すべてのおすすめ
綿毛のしっぽ
小鹿は 天の一点を見つめ

遠雷は、雨か
我知らぬ予兆の
布告

与えられた
つばめの空を行く航跡の曲線文字を
なぞっては、
その意味を解いていく

ー路をうしな ....
悲しみを孕む
十三夜の月の満欠け

喧噪に街猫が 見る
自らの影の先に
山里を住みかの やせたクロネコは、子猫の蒼い目をうしなわず
それでいて寂しさをたたえ
まなざしは 紛うことなく ....
猫の半纏に ねじり鉢巻き、ふんどし姿

クロネコの屈強な男たちは威勢が良い

大きな俵をなんなく積み上げていく

月給が現物支給となってひさしい

円の代わりにコメが貨幣価値となっ ....
葵 奏楽の舌

かぎりない飴がふる

子どもたちは、慶びにそらのむこうの店(てん)をあおぐ

大人たちは、亜麻色それを 輝石とよんだ

化体それをひとつほおばり

まちがい ....
そらの珊瑚さんの月乃 猫さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_遠雷_- 月乃 猫自由詩12*25-7-3
_蒼い目の夢_- 月乃 猫自由詩6*25-6-30
_俵_- 月乃 猫自由詩4*25-6-26
誤字- 月乃 猫自由詩6*25-6-24

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する