ふっくらふくふく
膨らみ躍る
緑の白の黒の色、
際立たせ素早く移動する
メジロ、
梅の木の枝から枝へと
花々の蜜 啄みまた啄み

がらんどうの冬のこの朝に

 曇天重い雲すぅうと退 ....
あなたがひとをもとめるとき
わがこをはむめだかのようだ
あなたがさみしささがすとき
ふるえるくものすたまのよう

あなたがみかんをしぼるとき
あめつちふたたびめぐりあう
あなたがらっぱを ....
自分の
欲は
生きるための
心の
活力



マヒ
している
こころを
目をつむり
みつめると



人の
思いやりに
ありがとうさま
今日も
拝礼

 ....
光のはやぶさ
水の瞬き
森の溜息
追い来る風
吸い込む私達の鼻腔
いっせいに天を仰いで

胸の袂を開き
秘密を明かそう

あなたの真名
近づく足音に
振り向く人

花びら
 ....
寒い冬があるから
暖かい春が待ち遠しい!
暑い夏があるから
秋の涼しい風が心地よい
困難があるから
乗り越えていける
さびしいから
手と手をつなげる
表裏一体で季節は進んでいく
 「な、なっ、これ。あたし持って帰って
  味噌汁に入れるしラップで包んどいて!」
 友人へ手渡す 小さなまな板で半等分にした
 えのき

 玄関開けた沓脱場から上がってすぐ傍、
 ガスコ ....
いっしょに
在る

この宇宙で
あなたと



さびしく
なんかない
私には
このいのちが
あるからね



このくり出し鉛筆が
大好き
「芯折れ防止機構」が ....
○「六根清浄」
山に行った
山に行くと
山の静かさが心にしみてくる
邪気とか雑念などが吸いとられるような気分になる

○「振り返って」
僕はいつも
自分の幸せを求めて生きてきたような気 ....
こうしていることを景色に
僕はいつも見ているのだ
その
始まりを感じない
ベンチの上で 今日も


暑すぎた日差しの差していた道は
もう 何の変哲もない時間
冬のある日 僕は
この ....
トケマッチのニュースを見て思った。もしもプロのヤクザの仕業だとしたら凌ぎとしては二流だ。だがビジネスマンの発想としては一流だなと。件のニュースは。高級腕時計のオーナーが月額幾らかの報酬を受け取りトケマ .... 自転車に乗る少年は

何者かに切り刻まれる

助けてと泣き叫ぶ

黄色い空気に血が溶け滲む

しかしそれは身体を切られたわけではない

魂をちぎり切られたのだ

自立の痛みだ
 ....
大切な悲しみ
という名の鉛筆で
書く
希望を忘れ去らない




目を
ひらいて
気付いた
空の青さは
魂の悲しみだ



いのちの
遠さを
近く
感じる
 ....
  

(短歌八首)

どくどくと
流れる真っ赤な血の音に
気づく冬日のバス停に立ち



落ち込むと
いうよりすこし反省を
しているだけの雨の日の花



夢を二 ....
はなびら、
すいへいせん、
タイムリミットのある、
うんめい、
あのひ、
うちぐつ、と、そとぐつ、
は、きわめてらんざつに、
はきかえられて、
つりあわない握力で、
掴んでしまった、 ....
透明なままで
色付いた景色は白くて
その真っ白を追うほどに
静けさは遠のいていった
喧騒の騒ぎは常に内側にあって
内側に探し求めれば外側にあって
そうする度ごとに
鳴り止まない邪に錯乱さ ....
お前が不幸ってか
辛いとかけ
ならよ
そこでやれよ理論や
上の人間の闇を
えてしてないで
上だって辛いんぞボケ
5年、6年、8年しないでここくるんやろ?
クソが
遥かな道?だけどよそ ....
紫陽花の続く坂道疲れない綺麗な花の癒やしが続く

躑躅見て華やか過ぎて眩しくて初夏の陽射しに悪戯される

観覧車回り回って元の位置恋に魔法をかける空間

大仏の巨大な姿で街を見る見守ってい ....
こどもが走ってる
星くずがむやみに光りながら
燃えつきるのをみてるみたいで
なんだかみすぼらしい気分で
ささくれた木のいすにすわって
半分眠って溶け出していく

スクラッチ アンド  ....
 人身事故で電車が遅れると、会社帰りにそれで足止め食らったりすると、迷惑だなあと思ってしまう。そういう感想に対し、日本人は冷たくなった、自殺した人が可哀そうだ、という声が上がる。「可哀そう」という言葉 .... 銀河の岸で
小鬼が一人
青い小花を摘んでいる
小鬼は気付き
私に手をふる
雨に捨て猫

cat
我輩は捨て猫である 段ボール箱を住処とし
人の流れを ここから見ている
名前はもう無い ミケだかタマだか
なんかそんな風に呼ばれてたけど もう無くなった

she ....
眠いとき、私は動物みたいな目を持っている、

あさやけ、

白い虫の羽根が窓からの光に舞っている、

青い雷が地平線から、
私の朝を満たしている、

身体が溶けていくような毎日です、 ....
声をかけずに
放っておいたら

影も形もなくなっていた

扉が開く音はしなかったので
窓から吹いていったのだろう

これでようやく
名前がつくかな

はじめまして
トゲが
こころに刺さる時があります。
ささいなトゲであれば
トゲはぬくこともできるでしょう
人知れずに



終わる
時が来るまで
私は
覚めない
夢を見ているのだ

・ ....
生きていさえすれば
いいさ
悪いことさえしなければ
いいさ
そんなに人生に
求めるもんじゃないよ

生きていさえすれば
いいさ
悪いことさえしなければ
いいさ
そんなに年寄りに
 ....
そういやこんなシーンは
ジョーのどこにもなかったな
殴られっぱなしじゃ話にもならない
今頃脇腹が痛みだす
こんな夜繰り返すのは
アイツのテレフォンナンバー
酔い潰れちまってザマは無いけれど ....
この夜陰、
黒々と
林立する
樹木に囲まれ
蒼い途を歩んでいく
私という絶対の孤独 
 自我
その神聖を
授かり受け留め

 この肉身の己を実感し
 この肉身の己から逸脱し
  ....
あなたは枯れた蔓を集めて、血管をこしらえた
わたしは綿毛を集めて心臓を作り、それを繋いだ
なにも無いこの地にはいつも、優しく撫でるような風が吹いていて
そのせいでわたしはいつだって落ち着かな ....
ごはんを食べながら

恋とは落ちるものなんだなと

思ったので



どうしたんだろうかと

笑ってしまう
母は とっても母である

家に虫がでれば 騒ぎながらも冷静で

しかしスプレーが見つからないと慌てていた


ある時

アシダカグモが 卵を抱えて現れた

「ぎゃ」といいつつ 母 ....
朧月夜さんのおすすめリスト(4208)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
透空告知- ひだかた ...自由詩5*24-3-1
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Cheers_- リリー自由詩9*24-3-1
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融雪- 本田憲嵩自由詩824-2-27
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魔法- 夏川ゆう短歌524-2-26
ほら、そんなにかなしいなら- 竜門勇気自由詩4+*24-2-26
人身事故- まーつん散文(批評 ...2+*24-2-25
※五行歌_「銀河の岸で_小鬼が一人」- こしごえ自由詩12*24-2-25
雨に捨て猫- itukamitanij ...自由詩524-2-23
眠気- 由比良 ...自由詩5*24-2-23
風歌- やまうち ...自由詩5*24-2-22
※五行歌_六首「役目といういのちがある」- こしごえ自由詩4*24-2-22
生きていさえすれば- ホカチャ ...自由詩2*24-2-22
Broken_Heart_in_the_Night- 板谷みき ...自由詩3*24-2-22
自我のうた- ひだかた ...自由詩6*24-2-21
はばたきは、いつか- ホロウ・ ...自由詩3*24-2-21
めも- うし自由詩3*24-2-21
母のこと- 短角牛自由詩13*24-2-21

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