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誰か止めればよかったのに
投石器に自分の箱庭みたいな心を乗っけて
あいつは遠くへに飛んで行ってしまった
ほらそこのベンチ 降り積もった火山灰
虚ろなカタパルトがじっとしている

誰か止めれ ....
報われない愛を僕にください

届かない手紙を僕に書いてください

安っぽい言葉でもいいからささやいてください

僕が必要だって言ってください


思い出します君の柔らかな薄紅色のマフ ....
こころについた傷は きえないの ぜったいに

雪が黒いアスファルトに吸い込まれてく

天からきたものたちは

天に還るなんて 嘘



こころについた傷はね 治っても 痕 消えない ....
不安って石っころ
けっ飛ばして怪我をする

不安って曇り空
空気に触れて憂うつ

不安ってふわふわ
噛みしめても歯ごたえがない

不安な朝
理由をいえない
不安に包まれたコーヒー ....
      さくらの花びらにあなた宛ての
      手紙を書きました
      そろそろ、そちらにつく頃でしょう
      花びらが散りましたら
      したためた詮無き ....
届かない
あんたに触れたい指先は
夜に搦め捕られる


張り付く空気には微かな花の香
見遣った窓には真ん丸には足りない上弦の月が浮かぶ


あんたは今、誰と愛でているんだろう?
誰 ....
君の
「好きだよ」が
僕にどれだけパワーを与えてるか
君はきっと知らないよね

どんより曇った空模様も
どしゃ降りの雨も

君のその一言で
雲ひとつない青空に晴れ渡るんだ

 ....
1945年3月10日は
東京大空襲の日

その計画にアメリカ軍が利用したのは
関東大震災で何処がもっとも
火災を起こしたかのデータ・マップ

そこを狙って数え切れない焼夷弾を
B29か ....


必要と頷いても
近くにあっては困るらしい

それは遠くにあって
必要なときにだけお世話になる

ありがとうございました

添えたお礼と深く折り曲げた腰を上げてしまえば
あと ....
高層ビルから見渡すと月曜朝のビル群はとても礼儀正しい
きちんと整列して太陽先生の訓話を聞いている

向こうの背の高い男の子たちは揃いの制服
近くの背の低い女の子たちは色とりどりの私服

み ....
“恋心なんて、とうに忘れた”

なんて
強がらないでください
恋って
いいものですよ

人を好きになる
それは
自分を好きになることに繋がっていくから

忘れないでくださ ....
{画像=120318231559.jpg}


人は87年間考えて、
考えて考えて、
考えて生きていくと、
いったい何に成るのだろう。

心に硬い硬い殻を纏った
岩石にでもなるのだろ ....
自ら意図してじゃないの
前世の因果かしら
武道に縁があるようなのよね

父から剣道の手ほどき
刃を垂直に落として
むぎゅっとばかり、つかを絞る
小指の力が肝心でね

弓を引いた年月も ....
僕たちはDNAの命じるままに歴史を漂流し拡散してきた

朝露に濡れた森の匂いに

木漏れ日の暖かさに

まっすぐ空に突き刺さるメタセコイアの高みに
想いを託してきた


僕 ....
今年もこの日がやってきた
例年と同じ農園のビニールハウス前に
イチゴ狩りに魅せられた老若男女二十数名
斜に構えたり 無言を装ったり
だが皆が高揚を隠し切れずにいるのだ

農園の主人は愛想笑 ....
幼いころ
のっ原をかけまわっていたあたしの

いつもそばにあったその草花が
いぬふぐり、で
あると知ったのは
高校生のときだった

かわいらしいひびきに
その名をおぼえた
 ....
去っていったものは
はじめから出逢ったことのないものと
想えばいいこと

背をむけたものは
はじめから背だけを見せていたと
想えばいいこと

そしてぼくは幼い頃に戻るだけ
独りぼっち ....
わたしを
かたちづくるもの

なにもないと
思ってしまうぐらい
安定のなかにいて
時折、
影のない ....
震災から1年の3・11に復興を願い 
仙台で行われた朗読会の前 

主宰者の南ダイケンさんは 
「これ、心ばかりですが・・・」と言い
直筆で「謝礼」と書いた
白い封筒を、僕に手渡した。 
 ....
夜半の犬よ
おまえは 闇にまぎれて 旅を続ける

人々が 自分を演じることに 疲れ
一人 目を見開いて 
静寂の闇を 探っている時

蒼い星空と黒い山脈の境界から にじみ出すように
 ....
ただ
胸が痛んだ

ただ
涙が零れた

すべてを拒絶される

なんて
考えたこともなかったけど
こんなに苦しいことなんだね

こんなにも胸が痛むんだね

つらくて
 ....
一番星みつけた
紅の空の端っこを
指さして
嬉々としていた
あの頃の僕は
何処に行ってしまったんだろう

一番星みつけた
あの時、空の端っこで
輝いていたあの星は
今も輝いているん ....
心のある場所をさがす
頭じゃなさそう
顔じゃなさそう
体でもなさそう
でも体の外にもいない

どこだろ
頭の上かな
みえないから わからない
言葉にもいない

どこなの どこなの ....
雑種の黒い犬を飼っていた
足と耳のさきっぽが白い犬
散歩もご飯の世話もブラッシングもわたしがしてた

学校から帰ると
尻尾をふってぴょんぴょん飛びついてきて
ハッハ言いながらどこまでもつい ....
静けさが残り
(何故か見上げれば
見下ろしている)
さまよいながら求めるもの

宇宙を識るのとおなじくらい 「
人間を知るのはむずかしい 」

(意味に手をあわせ
ただ) ....
登校中の女の子と男の子が
道路を横切ろうとしている
飛び出しに供えて ブレーキに足をかける
春の陽射しの中 防寒着の子達は
車道の前に立ち止まり
急に 女の子がしゃがみこんだ

その手に ....
僕は病んでる自分を疎ましく思ったり

でもいとおしくもある


診察券にはだいぶ慣れてきたし

人間て病んでて当たり前なのかも知れない


検査着に着替えて腹部CTをとる

さ ....
末端から
僕の末端から
甘い指先が冷たくなる

末端から
組織の末端から
チンピラたちが青ざめる

末端から
地方の末端から
生まれた町が消えていく

末端から
サバンナの末 ....
静かってね
音が無いんじゃないんだよ

静かってね
これからはじまるっていうことよ

静かな中で
いろんなことが息づいて

いきてるよ
いきてるよって
私の心にささやくんだよ
穏やかな風は
温かく吹く

愛したひとのように
やさしい微笑に似て

桜は待ち兼ねた蕾を
綻ばせ柔らかく咲く

だけど だけど
僕は今ひとりで
陽溜まりのなか

春はいつも別 ....
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7898)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
誰か止めればよかったのに- ただのみ ...自由詩8*12-3-21
想春賦- 梅昆布茶自由詩1112-3-20
ゆきのはら- 自由詩212-3-20
風景の積み木- 朧月自由詩612-3-20
てがみ- 石田とわ自由詩8*12-3-20
上弦の月- 涼深自由詩712-3-19
「好きだよ」- ジュリエ ...自由詩112-3-19
ある一面- HAL自由詩2*12-3-19
望むひと- 恋月 ぴ ...自由詩2812-3-19
朝日のビル群- たにい自由詩612-3-19
恋心を取り戻せ- ジュリエ ...自由詩712-3-19
岩石のような人- beebee自由詩27*12-3-18
武道女子- 木原東子自由詩18*12-3-18
DNAの息子- 梅昆布茶自由詩10+12-3-18
イチゴ狩り- ただのみ ...自由詩9*12-3-18
いぬふぐりに会いたい- 森の猫自由詩19*12-3-18
荒地- HAL自由詩6*12-3-18
『かたちづくるもの』- あおい満 ...自由詩5*12-3-18
言葉のゆげ_- 服部 剛自由詩512-3-17
闇の語り手- いねむり ...自由詩5*12-3-17
- ジュリエ ...自由詩112-3-17
一番星みつけた- ジム・プ ...自由詩3*12-3-17
はいっ- 砂木自由詩11*12-3-17
ちろ- ふるる自由詩10*12-3-17
理(ことわり)- アラガイ ...自由詩10*12-3-17
春の熱- 砂木自由詩17*12-3-17
診察室- 梅昆布茶自由詩2312-3-17
はしっこ- ゼロスケ自由詩112-3-17
からだじゅうを耳にして- 朧月自由詩512-3-16
僕の春- HAL自由詩5*12-3-16

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