心は
折れなかった
君を失ったときも
心は
いつまでも痛んだが
べつに折れたりは
しなかった

そんなこと
人生に
よくあることではないか
そう
想えていたと ....
踊っている、躍っている
リズムが旋律が響きが
不思議な渦を巻きながら

迫って来る声、
沸き上がる直観が情動が
自由なイメージへと昇華されて
イメージは限りなく広がり
発声する、歌い語 ....
心細くなっていくのは
日が暮れるからだ
寒いからだ
暗いからだ
人生と重ね秋

子も生まれ
君のお家は
上る春
ライジング・サン
じゃないか

春売って
酒浴びてなお
恋に ....
おねがい、ぼくを、ころしてくれないか。頭の中のきみは、水色の、ぼくだけがしっている秘密基地で、ぼくをまっていてくれている。それが希望以外のなんだというのか。きっと、かわいいかおをしているんだろうね、声 .... 9月になればまた学校が始まり、けれど暑さはまだまだ過ぎ去ってくれず、プールに入り終えたような夢見の感じが幻熱のように僕らを冒している 時間をゆるやかにしかし直角に左折するような季節のうつりかわり 教室 .... 夏の始まりは曇天 灰色の雲がたなびき 川として日常は過ぎ
ランチにはまだまだ早いな 僕は思った
流れ星を探すよりタイムカプセルを埋めよう
そんな僕は 飛行機の乗客で
23歳 透明なはずの身体が ....
なんでもない一日が
なんでもなく過ぎようとして
でもわたしはやっぱりたましいの
不思議な深みにはまってしまい
途方に暮れる

押し寄せる苦痛
沈み込む哀しみ
息をつめて覗き込む

 ....
○「精子バンク卵子バンク時代」
これからは
血のつながりよりも血統だ!

○「人間関係」
人間関係は
相手との調整だ!

○「老化」
入れ歯
老眼鏡
補聴器
カツラ
紙パンツ ....
心模様は
              ゆったりと落ちて
              貼られた桟橋から
           ガラクタが投げ出された

でっぷりとしたぬいぐるみの釦を眺める
 ....
みんみん蝉が鳴いている
曇天空に、ただ一匹

細かい雨が降っている

みんみん蝉は鳴き続ける
それは私の心に木霊する
抑え難い生命の高まりが
溢れ続ける生への執着が
私の魂を掻き立て ....
じいちゃんたちは
群れない!
嫁や孫たちに相手にされなくても
愛犬の尻尾ふりふりで
癒される

じいちゃんたちは
無愛想!
おしゃべりなし笑顔なしでも
焼酎のお湯割りで
心ほんわか ....
ひろい海をふたつに分けて
確かめてきた想い
雨にうたれたひまわりを
種に変えてしまう力

夜をまって
声にすれば
すべてのことを
忘れられるんじゃないか

目をつぶって
息をつな ....
今が人生で一番、
とてつもなくバカばかりして
生きてるのかな

推したい憧れの吸血鬼とか
いまはちょっと
いなくって
生まれ落ちて
生きてきたその日々を
なぞり書きして ....
熱気籠るこの夜に
雨が降る、静かに
世界を透明に染め
私の魂を奥底に沈め
五感の縛りを解いて

広がる大洋は
この世界の最中に在り
私の内底から溢れ出る

精神の響きは踊る直観が捉 ....
真鍮の
鍋の肌に
雪がふれ
消える

真鍮の
汚れきった
鍋の肌に
雪がふれ
雪がふれ
消える
雪がふれ
雪がふれ
雪がふれ
消え去る前に
雪がふれ

無数の
よご ....
星の子たちよ、遊べや遊べ
夜更けになったらこっそり遊べ
あの子は眠っているからさ
こっそり遊べよ、こっそりこっそり

星の子たちよ、遊べや遊べ
夜更けになったらなにをする?
あの子の寝顔 ....
夜は
良いんだけど

やっぱ
真夜中てっぺん超えて
なにかをするのは
ダメだな

昨夜ってか
今朝は
ダメダメだったな

タツノオトシゴが
龍になれない ....
闇の中に
雨が降る
慈愛の雨が
私を濡らす
遥か計り知れない高みから


怒りは在る
哀しみは在る
取り壊された
我が家の
更地に


疼痛のさなか
ジョン・レノンの
 ....
小学校の近くの文房具屋は
駄菓子も売っていて
店番をしてるのは中風の親父で
学友たちは
「ハセのオヤンジ」と言って
片方の腕を曲げたまま手を震わせて
びっこを引いて歩き
片麻痺の ....
脳髄に激痛が走る

手足が震える

街の景色が歪んで見える

当たり前だ

世界は私の認識の中にしか現れないのだから

私の知覚肉体器官が故障していれば
内なる直観的思考が弱って ....
玉虫色のイトクズが不揃いな 唇を噛みしめました
底しれぬ力、ガラス細工の 破れ戸の、母親みたいな
遥かに。ぶすりとした氷の前例を くるりと徹して
誰の目にも止まらない、無垢に生死を縫い付けられる ....
とうとう名を知らないままその人はいなくなった
知る機会は色々あったのだが
誰かが呼びかけるのを
耳にしてもすぐ忘れて
次があるしと思っていたが
次はなかった

寡黙なその人は昏い目をして ....
ちょうど今の君は昔の僕に似てる
好きな靴とか何もかも
変わり続けることを拒絶していること
楽しいことが嫌いなところも

気に入ったシャツはずっと着ていたい
毎朝冷えてないペプシを飲みた ....
花が開く
心が震える
舞い上がり、落ち続ける

限りなく

うねる大洋
無限の宇宙
貴女の微笑み

私たちは踊る、私たちは踊る
会話を必要としない
ただモーションだけの
コミ ....
神は存在する

のか
しないのか

人はそれぞれに
異なる信条を持っている

そんな
神の存在
うんぬんならともかく

これを買わないと
この先不幸になる

なんて
わ ....
それを嘘だというのなら
真実なんて
秋風に吹かれる
落ち葉みたいなものさ

どれほどの
正しさを掴み取ったとしても
世界に伝わらないなら
ただの嘘つきだ
と想うんだ

 ....
{ルビ霙=みぞれ}、これは意識があった
スケープゴートの産卵を一瞬
競い合うところを潜り搦め手
むず痒いもんだ。ほころびが目立っている

プライバシーも機敏な青にはやわらかな房火を点す
遠 ....
闇に没して
自称詩人、自称詩人と
つまらない悪態ばかりついている
くそったれだ、キサマは

わたしは歌い叫ぶ
この世の地平を突き破り
独りになって、独りに戻って
限界ギリギリまで
内 ....
突然の雨で体はびしょ濡れに雷雲は他より黒い

大雨で日本各地に被害出る川は溢れて道路は川に

向日葵を見て真夏を満喫し元気いっぱい心はアクティブ

急な坂上がったり下りたり忙しい営業マンの ....
夏の空、玄関口
立ち尽くす我
庭木の揺れ、うねる大気

ああ世界が広がっていた!
己とは無関係に
何処までも眩しい異郷が

五歳の時のその体験を私は決して忘れない
じぶんとは全く無関 ....
おぼろんさんのおすすめリスト(3597)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ただ白い風が吹く- 秋葉竹自由詩222-8-31
個体の歌- ひだかた ...自由詩422-8-30
暦に- りゅうさ ...自由詩7*22-8-30
うそつき- 暗合自由詩222-8-30
時と町- 山犬切自由詩522-8-29
タイムカプセル- 山犬切自由詩622-8-29
白昼夢- ひだかた ...自由詩6*22-8-29
独り言8.29- ホカチャ ...自由詩2*22-8-29
あや- あらい自由詩222-8-28
みんみん蝉が鳴いている- ひだかた ...自由詩7*22-8-28
じいちゃんたち- ホカチャ ...自由詩1*22-8-27
月の海- soft_machine自由詩122-8-27
よふかしのうた- 秋葉竹自由詩122-8-27
貴女- ひだかた ...自由詩622-8-26
鍋と雪- 北村 守 ...自由詩122-8-26
星の子たちよ、- 高山夕自由詩222-8-25
美しい女の龍の夜- 秋葉竹自由詩122-8-25
五行歌・夜闇の熱の奥に- ひだかた ...自由詩6*22-8-25
やぁ- 板谷みき ...自由詩1*22-8-25
認識への意志- ひだかた ...自由詩2*22-8-25
裳の形地- あらい自由詩122-8-24
あの人- ふるる自由詩822-8-24
汚いものから大事になっていく- 竜門勇気自由詩3*22-8-23
アヴァロン- ひだかた ...自由詩422-8-23
襲撃事件の動機に納得- st自由詩222-8-23
嘘つきな月- 秋葉竹自由詩122-8-22
雲砂糖- あらい自由詩122-8-22
SHOUT- ひだかた ...自由詩6*22-8-22
アクティブ- 夏川ゆう短歌222-8-22
記憶の夏- ひだかた ...自由詩422-8-22

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120