花畑花の名前はよく知らずカメラを向ける老若男女

コーヒーも紅茶も好きでお茶も好き温かい飲み物を欲しがる

ぽかぽかの陽気が続き春らしい夕方からは何故か強風

初夏まではもう少し先肌寒く安 ....
 のうぜんかずら の咲く港
 軍艦の沈んでいる波止場に
 電線の鳴る夜
 暗い地下の酒場で音が はね飛んだ

 けばけばしいライトさえ
 薄暗い いやらしささえ
 初めて訪れたの ....
ウサギは窓辺で静かに眠っている。ゆっくり上下するので息をしているのがどうにかわかる。死にかけたウサギをそのままに私は玄関の鍵を閉めてでかける。すこし歩いて橋を渡ればそこはウサギはおろか蟻一匹生きてはい .... 牡蠣のピッツァ、
とめどもなく分泌されるもの、
舌の上で厚岸の海をふくんだ、
牡蠣肉の貝汁と、
液体のように熱々にとろける、
チーズの塩見が絡みついて、
トマトソースのあかい酸味とともに、 ....
まっすぐ転がれない実 跳びはねたいふくらみ
ひそみ音にうまれ
みどりの波にたゆたう星の娘たち
まっすぐに見つめる こころをつなぐ

つないだ胸をあかるい笑顔で満たし
しなやかな手足に結ばれ ....
もさもさとはえてきますな
ふつふつとわいてきますな

なんでしょうな?なんなんでしょうな?

たかぶるたましい包む無限の慈愛 微笑み、

無言の沈黙の のびやか色づき
無機を有機を つ ....
ずっと夜に引っかかっていたい
蜘蛛の巣の落ち葉みたいに
まさぐる闇に身をまかせ
ふるえながら黙ったまま
水中に咲く花のよう
静かに息を
ひらいてとじて
やがて夜光虫が模様を描き出し
嘯 ....
静かに狂う
私を
認めつつ詩を
書いていたのであった
私は昔

こころの底に
流れていた
川の音を
ずっと聴いていた
生まれることが出来なかった私の子は
愛を知ることもなく
や ....
私はあらゆるボタンを押してまわった。
dボタンで全てが消去された。

リズムが揺さぶる葉っぱたち。
頭の中の音楽に、全ての有線が断ち切られていく。

何もかもが静止した通りの中、揺らめく人 ....
季節の猫に触れてはいけない、
音楽は常に涙でいっぱい、
頭をもたげて、
性格とは離れて、

乾いた風景、
どこを見渡しても、喉が渇いていて、
光を浴びて、虹色で
マングローブみたいで、 ....
 真夜中の草深い町はづれを
 莫進する列車に
 ふと吸いこまれる 優しい魂

 詩友よ
 貴方のやさしい魂が はがゆくなって
 流るるにまかせよとは思えども
 私の愛情が足りず
 疲れ ....
ひとつひとつ
背中が消えていく
街は少し
そのようなところ
空っぽのエンジンを載せて
車がいつまでも
変わらない信号を待っている
きっと
そのようなところ

駅前で酔った
 ....
灼熱の慈悲 方位を変えた意識に映り込み
灼熱の許に 一点の曇りなく澄む響き震え

肉体を超え生命体の表象力、
凝縮し 
わたしは
生命の息吹きの巨大を生き、

灼熱の慈悲 殻を破りダラ ....
かつて私は
小鬼だった。
銀河の岸でありがとうと
私に手をふる小鬼も
元気である
ねえ、まゆさん、そこは寒いですか?
この世界の終わりは、僕には懐かしい
世界には鏡のような川や、一万年も時を経た石造りの建物があるといいます
それでも僕には、まっすぐに張り詰めた白い凧糸の方が美 ....
溶けていく一番長い一日も
なんてことない日の何処かへと


傘の柄が折れたら水の音がして
この血どこから湧き出てくるか


暮れかかる窓の外側よじのぼる
かえるよ太れチョコレートパフ ....
理由もなく濡れるのが嫌で
だから雨が嫌い
蔑まれてでも私を救ってくれた
その人から逃げ出して
遠い軒の下
晴れ間を待っている

だから世界に雨が降る
だから世界は濡れたがる

今日 ....
つばめと雲と太陽と空を
見上げているのは愛
上を見れば限が無いと
太陽の光を反射して光る 雲。
つばめが二羽仲良く
風と共に飛んでいる。
ほんとうに大切な何かとは
何か
愛か
ベタな ....
さやと吹く風に揉まれて舞う落ち葉 情(こころ)さみしやしずむ夕焼け 意識の視界、
限りない
光の熱の広がり
ひろやかやわらか
明けて開けて


輝きの青銅、
蠢いて
ぽっかり空く
漆黒の穴
巨大に


漆黒の穴 巨大に
楔を打ち込む、
 ....
波は沸き起こり
打ち寄せては
広やかに呑まれ
かえっていく帰っていく

この世の熱を帯び
(聖なる独りに覚醒し)

極北の地に、極北の光に
この世の実り担い
  還っていく
日記をつけるようになると
自分がもうひとり増える
自分が一人しかいない世界で
日記をつけることの意味は大きい
草紅葉は
渋いいね!
手の冷たさで
近いと知る
雪国の冬を 
繋ぎ蜻蛉の哀しみ憐れ 雨上がりの水溜り 白き車のボンネット 私の胸の中のいろいろ
飛び出さないよう押さえる

本当はみぞおちに穴あけて
ひとつ取り出せば
次のひとつが頭を出して
「いつでもいいよ」と
待っててくれる
それを引っ張れば
また次の ....
愉快な話が夕刊の一面を飾り、行き着くところまで行ってしまった、サイエンティストは次作の時限式ギロチンでこの世からおさらばする、希少価値のある珈琲が豆のまま傷んで、辺り一面狂人の頭部を開いたような切 .... 赤紫の巨きな花弁に
雨滴、留まり
艶やかに
膨らむ、煌めきの
球体 二つ、三つ、
繋がりゆきて
浮き立ち映える
灰の空

やがて
涼やか吹く風に
揺られ震え
ふるふる
巨きな ....
ドアチャイムが鳴ると、
私の体液が震える。

脳髄までが孤独になったような、
ひょっとしたら私の終わり、

私は上の空、
上の空で生きてる、

苦みの空で、
ひとり泡立つ身体を抱え ....
上高地の遊歩道で
外国人が熊に襲われ負傷した
僕もその頃すぐ近くを歩いていたので
驚いた
河童橋近くのキャンプ場もすぐ閉鎖された
ビジターセンターへ情報もらいに行くと
ちょうど熊のレクチャ ....
飴玉みたいに脆い強さ。
パソコンは何日もシャットダウンしたまま、
電線でかろうじて街と繋がっているこの部屋。

LEDの電球色
ビートルズ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、
ニック・ド ....
おぼろんさんのおすすめリスト(3593)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
コーヒー- 夏川ゆう短歌423-10-9
北の波止場- リリー自由詩4*23-10-9
ウサギと鍵と橋に関する断章- 佐々宝砂自由詩2*23-10-9
牡蠣のピッツァ- 本田憲嵩自由詩1123-10-9
ひそみねの星- soft_machine自由詩5+*23-10-8
根っこのうた- ひだかた ...自由詩10*23-10-8
夢魔の膝枕- ただのみ ...自由詩9*23-10-8
未来の私の影- こしごえ自由詩8*23-10-8
リピート- 由比良 ...自由詩4*23-10-8
うつつ- 由比良 ...自由詩3*23-10-8
- リリー自由詩4*23-10-8
街路樹- たもつ自由詩423-10-8
THRAK16- ひだかた ...自由詩4*23-10-7
※五行歌「かつて私は_小鬼だった。」- こしごえ自由詩5*23-10-6
手紙- 由比良 ...自由詩223-10-6
怒られ短歌- 妻咲邦香短歌323-10-6
私とマドリ- 妻咲邦香自由詩7*23-10-6
つばめと雲と太陽と空- こしごえ自由詩4*23-10-6
初秋- 星野つば ...短歌423-10-5
THRAK15〇五行歌、借り- ひだかた ...自由詩5*23-10-5
波の行方- ひだかた ...自由詩723-10-5
日記- かち自由詩423-10-5
※五行歌「草紅葉は_渋いいね!」- こしごえ自由詩4*23-10-5
_- 板谷みき ...俳句3*23-10-5
ひとつずつ、ひとつずつ- 木葉 揺自由詩723-10-4
大仰なビブラートで歌い上げたあとでほんの少し後ろめたい気持ち ...- ホロウ・ ...自由詩2*23-10-4
落下- ひだかた ...自由詩623-10-4
理性- 由比良 ...自由詩2*23-10-4
熊すず- ホカチャ ...自由詩5*23-10-4
小さな夢- 由比良 ...自由詩4*23-10-4

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