も言わずに
じっと私を見てる

腕時計を外して
 ....
あら失恋?
貴女の泣き声 こころを凍らせ
異邦の人でも 抱きしめたくなる



「大嫌い」
嘘つかれてもわかるのは
涙の色が隠せなかいから



憎み合い
呪いたいほ ....
おゃ
知らないのかい

本場イタリアじゃあ
サンタじゃなくって

魔女が
クリスマスプレゼントを運ぶのさ

もともとは
聖書のなかにある

伝説の老婆のこと

キリストをさ ....
○「政策」
「非正規雇用」と「シングルマザー」の増加によって
今まさに社会の土台が崩れようとしているのではないか
どうすればいいのだろうか
○「逆手」
真面目な人は気をつけなければいけない
 ....
健康だとうらやましがられる
仕事があるとうらやましがられる
夫婦暮らしだとうらやましがられる
年金が多いとうらやましがられる
そういう社会になってきている
遠くから降って来る歌声が
浮遊したまま哀しい音色を木霊させ
やがて地に落ち砕け散る

天に舞い上がる歌声は
満天の星達を暖かく抱き
やがて静かに沈み込む

歌声は現れ消え去る
現の壁 ....
耳には遠い音楽が響き
壁には醜い蜘蛛が這う
奇妙な屈曲、奇妙な距離
ブルーに流れてゆく雲
満天の星達が輝き
蜘蛛は行き場を失い
落下する、天から

叫び続ける声は孤独を打ち鳴らし
こ ....
遺伝子の乗り物である僕たちは
摂理の維持装置としての個体を
あたえられたのかもしれない

数学は世界を解析する不思議な詩
物理学者はたぶんときどき詩人

純粋哲学あるいは応用哲学
でも ....
変哲の無い偏光が輝いている。
球体としてのFeのすがたを、
実感するものは以前としていない。
ツーフィンガーが風を分割してゆく。
回転する動力はネズミでたくさんだ。
二週間も無休で遊 ....
こどものころ
おとぉさんがさんたくろーすだって
しらなかった

けれどそれは
あまりかんけいなくてね
おとぉさんとおかぁさんは
けんたっきーふらいどちきんのばんごはんと
た ....
ここがどこなのか
どうやってここに来たのか
わからない場所で
思う
花が花であったこと
風が風であったこと

今ここに
花かどうかわからないものが
咲いていて
風かどうかわからない ....
老いた心よりもからだよ軋むな

パンを食べられる幸せアントワネット様

美味しいバターを塗って美味しさを守る

いつか人並みにできるようになる

とてもいい夜の黒猫を抱く

 ....
菊の花が散り、黒いスリッパの上に落ちる
どれほどたくさんの罪が
世界に広がっていくのかを誰も知らないんだ

馬鹿みたいに、
自分だけは全てを知ってるつもりになって、さ


 ....
96歳の山の師匠と僕と友人の3人で
久しぶりに県境の山に登った
急な登りじゃないから師匠も一緒に行こう
と友人がいうので行ったが
山の師匠には危険な急登だった上に
道があちこち崩れていたり
 ....
冬菫インクとなって夕空へ


冬すみれ行き着く先は夕日かな
静謐の夜を穿つ
透明な明滅は
哀しみの在り処を指示し
沸き立ち、立ち消え
律動する

冷える夜底をひっそりと
移動していく影
背景に流れ
根なし草の寂寥と
一握の希望を落とし込み
 ....
みんなでていねいに
話し合って決めていくところに
意味がある
人の和が生まれてくる
上から目線や押しつけあいからは
地域の和は生まれない
笑うに笑えない

涙の
クリスマスプレゼント

できるなら
粉々に砕いてしまいたかった

ターコイズブルーの
恋のかけら

その一粒が
こころの隅に残って

チクリと痛む
 ....
 
たすけあい
ささえあい
かなしみあい
よろこびあい

そんなふうに
まいにちをすごしたい

こんないまだから
そんないまだからこそ

すこしのへんかをきたいして
だれ ....
田舎でもパワハラはある
地域の活動で記録係を前夜頼まれたが
はっきり断ったにもかかわらず
今日みんなが集まったところで
俺が記録係ですと会長から発表された
信頼を裏切る行為である
この人と ....
沈まない夕陽がないと知っている
木枯し吹く街知識にすがる


つまびらかにされたこの世の真実も
愛や恋には照れてるみたい


龍安寺の石庭をいま見る君は
海の果てまで見ている ....
おぼろんさんのおすすめリスト(3591)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
照れ隠し- TwoRivers自由詩8*21-12-22
張り紙- TwoRivers自由詩4*21-12-22
シグナル- ひだかた ...短歌521-12-22
やぶれ傘- 秋葉竹自由詩121-12-21
たずねびと- もっぷ短歌221-12-21
遠い地平に雨は降る- ひだかた ...自由詩521-12-21
独り言12.21- ホカチャ ...自由詩2*21-12-21
さ迷って- Giovanni自由詩521-12-20
たましいの断章- ひだかた ...自由詩521-12-20
panorama- mizunomadoka自由詩1621-12-20
暁のファド- 秋葉竹自由詩221-12-19
魔女のクリスマス- st自由詩621-12-18
独り言12.18- ホカチャ ...自由詩1*21-12-18
うらやましがられる- ホカチャ ...自由詩1*21-12-18
歌声たち- ひだかた ...自由詩821-12-17
ウィロー- ひだかた ...自由詩621-12-16
遺伝子のうた- 梅昆布茶自由詩1621-12-16
周回者- ナンモナ ...自由詩5*21-12-16
めりぃ、くりすます- 秋葉竹自由詩321-12-16
再_生- 塔野夏子自由詩5*21-12-15
どしゃ降り- 秋葉竹俳句221-12-14
りあるな夢じゃない- 秋葉竹自由詩221-12-14
老老登山- ホカチャ ...自由詩3*21-12-14
冬2- もっぷ俳句521-12-13
夜の断章- ひだかた ...自由詩921-12-13
地域の活性化- ホカチャ ...自由詩1*21-12-13
クリスマスプレゼントの罠- st自由詩421-12-13
「あいのあるところ」- ベンジャ ...自由詩7*21-12-12
人は選ぶべし- ホカチャ ...自由詩1*21-12-12
不思議な泉- 秋葉竹短歌121-12-12

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