揚げ物にしょうゆをかけたら
変人扱いされて僕は困った

魚貝類のフライなら解るけど
コロッケとかトンカツにしょうゆは
理解できないと言われたあげく
僕がしょうゆ顔だから許すとなったが
そ ....
ことばのおどりおよぎ
おくふかくからふとうきあがり

 光景を綴るとき、

抽象の思考の肉体の感覚実感の向こう

見えないもの見えるもの同時に響いて居る。
  



明るい空はとても気持ちよく
心は晴れ
今日も かわいい蛇がにょろにょろ
中庭の土の上 たわむれています
そこに さんっ と太陽が照っています


あぁ なんてのどかな ....
それはむしろ沈黙の季節か
静けさがあどけない恋を焼くのは

お前の微笑みに宿るいつもの翳が
僕の限りない望みをひそかに砕くのは

「フォーヌよ七月の訣れの笛を吹け
 フローラは永 ....
何でも無い思いで
木を見ていた
それから 流れていた
突き当りの川を
ホットケーキの前で
来週の準備をしていた
僕は昔を思い出させられたのだ
カレーを作っていた
あの頃は いつも
肉 ....
 桐の葉に 雨が降れば

 涙なく 声なく 
 唯一人
 流るる窓の滴に心あてなく さまよい出でる

 あなたが何処に居ようと
 わたしが何処に居ようと
 生命だけしか上げるものが ....
思う 思う思う
思いが
連鎖していく
ひとりの
永遠





永遠を
生んだのは
何か
何かか 何かを生んだのは
何か 愛か
    「今日」



   足許が 冷たい

   濡れた路面に浸む夜の訪れ
 
    こんな日も

    あるのか

   早く帰って お風呂にでも入ろう。


 ....
生きることを
生活を
一生を
大事にしていきたい

母に抱かれ
あやされた
その日の私は
何を思ったか・・・

父の背に
孤独が
見えた日
私は何を感じたか・・・

 ....
何も言わない
誰かとすれ違っていく
夜の街灯の 道を 僕は
歩いていた 
誰かを追い越していった
あなたの中に
花が灯ると
迷いの森の
出口が見つかる

あなたの中に
花が灯ると
憂いの雲間から
光が射し込む

自分の中に
花が灯ることを
あなたは知らずに
健気に微笑 ....
もう
どうでもいい

放てば
満ちる





またね


言える
ありがたさよ
あすは大事なひとに会う
あかりを落として伽羅を焚く

あすでくるりと生きざま変わる
あかりを落として伽羅を焚く

あすでくるりと生が変わるなら
いまのわたしは今宵かぎり
さいごのわ ....
一度は殺し捨てたこの人生、
オノレ貫く力動の
坩堝の唸り 聴き入り
病みと共に生き進化し続ける、と
この肉身滅ぶ迄


灯火、
遠く確かに
輝き在り
律動の波打ち際に
独り生き続 ....
あざやかに
ひろがりひびく
次々湧く想い出の
白い花々を鉄空の荒れ地に
投げ入れ放ち突き破り喰い入る
記憶の原初を細やかに辿り遡行する

感じ取ること と、感じ取られたもの 峻別し

 ....
光る風
青空に
ぽっかりぽっかりと雲
あああ
生きている
時には
仕方無いこともあるが
私は
選んだのだ
命を
 すすきの穂が暮れ終わって
 秋が もはや殆んどない

 御寺の緑に
 ふとこぼした涙は何処へ行ったのか
 荒々しい血汐のざわめきが
 遠い日のことであったと
 気附いたのか
 一 ....
横断歩道のラインの梯子
とおりゃんせ、がスピーカーからあふれる
さあ渡ろう
白だけを踏んで
くちさびしいからつぶやく
「アネモネ アネモネ アネモネ」

猫みたいにやわらかな足で
 ....
そよぎゆらぎ
煌めく葉群れ

ひかりの匂い
引き締まる気

囀ずる鳥達の
響きに絆紡ぎ

界の木霊に人
震わせる言葉
とらわれている
とらわれないようにすることに。
だから
向き合おう
いのちと共に
 
 慈悲とつれあって深夜のスーパーを歩いた
 あるいは慈愛とつれだって萩の花をばらまいて歩いた
 おれたちにとっての幸運が猫のしっぽであったような、
 あるいは取り残された者たちの最 ....
  梱を解く
  潮風に鳴る 缶ごみ
  いろどる 比喩たちの面皰

  梱を解く
  あなたの二枚の手を思う
  ひらたく延ばした糊状の意味

  荷はひろげられたまま
  ....
高速で切り刻まれた、記憶の断片の産卵、街路の水溜りの中で澱んだ紙屑になる、血を感じられない日々の中で神経組織が煙を上げている、いつでもどこか鼻腔が焦げ臭いのはきっとそのせいさ、都市の回転はドラム式 .... 魚屋の前ではきっと
夕焼けが足りないと 
うつ向いてしまうのだろう



戻って来た理由もどうでもいいので
僕も
ほんとにくさいと笑って食べた



世界の全てが ....
くびながりゅうが待っている時間旅行の旅はいかが

めぐる四季みをつくすしき、空席


秒針の音ねがえりをうつ
旅に果てたんぽぽに酒

はてふかしちちろちちろとなく虫のいて彼らのうたうセ ....
 
 リビングで 朝
 外の光がもれこんでいる廊下の床に驚いた

 玄関が 開いているのだ

 シルエットの人影
 何故だかすぐに 母だと分かった
 どうして 敷居を跨がないの?
  ....
この世界という限りない謎を前にして、

「神秘」* として一括りにする感情に寄りかかり「うっとり」棚上げにすな!

この世界という限りない謎 深く深く感じたら、
内から溢れ出る直観思考せよ詩 ....
無辺の界にて草木の揺れ
葉群れきらきら照り返し、

天空に貼り付く陽の銀箔
ぽかりゆったり白雲流れ、

青く透明空無のひろがり
ぎらり異人の眼光り一閃、

聳え立つ次元の垂直無限
 ....
 ものうい口づけの時
 真昼のカーテンが そっと身をよじらせ
 触れ合った歯の小さな音をも
 ききのがさない

 ある時
 生命を捜し求め
 悲しい広さを見い出した
 貞操を否定す ....
おぼろんさんのおすすめリスト(3593)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しょうゆ顔- イオン自由詩3*23-11-3
詩想32〇見えないもの見えるもの- ひだかた ...自由詩5*23-11-3
さびしい蛇- 家畜人自由詩723-11-2
火の月_(旧作)- 石村自由詩3*23-11-2
日曜日の記憶- 番田 自由詩523-10-30
窓辺- リリー自由詩7*23-10-29
※五行歌_二首_「ひとりの永遠」- こしごえ自由詩4*23-10-28
初めての五行詩_(二作)- リリー自由詩9*23-10-28
Life- ルルカ  ...自由詩7*23-10-28
- 番田 自由詩523-10-27
花を灯す- 夏井椋也自由詩9*23-10-26
※五行歌_二首_「放てば満ちる」- こしごえ自由詩5*23-10-26
伽羅を焚く- 46U自由詩6*23-10-26
五行歌、こしごえさん「選んだのだ_命を」に呼応詩- ひだかた ...自由詩923-10-25
詩想27〇心- ひだかた ...自由詩723-10-25
※五行歌「あああ_生きている」- こしごえ自由詩1*23-10-25
※五行歌「選んだのだ_命を」- こしごえ自由詩6*23-10-25
涙の行方- リリー自由詩4*23-10-25
アネモネアネモネ- 46U自由詩3*23-10-24
詩想26〇言葉- ひだかた ...自由詩623-10-24
※五行歌「とらわれている_とらわれないようにすることに。」- こしごえ自由詩1*23-10-24
黒犬の眼球- 中田満帆自由詩823-10-24
梱を解く- 草野春心自由詩323-10-23
壊れた受話器に泣かないで- ホロウ・ ...自由詩2*23-10-23
okaeri.com_1-10- AB(な ...自由詩623-10-23
歌2- wc自由詩5*23-10-22
玄関- リリー自由詩5*23-10-22
詩想24〇「神秘うっとり」について- ひだかた ...自由詩5*23-10-21
界のうた- ひだかた ...自由詩423-10-21
夾竹桃- リリー自由詩6*23-10-21

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