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「わたしの森で」
              木の若芽


どこに行こうとしていたのかわからなくなってしまって
どうしても?わたしの森?の入り口にきてしまう
何べんためしてみても同じこと
 ....
またささやかな給料日が来て
しばしの間は
生き延びられそうだ

いっそのこと
草間弥生さんにでも出向してもらって
赤い水玉の流通する世界で生きていたい

部屋の隅のワゴンには読めない本 ....
眠い……
最近 眠くて仕方ない

どうしたことだ
やらなければならないことは
山ほどあるのに……

それでも 眠い
眠くて 眠くて 堪らない

朝方の二度寝でこんな夢をみた

 ....
燃えるみずうみに
繊維を浸した
繊維は濃く
あおいろを流して
伸びて行く線が
溶け沈み込むまで眺めた
おまえをうつくしいものにしてやる
骨と血と過ちで

死んだ星の瞬く地平

僕らもどれないと思うよ
あの頃にはもどれないと思うよ

この掌で掬うこれっぽっちの闇すら
愛など為さないこと ....
自由律俳句つぶやかされている 自己評価が高すぎると
社会に迷惑をかける
自己評価が低すぎると
家族に迷惑をかける

自己評価が甘すぎると
未来に迷惑をかける
自己評価が苦すぎると
希望に迷惑をかける

自己評価 ....
冬から葉書が届いた
朝日に輝く美しい手作りのたより

菊の葉の はがきの裏は 秋絵柄

冬のやつ
まだ すぐには遊びに行かないから 安心して待っていなて言っている


しかし 葉書と ....
冬の玄関にはわたしにいちばん近い花を置くたとえば蒲公英

辿り着いた岬に根をおろして君は海をみていたね昨日も今日も

陽だまりを送ってくださいとあなたが言う十一月の蒲公英を送る

今年最後 ....
薔薇のような汗をかいている 霙と嵐と雷鳴で
十一月の夜が揺さぶっている
手のうちなんざ知れたもので
瞳は渇いたまま空を切る

初雪が覆った小さな棺
添い寝をしたくてもできなかった
小さな棺がゆらゆらと
時の浪間を ....
冷たい空気が流れている

口に含むと清らかな声がする

春の匂いに予感する

夏の記憶が乱反射する

秋の夕暮れが頭から沁みだす

冬の初々しさに笑顔をほころばす

時と記憶が ....
悲しみの色は暗闇のような藍色で

そっと触り

柔らかくふかふかとしていれば

そっと手で持ち上げて

声もなくはらはらと「雫」

耳を押しあててその敏感なふれあい

あなたの ....
気が付けば僕の手に触れてくるあなたはひどい

連れだってゆっくりとただ過ぎていけばいいと思った帰りの足を

楽譜はまだ一枚の半分も来ていないのに

きっかけに躓いて顔は血の気を失せようとし ....
冷たい外気に晒されて

あまりのその寒さに

この季節だけは、衿を立てて歩く。





灰色の街は2倍速の早送り。

慌ただしい月末で、

街で見かける誰もが  ....
感情は、体外に増設可能。なぜ、あなたは飛ぶ記憶を持っているのかな? なぜ私は深海の花の記憶なんて持っているのだろう。体重が六五キロでも四五キロでも私は私で、だとしたら私はどこまで小さくなれるのだろう。 .... 見捨てることは
見ることを捨てることだ
見ることを辞めることだ

そこに人が倒れていても
人かどうかも見ずに
ただ邪魔なものだと想い
躊躇なく踏みつけ前へと急ぐ

誰もが倒れ人を気に ....
アクセルを開ける
しだいに風景がうしろに遠のいてゆく

風だけの世界だ
僕はすべてから解放されている

一瞬彼女の指を想う
届かない距離にある白さ

ただ優しい仕種で
微笑んで欲し ....
人間の心は母の腹に置いてきました ぼくは誰の遺志でいかされているのだろう
ふとおもったのだが

生物の基本原理は摂食と生殖
僕だって変わらない

人生や愛に聖書が無いように
僕たちは風に翻るのだ

遠く越冬する鳥たち ....
木箱の扉は
下辺が蝶番で、上からゆっくり開き
外に倒れてスロープになる


岸壁づたいに太い蔦
滑車一本で昇降できる
ロッジ部屋のような
木箱のつくり


+ + +


 ....
私を傷つけたあの人は
結局私の人生にとって
大切な人じゃなかった

3年かかって
やっとそのことに気づいた

仮に今 あなたが
誰かに傷つけられたと思っているとしたら
あなたにはもっ ....
届かない手紙を書いた
誰のためでもない 自分のために
朝起きると雨が降っていたら
ただそれだけで
心が浮力を失くしてしまう
{引用=
お元気ですか?
今日はあなたの嫌いな雨になりました
 ....
人生はだまっていてもギャンブルだ
伏せて配られたカードは平等なんかではない
そこからスタート
幸せな人生がどんなものか本当はわからないまま
何かを捨てて
何かを拾って
ペアだとかハウス ....
ささやく言葉

あちらからこちらへ

風が吹き抜けてどきりとする

カーテンを閉じたように

夕闇がやってきて戸惑う

灯りが

ぽいんぽいんと

映しだされる笑顔

 ....
ユーモア教室に通うの刑に処す 西空に低く

爪みたいな月

だけど

ぼくの爪は噛んだあとしかない

外灯が街道を照らしてる

優しいきれながの目

そんな月が

天体の運行が

びくともしないで
 ....
脳に転移していますね


ある日
余韻の残らない口調で担当医は言った

丁寧に覚悟を積み上げてきたはずなのに
質問をする私の声は上ずっていた
ひとつひとつ言葉を置くように説明する
 ....
自分の好きな時間割をつくろう 
自分の好きな勉強をしよう 
(チャイムとは、心の中に響くもの) 

ほんとうの時間割は 
先生にもらうものじゃない 
ほんとうの学校は 
決まった通学路の ....
漂う迷いが残していた幾つもの線は
決して振り返ることは出来ないから
持っている紙が柔らかな紙になって
自在な形を折りたいと考えていた。
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7661)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
わたしの森で- 木の若芽自由詩312-11-20
弥生会計- 梅昆布茶自由詩612-11-20
【_夢判断_】- 泡沫恋歌自由詩7*12-11-20
染物- seniri自由詩1*12-11-20
小宇宙- 自由詩112-11-20
自由律俳句つぶやかされている- 北大路京 ...自由詩612-11-20
自己評価交差点- イオン自由詩4*12-11-20
秋絵柄- ぎへいじ自由詩10*12-11-19
わたしバックします- たま自由詩20*12-11-19
薔薇のような汗をかいている- 北大路京 ...自由詩712-11-19
正気の沙汰- ただのみ ...自由詩20*12-11-18
地下水- 灰泥軽茶自由詩6*12-11-18
悲しそうに- TAROぱっ ...自由詩112-11-18
うすら寒く愛しいあなたの- TAROぱっ ...自由詩312-11-18
宙に舞う小雪のように。- 元親 ミ ...自由詩112-11-18
ディメンション- 由比良 ...自由詩212-11-18
倒れ人- HAL自由詩3*12-11-18
風と美術館- 梅昆布茶自由詩1312-11-18
人間の心は母の腹に置いてきました- 北大路京 ...自由詩812-11-17
ゆだねるもの- 梅昆布茶自由詩1012-11-17
木箱と旅先の少年_(夢喰植物)- 乾 加津 ...自由詩12*12-11-17
エール- 夏美かを ...自由詩15*12-11-17
【_——できなかった人へ_】- 泡沫恋歌自由詩7*12-11-17
わたしがギャンブルをしない理由- ただのみ ...自由詩20*12-11-17
夜のはじまり- 灰泥軽茶自由詩5*12-11-17
ユーモア教室に通うの刑に処す- 北大路京 ...自由詩812-11-16
天体の運行- 吉岡ペペ ...自由詩612-11-16
その日- nonya自由詩28*12-11-16
夢の教室_- 服部 剛自由詩512-11-16
折り紙- seniri自由詩6*12-11-16

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