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(短歌七首)

麦ちゃんと
いう名の猫も縁側で
春の海鳴り聴いて寝ている


オレンジの
ブイに停まったアホウドリ
百年まえの空をみている


部屋が揺れ
 ....
 

まぁ、いわゆる
青春時代、かな

鳥取へ行った
当時の鳥取は
夜8時になると
町が眠っていたのを
なぜか
印象的に憶えている

ある日、
たぶんどこかのホテ ....
 

狂いたいひとは
まぁ、世の中の
いたるところに居るだろう

うつ病患者が
百万人超えたとか
きのうニュースでみたけれども

あ、その中にわたしも入ってるやん、
 ....
 

桜降る
空をみあげてキラメキと
未来の青さににじむ黒い目


ただ灯る
常夜灯には命さえ
照らしてくれるやさしさがあり


なにひとつ
咲かない人生なんかない
け ....
 

今日もまたあなたを傷つけた

寂しさが棒立ちしているバスに乗り

ただ横にいるだけで

やさしいあなたの笑顔を消した

応えられなったあたまが悪いから

じゃなく ....
昭和、黄金時代
あきちを夕日が朱に染めるころ
昭和の悲しみは
まるで未来にすべてが解決できる悲しみに
想えたんだろ?

東京にいったとき
東京タワーではなく
スカイ ....
  

ぎんいろのメトロポリスは
少し遅めの帰宅の列車を吐き出すよ

みあげれば
満月が狂ったみたいな赤色で

川べりを走る電車たちに
まるで異世界色の桜の花びらが降りそそぐ ....
  

雨の日に
ただ詩を詠めたあのころは
まとわりついてたしあわせ知らずに



目の前で
泣かれたときにできること
すべてをウソとオロオロすること



今日になり ....
  

くれないの雲に焦がれて飛ぶ紙の飛行機がただ桜を突っ切る


彷徨って罪とか罰を探してた固くて折れないただ青い日々


真夜中に君が好きさと云ったとき月が綺麗に笑って陰っ ....
これは短歌じゃねぇか、と云われれば言葉もありませんが、
これは詩なのですと、云い切らせてください。
夜中の3時台に起きて書いた愚かな労力に免じて、ハハ。




  荒野に吹く風 桜に吹 ....
 

桜みち
ふたりで歩くそよ風が
散らない未来をそっと散らして


桜木に
灯る命の妖しさに
汲めども尽きぬ情欲を知る


ひまわりの
咲く夏の日の未来さえ
 ....
  

曇天の裂け目に
完成された神聖があることを
知っているひとは
僕と
あと
だれだろうか
切れ長の目を
その裂け目に向けている
あなたには
あの神聖が
みえている ....
 


さみだれに
乱れて回る風車には
あがない戦うなにかがみえた


寂しさを
ドレミで云えば根拠なく
そいつはシだねと云い切る唇


ささくれた
こころをやさしく撫 ....
ただの

バッカみたいな
幸せを
声、こわだかにかたるんだ

そこには涙が伝うとか
笑顔に戻れる日を夢み
いつしか心は捻られて
ただ春の陽の清らかな
とわを感じている景 ....
  

そら、を
蓋だと
云ったひとがいた。

わたしには
それがみえない、

冬の名残りがある雨の
冷たい曇天。
そのあとで
やって来るのは闇の夜
肌刺す風がヒュウ!と ....
 

あたし、
ほんとは
猫なんだ。

猫の世界は悲しみが
ただの人間さまからみれば
立てない地軸で廻ってる。

そんな感じで、いいのかにゃ〜?

猫の世界は純愛が
こぼれる ....
雨が降る午前5時半3月の春は名のみの不在のくらやみ  

潮騒の
やまない夜に落ちている
流木よりもウェットな夢


夕闇に
途切れず吸い込まれるような
祈りに終わる恋をした罪


海鳥が
微笑みながら静止する
沈め ....
  

のっぺらぼう、
みたいな僕の涙声、
聴こえているなら君はくらやみ、



みえるもの。
すべてにおいて悲しみの。
しらべわからずゆらゆら泳ぐの。



あかりだ ....
  

山嶺に夕日が沈もうと
雲はまだ
夕焼け空に浮かびつづけている

寂しがりのオレンジ色から
静かに終わる紫色へ
ひととき
ひととき
色を変えてゆく

ありえな ....
 

きっとくる
終わりを
知らないひとなどいない

雨は降る
いつまでだって
降りつづける

こころに染みる罪も消えない

なんで
なんていう悪を
犯してしまった ....
  

かりそめの
恋なんだから忘れるわ
おぼろおぼろの夜雪の中


天国の
ほうに住んでるのか君は
なんだかしばらくみてないサザンカ


はじめての
のっぺらぼうに会っ ....
 
夜は冷えます

太陽とおなじような
あたたかい光が
欲しくて

涙ながしただけで
瞳が綺麗になるだなんて
びっくりするほど
デタラメな綺麗事だね

でも夜は ....
  

悲しみがいつまでもまだ降り落ちて
優しいふりをできずに笑った


しあわせがあるから心がもういちど
立とうとすると云いたい週末


曲がらないこころに意味はないからと
云 ....
  

ゆっくりと
川面を流れ海へゆく
ため息みたいな声の寂しさ


逃げるのが
遊びだからと割り切って
正しい恋もできないくせに


よろこびに
震えてみたのは ....
  ガラスの三日月

みせたこともない
真剣なひたむきさで
青みがかった夜空を
みあげている

昔憧れてたあのひとの
泣き顔をみたことがあって
もう僕でよければぎゅって
 ....
  

愛していないと死ぬようなひとと
呼ばれたいなぁ

永遠に成熟なんてできない
終わりのない時間を生きる
恋愛を
したいなぁ
時間に縛られてもそれもいい
いつ逢っても新 ....
  

そういえばわたし
ハッピーになったんだった

だから夜が好きになって
バランスのいい安心を
抱いて胸を撫で下ろすことができるんだ



なにが流れているか
なにもみ ....
夏に近所のお祭りで
金魚を二匹掬った

いっぴきじゃなくにひきだったので
すこし感傷的になって
あくる日会社をサボって
ちっちゃな金魚鉢まで
買ってしまった

すぐに ....
 

猫や猫。
わたしは、なにも、いらない。
わたしは、それほど、悲しくはない。
わたしは、それほど、つらくはない。
ただ耳が痛くて、痛みのあまり、
不眠の夜を、声を抑えて耐 ....
おぼろんさんの秋葉竹さんおすすめリスト(282)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
好き好き好き好き好き- 秋葉竹短歌324-4-17
ただ憶えてる、青白い夜- 秋葉竹自由詩324-4-15
悲しみみたいな、雪- 秋葉竹自由詩424-4-14
とんがった坂- 秋葉竹短歌224-4-13
うたうたい- 秋葉竹自由詩324-4-11
悲しみのうた- 秋葉竹自由詩524-4-11
叫び- 秋葉竹自由詩324-4-10
抱き治したい- 秋葉竹短歌124-4-9
綺麗- 秋葉竹短歌324-4-9
荒野に吹く風_桜に吹く風- 秋葉竹自由詩424-4-7
桜みち- 秋葉竹短歌124-4-6
完成された神聖- 秋葉竹自由詩424-4-4
「さ」の短歌- 秋葉竹短歌324-3-31
好き。- 秋葉竹自由詩424-3-26
聖者より明るい微笑み。- 秋葉竹自由詩224-3-24
猫の女の瞳には。- 秋葉竹自由詩224-3-24
サムイ- 秋葉竹短歌124-3-23
口笛の音色- 秋葉竹短歌224-3-22
くらやみ。- 秋葉竹短歌124-3-21
夕焼けのうた- 秋葉竹自由詩324-3-21
神さまお願い- 秋葉竹自由詩224-3-20
春よ恋- 秋葉竹短歌224-3-19
あたりまえ- 秋葉竹自由詩224-3-18
なにひとつ簡単なことはない- 秋葉竹短歌324-3-18
ひとりでなく- 秋葉竹短歌224-3-17
ガラスの三日月- 秋葉竹自由詩424-3-14
喜劇- 秋葉竹自由詩224-3-13
花びら舞う夜にみつけたハッピー- 秋葉竹自由詩224-3-13
空へ- 秋葉竹自由詩224-3-13
君のうた- 秋葉竹自由詩224-3-12

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