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つゆぞらの
車窓にぴしゃり
みずのゆめ
ふいに気がついた
目のあった
エレベーターの鏡に映る
水の目をしたあたし
着替えた綿の白シャツの
まとわりつく
抱擁の感触  ....
さとうとともに
ながしこむ
ひげんじつ
とうぶんは血にまじりあって
あたしを死にちかづける
それでもいい
と影がいう
夜毎夜毎
とうぶんを測ってくれと
さしだす魔女 ....
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あれは5月の終わり
小学生のぼくは
一人で仲間から離れ
体育館の横の鉄棒の側の
紅いダリアに見入っていた



転がり ....
きのう土砂災害で死んだ少年がグリーン車に乗っていた

ニュースで少年の横顔を見たときそれは短命の容貌ではなかった

だからいまグリーン車に少年を発見しても動揺はなかった

きのう会社に戻っ ....
ひとつ、階段をおりると
まるでこどもにもどったようだ
狂おしいほどに
血をもとめていたことも
海馬の海に ....
こころの透明な日に海がやってくる
あてどもない迷いに逢いにやってくるのだろうか

迎えるすべをしらない私はとおい砂浜で貝を観察したり
でも思い出に似た貝殻をさがしてみる

光沢を失った風景 ....
 掃除、片付け
 ゴミの分別

 始めるまでは厭わしく
 いざ取りかかれば簡単で
 終わってしまえば、
 気持ちがいい

 分っちゃいるけど、先延ばし
 そうして、かれこれ二 ....
波打ち際

ビー玉大 小ジャリ拾う

口にふくむ


「私 見張り番をしたのよ」


「何の? なぜ?」


「砂泥棒の・・・コロッケを買うお金欲しかったの」
 ....
私は関西人だけど
納豆が大好きです!
けれど頑固な関西人の旦那は
決して納豆を口にしない

蛸を食べる日本人を見る
欧米人の眼
豚を食べる民族を見る
イスラム教徒の眼

彼にとって ....
ああ、喉が渇いた

湯呑みに水を汲んでこよ

蛇口を捻ると

冷えきった真冬の水が

遠くから来た旅人のように

トングラトングラ

と流れ出し

トングラト ....
カタカナは生きているみたい

ノンビリと誰にも束縛されずに

トコロカマワズ寝てしまう

スヤスヤスヤ

朝になれば何処かでサンポしている

ポツポツポツ

何だか楽しそうなヒ ....
奇数行 長谷川忍
偶数行 鵜飼千代子


時々は嬉しいこともあって
蛇の目に注ぎのぼる酒を見遣ると
それでお酒を呑む
波立つおもてにやがて 習ったよう ....
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり 【水だ】

空が、しだいにコーラルブルーに
かすむ

骨だけになって、鯨は
今日も尾頭付き

水族館の いっかいから 
          二階にかけて
       ....
1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。
5番線、電車が参ります。 ご準備ください。
14番線、窓が開きます。ご用意ください。
23番線、天井が倒れます。ご安心ください。
7番線、特急が通過 ....
嫌われたくないカナリア青い 小舟のようだ
夕闇を漕ぎ進む
君だけが
それを孤立と呼ぶのなら
力を込めて
一漕ぎ
ふた漕ぎ
頑なに握る
黒錆びた銀のオールの先から
反転しながら
零れる飛沫は
やがて発光する蒼 ....
水が氷になると、体積がいくらかふえる
でも水蒸気になると1700倍になる
最近やっと知ったのだが(あまり当てにならない)
そうかそれで蒸気機関車ね

いわゆるビッグバンか何かが
どうし ....
葉っぱが微笑んでいる
もうすぐ枯れて落ちてしまうのに

私達が やがて落ち葉になったなら
どうぞ皆さん 踏んでください
素敵な音楽 奏でましょう

葉っぱは その命の最後にも
悔いは無 ....
繋いだ手から幸せの香り 狩猟生活より農耕生活を選んだのは

富の蓄積だとか食生活の安定だとかが理由ではなく

命の剥奪から逃れたかったからではないか

命の剥奪はひとを満たすのだろうか

幸福とはぼくらのどの ....
詩 舌足らず
詩 知ったかぶり
詩 失敗ばかり
詩 四苦八苦
詩 死んでたまるか
詩 しらけちゃダメね
詩 しっかりしろよ
詩 叱咤激励
詩 獅子奮迅
詩 試行錯誤の
詩 支離滅裂 ....
 
メガネをはずそう

まわりがかすむよう

少しは自分が見えるかもしれない


 
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フリーという言葉に何を思い浮かべますか?


海月(くらげ)?


海面に写る月の影のように
ゆらゆら揺れて
掴もうとする ....
ぼんやりするひとときがすきだ
ふだんそれほど張りつめているわけでもないのだが

焦点のないゆるさがもともとすきなのだろう
いわゆる生産的ではないだろうそんな時間

とくに創造的である必用も ....
  1 ベランダのアマガエル あるいは セミ

人工石に囲まれた中空にひらひら揺れる緑色の片鱗が
さまざまな生き物の宿る大木の小枝に見えたのか
ベランダに並んだ化学合成陶器に盛られた疑似土に
 ....
句読点のない手紙が励まそうとしている 風はその指先
山の緑を掻き分け
光の欠片のよう
白蛾の群れ舞い散って

橋から覗き込む
水音は涼しげに響き
燕が足下をくぐり抜ける
遠く切り取られた海が

傾いだ陽射しを溶かして
 ....
冷蔵庫に賞味期限切れの
ちくわが一本残っていた
二日しか過ぎていない
まだ大丈夫だろうと
丸かじりする

食べながら
ちくわの穴と対峙する
もしかしたら……
別世界が見えるかも知れな ....
釣りはいらないと言い足りなかった
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7898)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
『水』- あおい満 ...自由詩514-7-12
『懐中時計』- あおい満 ...自由詩214-7-12
想い出__/__ゴム鞠毬は暗がりを跳ねて落ちて- beebee自由詩23*14-7-12
俺は生きてるか- 吉岡ペペ ...自由詩514-7-11
ひとひら- あおい満 ...自由詩614-7-11
- 梅昆布茶自由詩1914-7-11
部屋掃除- まーつん自由詩10*14-7-11
潮(うしお)- 芦沢 恵自由詩23*14-7-11
【_納豆_】- 泡沫恋歌自由詩17*14-7-10
トングラトングラ- 月形半分 ...自由詩314-7-10
カタカナカナ- 灰泥軽茶自由詩714-7-10
交錯詩_「お酒」_____長谷川忍___鵜飼千代子- 鵜飼千代 ...自由詩16*14-7-9
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり- 北大路京 ...自由詩914-7-9
【水】引き潮- るるりら自由詩22*14-7-9
1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。- アンドリ ...自由詩2914-7-9
嫌われたくないカナリア青い- 北大路京 ...自由詩414-7-7
熱帯魚- Lucy自由詩11*14-7-7
サークル群青_課題詩:水素、水、水気、集中できない疑問- 木原東子自由詩15*14-7-7
葉っぱの心- もっぷ自由詩514-7-7
繋いだ手から幸せの香り- 北大路京 ...自由詩514-7-6
さよなら狩猟生活- 吉岡ペペ ...自由詩414-7-6
おれの……- ただのみ ...自由詩16+*14-7-6
メガネをはずそう- 殿上 童自由詩22*14-7-6
フリーでありたい_/_手段こそが望ましい- beebee自由詩28*14-7-6
ぼんやり- 梅昆布茶自由詩2014-7-6
アマガエル- イナエ自由詩8*14-7-5
句読点のない手紙が励まそうとしている- 北大路京 ...自由詩514-7-5
夏らしき日よ- ただのみ ...自由詩15*14-7-3
【_ちくわ_】- 泡沫恋歌自由詩22*14-7-3
釣りはいらないと言い足りなかった- 北大路京 ...自由詩314-7-2

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