すべてのおすすめ
柔らかく温かい蕾の中で微睡む
光が 磨りガラスのような{ルビ花弁=はなびら}をすり抜け
優しく降り注ぐ午後
そろそろお茶の時間 アフタヌーンティーを気取って
薔薇の庭園で繰り返される儀式
意 ....
文明の震えを支える地の震え

働き蟻が扇子と携帯、クールビズを
並べて夜店で営業
いつまで開業する

父の暗い眸 母の暗雲
幼児はティンカーベルの羽をして
透明と超越
作り笑いのどこ ....
そっと風が吹けば

散り散りにこころは飛翔し

うらおもて

うらおもて

ひるがえり

夕暮れ空の向こうで

群れをつくり

大きなさかなが一匹

空をゆっくり泳いで ....
あたらしいものにはまだ名前がない
形もあまり決まっていないしそれはたぶん

人類が歴史のなかへ隠しておいたものを
あきらかにするようなようなかたちではみえててこないのだろう

冷蔵庫のドア ....
北の地
風車がまわっている
あなたが待っている
わたしを待っていると言う

東の地
高い人造の樹が一本
よく見えるところ
わたしが一人でいるところ

約束ならば忘れるために
形あ ....
曲がりくねった道同士の交差点
それぞれの道の先を眺める

一本は崖から崖へ通じて
一本は丘から丘へ通じて

その先には
不釣り合いな青空が広がる
ここは底
谷間の底の交差点

騙 ....
トレンドに流されない確かな価値。
究極のエコマインドという誇りをあなたも。

最新竪穴住居(ロフト付)!残り5棟。



隊員募集中。健康で演技力のある方。
経費削減のため武器の使用を ....
{画像=120530012115.jpg}



この世の中には
幕間に控えて居る役者は
いっぱいいて
人が羨む役を貰えるかは
まことに運次第なのだと思う


人は与えられた役の ....
雲間に死者がわらう

新月 それは

冥界のヴェール

鈴を鳴らして歩け、魂惜しくば

合唱団に見つからないように

どこかでサイレンが鳴る

返報がある

耳鳴りのように ....
生あるものすべてに
訪れる【死】
それは公平であるかの様に想える

だが去し方は
安楽もあり
突然もあり
残酷もあり
凄惨もあり
その【死】は
ひとそれぞれ

故に【死】は不公 ....
白いテーブルかけはだらりと垂れ下がり 
食卓に転がっている 
無数のりんごとオレンジ達が 
ぴたり、と止まっている。 

それぞれに好きな方を向き 
それぞれの位置におかれ 
それぞれが ....
オーガンジー越しの白色が
夜明けを告げる
曇天のようだ
、ついてないな


誰もいない部屋で
あなたに語りかける
胸のロケットペンダントのなかの
白い骨が

応える
のを待つ ....
いつからだろう
嫌いって言えなくなった

いやだって言うことが
なにかを壊す気がした

すきって言うことがよくて
清浄機みたいに思われて
嫌いって言葉だけが嫌われて
私の心にたまって ....
なにも動いていないなかにいる
なにかはび動だにしないようにみせかけても
動いているはずなのに

なにもおとをだしていないなかにいる
静じゃくとはしぜんなどが静かなことで
あるだけで無おんで ....
夢から覚めると
午後は陽炎の中 寡黙に佇んでいた
翻る あなたの影だけが冷たい魚


見も知らぬ者同士 これが
いつかの夢ではないと言えるでしょうか


ひび割れた心象が決壊する時
 ....
予備校にはリフレッシュにとテニスコートがあった

そこで僕らはほぼ一日中ダブルスをした

コートの周りの新緑は日々その影を濃くしていった

予備校に似つかわしくない汗まみれの僕ら

6 ....
偶然のすれちがい

微笑み挨拶するけれど

何かを伝えたくて

何も伝えられなくて

優しい風が吹くだけで

明日の気配に

ふわりと衣が

背筋を撫でる
机の上のオレンジ達は 
傾いた皿に身を寄せあい 
なんだかとても、楽しそう 

(日常が、ちょっとずらした視野になる 
 そんな軽みに、立ってみたい    )

いくつもの小さい太陽達は ....
割れたコップの破片
触って流れた赤い淋しさも
拭き取る温もりあれば
やがて
指切りげんまん
約束は絶対だからね
なんて
笑って薬指
淋しがりやさんが
零したお水
拭いておくね
 ....
窓辺に置かれた
一輪ざしの切子硝子
複雑な光のプリズム
瞳の中の幾何学模様
ああ なんて楽園

だってわたしは
凡庸な人でしかない

透明の硝子は見る角度で
その色や輝きも違ってく ....
ぼくは昔 転がる石だった
ぼくを握った手の熱さを
ぼくを投げたその手の強さも
まだ忘れていない

でもいまのぼくはただの石だ
転がった所にただいるだけの
単なる石になってしまった

 ....
僕の愛したその窪みは
どこにも通じることはなく

僕の愛したその丘は
なにを眺めることもなく

ただ僕だけを映し返して
それでもいいよと微笑んだ

僕の愛したその風は
なにに阻 ....
主張は残虐だ

妄想は救済だ

自虐は城壁だ

虚勢は生く術だ

陶酔は気晴らしだ

感傷は嗜みだ

憂鬱は居場所だ

孤独は飾りだ

表現は受け売りだ

 ....
かろやかな韻を踏んで彼女はやって来る
きせつのすべてを引き連れて
草原や潅木の露をあつめたりミツバチたちと
あかしやのはちみつをつくるんだとか

神殿の壁はまだひんやりとして小さな蛇がやすん ....
何を
描いてきたのか
いつまで
描き続けるのか


分からない


生き様を
刻もうとしているのか
ただの
石ころ遊びなのか


分からない


突き動かされた ....
  四月、僕は
  川のある町に
  あたらしく暮らし始めた
  水をふくんだ日の光を
  吸いこむと、眼には涙が滲んで



  黄色い床に積まれたままの
  段ボールをつ ....
クラムボン
それはクライムボーン
眩むほど真っ白に洗われた犯罪の骨
かぷかぷ笑うホネホネ生物

それから賢治
これは世界樹のドングリ
猫が短くニャニャと鳴くとき
世界中のドングリのひと ....
言葉が嫌いになりそうです。

と、書いているのも言葉であるので、


書くのが嫌になりそうです。

と、伝えるのにもやはり文字が必要でして、


伝えるのが面倒になりました。

 ....
君がたんぽぽなら 僕もたんぽぽ たんぽぽか向日葵 向日葵か太陽 太陽なら たんぽぽとの距離は遠い 約1億5千万キロメートルもある だから太陽はなし。たんぽぽなら、横で咲く。   #恋文


君が ....
3000年まえの昨日が
光子のひとしずくとなって
表象の湖の水面をゆらす

今日の日常は
いつかみた夢の果て
こはく色のあめ玉

今日の夢は
彼方の日の明日
永久にそそぐ流れの一滴 ....
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7799)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蕾という空間- 無限上昇 ...自由詩312-5-31
文明の震えを- 木原東子自由詩10*12-5-31
うろこころ- 灰泥軽茶自由詩13*12-5-30
あたらしいものたち- 梅昆布茶自由詩1112-5-30
文通- もっぷ自由詩612-5-30
正義の交差点ークロスロード3- ……とあ ...自由詩712-5-30
アドバルーン- 梅昆布茶自由詩712-5-30
地に沁みる影が光を含むまで- beebee自由詩31+12-5-30
貪狼の日- 高原漣自由詩1*12-5-30
公平と不公平- HAL自由詩4*12-5-29
果実の存在論ーセザンヌ展にてー_- 服部 剛自由詩212-5-29
白色- もっぷ自由詩412-5-29
嫌いからの関係- 朧月自由詩712-5-29
NOTHING- HAL自由詩3*12-5-29
心の向こうで絵を描いているあなたへ- ただのみ ...自由詩36*12-5-28
浪人探偵団- 吉岡ペペ ...自由詩1012-5-28
明日の気配- 灰泥軽茶自由詩7*12-5-28
太陽のうたーセザンヌ展にてー_- 服部 剛自由詩512-5-28
淋しん坊- 乱太郎自由詩18*12-5-28
【_切子硝子_】- 泡沫恋歌自由詩21*12-5-28
転がる石- HAL自由詩6*12-5-28
愛していない- euyih自由詩312-5-27
あさきゆめみし_えいもせすん- faik自由詩9*12-5-27
彼女- 梅昆布茶自由詩1212-5-27
地上絵- nonya自由詩16*12-5-26
沙弥子- 草野春心自由詩1012-5-26
やまなしの熟す頃- 海里自由詩112-5-25
ショコラケーキと脂肪酸- faik自由詩9*12-5-25
_5月23日_#恋文の日らしいので非公式RTした人にラブレタ ...- 北大路京 ...自由詩11*12-5-25
あめ玉_その2- euyih自由詩3*12-5-25

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