https://suno.com/s/rf4zai78TIAoldea

黄昏砂浜
半分埋もれた懐中時計は
壊れて逆回転をします
長針の影が伸びてきて
足元までは届かないまま
夜に溶 ....
王が放った火は
黄泉の国まで届いた
人々を焼き、人々の罪を焼き、
市場には私がいた

汚い雑巾のような子の
唱え続けた祈りが
花を揺らし梢を叩き
夢から覚めろと私を揺らす

降り注 ....
砂漠の
何もない空を
枯木が凝視し、
砂塵が舞上がる

空の破片を剝がすように
密やかに虚空をぬけ
旅の終焉に
翼をやすめる時を迎えた
けれど、

イヤダ
シニタクナイ/シ ....
去年の十二月から
見守る越冬サナギ

今日も
葉っぱで巻かれたように
微動だにしない

もしかして
羽化を忘れて
もう何年も越冬している

のかもしれない

もしや誰かが ....
 野菜売り場で出くわした
 退院して間も無い友が手に取る
 少量パックのミニトマト
 旦那のお弁当にと選んだ幸運の黄色、
 私はいつもの赤だけど


 友人宅のリビングルーム
 ....
古文書のようなカルテを
棚に そっとしまう

このときが
いちばん気を遣う

開院当初からの
患者様が多い

カルテは自然と分厚くなり
傷みがひどい
修復しても追いつかない
 ....
理解する必要もないのかもしれないけど、現在詩的に行
動を読むと自爆テロをする人の脳内では世界平和のため
なのだろう。だけどなんの接点もない全くの赤の他人で
しかないわたしたちを無差別に巻き込まな ....
+++宇宙旅行

(死のうと思ってアクセルを踏んだ、車はあなたの墓にぶつかって停まった)
(墓碑には、「あなたは、どこからきて、どこへいこうと、したの?」)
(刻まれている名前は、私のそれだっ ....
月明かりの部屋、
カーボンの床を突き破って生えた
碧く生暖かい枕の木。
その果実を捥いで、
甘酸っぱい夢を見る

波打つ、
シルクの海にうかぶ
光る帆の
真夜中の船たち
星までの距 ....
なにげない午后

知らない私がいる

歩き方をわすれてしまった日
腕さえ 独りよがりの
振り子の揺れで、

裸足でたつ
ありふれた海辺の砂
ひんやりとする 爪先

来た ....
朝の通勤 
今日から上着は春用

とことこ歩き
いつもの畑にさしかかる

すぐ横で
おじさんが葱を抜く

とたん
土の匂いに包まれて

胸いっぱい
深呼吸したら
からだ ....
鮮明に覚えている
生まれてから 
初めての嫉妬

五才くらいの頃
アニメの
星の王子さまが大好きで

王子様が
大事にするバラが
憎くて仕方なかった

わがままを言って
 ....
えっとうは
こえふゆとかき
はくおろし
いきしみさぐれ
いみしきみさけ

ゆき、と並べて温度はない。

形式の解析と拍。

操作。
感情ではなく均衡。
枠を固定し、その中で音を ....
雨水すぎて
空に湧き出したひだまりの実生が
久しぶりにとっても、眩かった
爪先ほどの春を
芽吹いたさいぼうの菜を
並べて調理する
ふかふかする国防色の服を着ながら


どこへ行けば
 ....
お風呂の洗い場
洗顔し、顔を上げる

湯気の向こう
鏡に映る私

かすんで
皺もシミも見えない

そのせいか
若やいで見える

お風呂の鏡は
これだから好き

頬を触 ....
その指でかくせるほど
ちいさくて、まるく
くっきりと、けれどあわくもいて
それくらい遠く
ほんのり赤らんで うかぶ
月にとらわれたきみを見ている

ちいさな花とそのこなごな
ひろがって ....
夢がたわみ
ぼんやりと浮かぶ
長い森の道よりも
穴の中が浅い驚き
が痺れて

夢が途切れ


朝食の時に
朝早く目が覚めると
妻に話したら
にべもなく
背中で
年よ、とひ ....
ほんの

一瞬

あなたの笑顔が翳った

冷たい

予感が

わたしの内側を伝う

人の気持ちは葉っぱの上の水玉
いつまでも震えることを止めない水玉

あなたの水玉が ....
君のめざめと
私の眠りのあいだに
淡く時が舞う
どこからどこへ やわらかな伏流水

生まれる前の場所と
死んだ後の場所が
美しいかどうかは知らないけれど
光が光のかたちにな ....
娘の卒展へ行くため
阪急電車に乗る
神戸方面へ

降りたのは
懐かしい駅

娘が幼い頃
二人で訪れた動物園

記憶にあるのは
平日で空いていたのと
曇った空
彼女のつむじ ....
私なんてどこにもいなかったので
何にでもなれるような気がしていた
それがどれほど孤独で絶望的な自由か
誰に聞かれる機会もなかった
                      白線を踏んだら死刑 ....
春の息吹に乗る微粒子
乾いた朝でも曇る息
微細な空の揺らぎに
晴れも霞んでいるので
日が翳る

1ッ目のおばあさんが
足を引き引きもっさり歩き
折角の春の兆しが
煙にむせる

マ ....
{引用=海の見える町に住んでいる少女
概念と図形によって構成された空間
外気は暖かく、音響は風に乗る放物線に乗って
漂う粒子が拡散する市街地まで
通過するバス停前の時刻表に
飛来する戦闘機の ....
祝祭

⚫️

光の広場
高名な建築家の最後の作品だと聞いた
帽子の男が私で
子どもの声で満ちている
風に揺れる旗は、祝祭の印か?
水たまりに空が落ちて
覗くと私よりも帽子の方が
 ....
 憤りのままに
 閉めてしまった冷蔵庫の中で
 ビンのぶつかりあう音
 微細なひび割れでもあったのか
 ジャム瓶だけが割れた

 ねっとりしたトパーズ色と
 雑ざって宝石の様に耀う
  ....
洗濯機が開かない
開けようとすると
ダメだという
今の賃貸に暮らし始めた
戦友だもんな
おつかれさん

仕方がないから
コインランドリーで
入れて洗うだけなのに
恋人を待つように
 ....
昨夏のぎっくり腰
冬前から
通勤を徒歩にした

細い道を 
とことこ歩く

畑を過ぎた辺り
今日は見まいと
思うのに
やっぱり見てしまう

古い美容室に貼られた
ポスター ....
子どものころ
線の上から落ちないように歩いた
落ちたら地獄だし
ワニに食べられるし


線と一口に言っても
それは幅広い帯かもしれず
ドットや河や霧かもしれず

​「黄色い線の内側 ....
ここを出る
それがため
靴をさがす
昔は どんなものでも平気だった
今は、理由や 人目さえも気になり
履く靴を
みつけられない

   ・

辞書のことばで表現できない ....
待ち合わせは苦手、{ルビ純心=まごころ}を証明しつつ傘を持つ。今日はおひさまが寝ている、いつかこたえは聞けるだろうか。それともおしまいになるだろうか、意外とかくせるから大丈夫なきがする。

こぼれ ....
そらの珊瑚さんのおすすめリスト(8632)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
過去作、音楽(懐中時計)- wc自由詩526-3-8
放鳥- 自由詩326-3-7
droneの涙- 月乃 猫自由詩12*26-3-6
黙するサナギ- 花野誉自由詩14*26-3-6
きいろ- リリー自由詩10*26-3-6
紙のカルテ- 花野誉自由詩17*26-3-4
「長い人生の終わりとはじまり」- 足立らど ...自由詩4*26-3-1
Skyblue,Junkie,_Lollipop,- 自由詩1126-3-1
星のゆらめき- atsuchan69自由詩14*26-3-1
魚の幸- 月乃 猫自由詩16*26-2-28
春のごちそう- 花野誉自由詩17*26-2-27
バラのおかげ- 花野誉自由詩13*26-2-24
- wc自由詩13*26-2-23
いろは- 唐草フウ自由詩15*26-2-23
頬の記憶- 花野誉自由詩15*26-2-20
頂にて- soft_machine自由詩7*26-2-19
二度、三度、夢うつつ- 伊藤透雪自由詩6*26-2-19
たまゆら- 夏井椋也自由詩1326-2-19
伝_言- 塔野夏子自由詩5*26-2-19
ひかりをもらう日- 花野誉自由詩20*26-2-17
- 自由詩426-2-17
霞む早春- 伊藤透雪自由詩4*26-2-17
0.02..- ryinx自由詩16*26-2-17
祝祭- 後期自由詩326-2-16
JAM- リリー自由詩18*26-2-16
洗濯機- 伊藤透雪自由詩12*26-2-15
ポスターの女- 花野誉自由詩12+*26-2-15
線のあちらこちら- 凍湖自由詩626-2-14
雑想_Ⅱ- 月乃 猫自由詩16*26-2-14
しょこら- 唐草フウ自由詩10*26-2-14

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288