どよめく夜に
意識持つ
風がちりちり 
肌を刺す 
ざわめく、さざめく
わたしのこころ
今夜はこんなに孤独に耽り
己の在ることを感じている

(遠い遥かな思い出は
廻る銀河の旋回音 ....
記憶の旅をすることがある
降り立った駅では君はまだ幼くて
ディズニーランドで迷いかけて
私を見つけて半泣きしていた

おとうさんと呼ばれた時代があった
記憶は珠玉でいたましい
せつなく傷 ....
ひとりの夜に
闇は広がり来て
静かさは増し
差しのべた手の先が触れるもの
あたたかな、やわらかな、ほのかな

溢れるたましいを浸し
ずっと、ずっと
寄り添って
無限のうねりに身を任せ ....
○「美学」
男の美学は
一切言い訳をしないことだ
女の美学は
上手に言い訳をすることだ

○「夫婦愛」
愛がなければ
なすことやることすべて
ストレスだ!

○「自分の姿」
巻 ....
よる
あふれる
かなしい
ゆめだけ



あさ
こぼれる
かわいそう
ことばだけ



ひる
みちる
うれしい
ひかりだけ
壊れ物を抱くように
そっとその旋律を運ぶ
引き裂くような白んだ空
幼子の不協和音

私たちは未完成のまま生まれ
未完成のまま躍り
未完成のまま去る

翼の下に鳥が憩うとき
私たちは ....
○「一貫性」
言葉と言葉の一貫性だけでなく
言葉と行動との一貫性も
よく観ていかなければいけない

○「アンケート調査」
「戦争に行く」と答えたら
ほんとうに行くのだろうか

○「お ....
ねぇ、想い描いてみて?

言葉がまったく通じない世界、
彷徨いたどり着いた
行き倒れの『私』だから、

じゃなくて。

この国で、
同じ言葉を話す人々と、
話しても話 ....
 キラキラしているね
 キラキラしているね

大地を歩む人々が
降り注ぐ陽光を浴び
笑いを弾けさせている

 キラキラしているね
 キラキラしているね

喜び溢れ陶然と
初夏の光 ....
人が
歩いている

曇天の街を

霊性がそこいらを
飛び交っている

初夏の清々しさだ

たましいは求めている

この辺境の街角から
自由に飛翔する
その時を

時はや ....
○「適応」
暑い日は暑い日のように
寒い日は寒い日のように
雨の日は雨の日のように
風の日は風の日のように
暮らしていかなければならない

○「大義名分」
プーチンも正義のための戦いで ....
舞い降りて来る
舞い上がり
舞い降りて来る
喜びの翼が
明るい陽射しに照り映え
二重三重に輪郭を揺らしながら

救いの天使よ、
今日こそ歓喜に打ち震え
私たちの日々の無力を
吐 ....
街の灯が、ダイヤモンドの高潔を
つらぬきとおせばカッコ良いのに。

飛んで虫。ふところに入る、ちょっと待て、
虫は嫌い!てか怖いんだよォー!

遊びでね、大大阪(だいおおさか)のミ ....
○「諸刃の剣」
ふだん何気なく使っている言葉だが
言葉で人を殺すこともできる
言葉で人を生かすこともできる

○「今」
年寄りは
今を楽しむしかない
明日はわからぬ身なれば

○「 ....
たそがれよいときこころも濡れる

あおぞらゆく春みあげて歩く

うたをうたって笑うあなたの

しあわせいろのみらいが視える

この街いっぱいおれんじそまった

空からき ....
あおはるの紙飛行機が飛ぶ海辺、はるかにイルカと人魚がお遊戯


風も舞う、街が守ってくれるのは砂漠の白砂に埋もれた歌声


死ぬのなら死ぬまでに二度夢をみて一度はかならず失う純血
 ....
降り続いていた雨が止み
今日は薄日が射している
おまけにうっすらあったかい
おれは胸いっぱいの共感に
包まれ街に入っていく

街では陽気なコーラスが
もうひっきりなしに響いていて
老婆 ....
夜に、心が、透けた。

僕らはいつだって泳ぐ魚のように、
自由に青い空間を跳ね回るんだって、
べつに日々の暮らしを守るなかで、
そんな風でいることがあたりまえだと思っていたよ。

 ....
揺れ動く
脳髄が
夜通し降る雨に
暗鬱と
たましいを濡らし
いくら
手を伸ばしても
あなたには届かない

雨は夜通し降り続け
魂の隙間を埋めていく
もどかしい思いがもつれ
あな ....
(教会のまえで佇みうたう歌)


寂しいから、
満月の夜、吠えてみる
このバカヤローとじぶんに向かって

懺悔って
なんだか値打ちがあるみたい
その小部屋では罪さえ消える
 ....
薄日の白い道が伸びている
わたしはひたすら歩いている
薄日の白い道が伸びていく
わたしはひたすら歩いていく
到達点は何処にもない
ただ懐かしい道のりがあるばかり
ただ憧れに充ちた道のりがあ ....
無謀にも昔ばなしに難しいむなしい胸の春走らせる。



すいすいとスイーツ棚に吸い寄せられ釣られてしまう。お釣りをしまう。



見たことのない夜が生まれたときに立ち止まってしまっ ....
壁がある
どうしようもない限界だ
その先に広がる青々とした海原を
私たちは見ることができない
視界は閉ざされ
四月の気層の底に留まる

夜な夜な宇宙の突端に座り
爆発する星たちを見てい ....
四月の世界が明るく亡びて
あとはただ蜃気楼がゆらめいていた

蜃気楼の中で
花は咲き 花は散り
人々はさざめき行き交い
明るく亡びた四月の世界が
まるでそこに そっくりあるかのようだった ....
なんと
一国の国民の
ほとんどすべてが

まるで
集団催眠にかかったように

その嘘たちに
戦争が終わるまで

ダマされ続けていたという
第二次世界大戦中に見られた

日本軍 ....
憂鬱な地平線を目指し
私たちは恐怖から手を繋ぐ
此処には居ない誰かのために
遠く響き渡る砲弾の陰で
如何に完全に消えるかを考え
冷え冷えと目醒めていく

居着く場所は何処にも無い
ただ ....
一日が日傘に落ちていく季節


今見てる景色が夢のなかにある


一度だけちゃんと笑った大掃除


四次元の方向へだけ移動する


明星を妙な少女は見送った


夜を起こ ....
立ち現れ
躍りやがて消えてゆく
寄せては返す波に呑まれ
無限の彼方へと旅立つ

あなたはあまりに美しく
あなたはあまりに未完成のまま 
別れは突然やってくる
郷愁と憧れを木霊させ
別 ....
黒焦げの死骸を何体観察したところで、

黒のなかの黒など、みつけることはできない。

さがしている「黒」とは、それはイデアであって、

存在者のなかには存在しないのである。
○「山頂から」
山に登って
自分の来し方と行く末を
考えてみる

○「人生とは」
人生とは
自分の足元を広げることよりも
深く掘り下げることではないか

○「楽しみ」
山登りの楽 ....
朧月夜さんのおすすめリスト(4208)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どよめく夜に- ひだかた ...自由詩422-4-28
記憶の宝物- 山人自由詩8*22-4-28
ひとりの夜に- ひだかた ...自由詩322-4-27
独り言4.27- ホカチャ ...自由詩2*22-4-27
一日だけ- ひだかた ...自由詩2*22-4-27
Unmade4- ひだかた ...自由詩322-4-26
独り言4.26- ホカチャ ...自由詩1*22-4-26
へびつかい座流星群- 秋葉竹自由詩222-4-26
祭典の日~今日という日に- ひだかた ...自由詩5*22-4-25
黄金- ひだかた ...自由詩4*22-4-24
独り言4.24- ホカチャ ...自由詩2*22-4-24
Let_Down- ひだかた ...自由詩422-4-23
けっきょくは《恋棄て》られなかったやつのうた- 秋葉竹自由詩122-4-23
独り言4.23- ホカチャ ...自由詩1*22-4-23
たそがれおれんじ- 秋葉竹自由詩122-4-23
砂漠の白砂に埋もれた歌声- 秋葉竹短歌222-4-23
雨上がりの街角- ひだかた ...自由詩5*22-4-22
透ける月光- 秋葉竹自由詩222-4-21
And_It_Rained_All_Night- ひだかた ...自由詩422-4-21
懺悔の小部屋- 秋葉竹自由詩122-4-21
白い足音- ひだかた ...自由詩422-4-20
春は知らせる- 水宮うみ短歌6*22-4-19
- ひだかた ...自由詩522-4-19
蜃気楼- 塔野夏子自由詩6*22-4-19
恐怖の嘘ウィルス- st自由詩622-4-19
KID_A- ひだかた ...自由詩422-4-18
起きた星- 水宮うみ川柳3*22-4-18
Unmade3- ひだかた ...自由詩4*22-4-17
- ナンモナ ...自由詩5*22-4-16
独り言4.16- ホカチャ ...自由詩7*22-4-16

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