すべてのおすすめ
   *いちばんほしいもの

守りたいもののあいだで
やがては 息もできなくなるので
いちばんほしいものは
手の届かない処へ

四角い窓のむこう
屋根と屋根の隙間のくらやみで
瞬いて ....
スムーズに話そう、あいにくと私の前にいる逃げ出した夜は詩人で難聴気味だった
たとえば、私の友人であるアナトール・フランスの書いたやつを読んで
【隠された表】と【真実である裏】を交互に推測し、幾度で ....
死ぬまでに 鳴らしたい響かせがある
きっと きっと 誰しもに

私はまだ受け取っていない 
私だけのギフト

 本当に欲する欲ではないギフト
 的がずれているのか 天を片目で見開く

 ....
世の中には色々な人がいる

ギブソンのレスポールを買うために工場でアルバイトする人や

弱者を見下ろしたい為に強者を装う人がいる

世の中には色々な人がいる

僕がいて、君がいる

 ....
「ママ!ママぁ!」

真夜中私を激しく呼ぶ声の元に行き
いつも通り右手を差し出すと
大事なお人形を愛でるかのように
それを自分の胸の前でぎゅっと抱き締め
再びすやすやと寝息をたて始める
 ....
風水にこって住みにくい部屋      雪がふる雪がふる
     音もなくふりつもる
     蝉たちは土の中
     耳を傾け夏をまつ
     あの日の麦わら帽子は
     いまも埋もれてい ....
陽射しは澄んだ冷気を纏い
静かに微笑んでいた
病床から起き上がる母親のように

すると蒼白い時と仄暗い人の群れで編まれるはずの朝が
心なしか ふと暖色に染まり
視線は飛翔してはまた憩う 小 ....
おまえが将来
大人になれば
ときには重い困難を抱えて
たぐる糸もなく
色を失った世界に
途方にくれることもあるだろう
そんなとき
思いがけず差し伸べられる
手のひら
それが、ありがと ....
祈りであるのかもしれない まもなく3番線の電車が発車して
数分後にまた別の電車がこのホームにやってくる
繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し
繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返して
同じ(正確には違う) ....
この道路をどんどんとばして
海へつづく道が見えてきたなら
空のカモメに聞いてみよう
あなたの故郷どこなのさ
私は帰る場所もなく
あってもそれは感じられず
この世界の中でひとりぼっち
どこ ....
耳から風を贈る 一致した音楽
気分と手を繋ぐ

瞬間の持続 幸あふる

気性と天気の反比例の線を膨らます努力を
楽しむ 年輪を重ね愉しむ

刹那の点線を歩んでゆく 増す増す幸こゆく
 ....
止まない雨はない 死んだ母は帰ってこない  埃だらけのコンクリートに影を焦げつかせ、
立っているひとりぼっちの後ろ姿を見つける
のに君がずいぶん手間取ったのは、二歳の子
には高すぎる太い鉄柵がちょうど君の視界を
遮り、そこからコンクリ ....
    
    水道の蛇口を閉め忘れたようで
    寝ているうちに耳の方へと
    冷たいものが流れてきます
    明日は仕事なのだからはやく
    眠らなくてはならないと ....
 
愛染夜曲をききながら

たいして飲めやしないお酒をちびりちびり

いつの間にやら夜が更ける



*愛染夜曲 http://www.youtube.com/watch?v=gwc ....
小さなスミ子さんは
短く刈り込んだ髪で
不安気に
わたしの隣に立っていた。

「今日から働いてもらうスミ子さん。いろいろ教えてあげてね」

ナースから少し離れて
私たちは長い廊下を歩い ....
どこから好きが始まっていたのだろうか

好きが終わることなんてあるのだろうか

始まりもなければ終わりもない

ぼくらがどんな容姿であろうと

ぼくらが生まれようと死んでしまおうと
 ....
冬がくると悲しくなる
きっと悲しくさせる要素が多いから。
雪原にぽつりと立ち竦んだ自分を想像するだけで、不安になる。

この町はわりと豪雪地帯で、
ドカドカ雪がふる。

朝になるとつもっ ....
永遠の生命ってよくSF
なんかに出てくるが退屈だろうなっって思ってしまう

もちろん駄作でも良いから
詩みたいなものを書こうとも思わないだろうし

有限な物の限界を嗤っても
生命の実感は ....
      あなたとわたしは一膳の箸でした
      年を経た槐の木から
      それはそれは丁寧につくられて
      生まれたのでしたね
      ある朝 ....
私はこの歳まで生きてきて
分からないことがたくさんある
まず「正しい」という言葉の
意味がよく分からない
「正しい」ってどういう意味ですか?
知ってる人は教えてください

「間違い」の反 ....
facebookerの憂鬱

そうかぼくは ひとりぼっちだったんだな
ようやくきづいて ことばになってあふれた
いちどいってしまえば あんがいらくだな
そうかぼくは ひとりぼっちだったんだな ....
木のうえから

あなたが見つめるぼくが帰る

あなたのもとにぼくが帰る


あなたは若葉に頬そめて

頬に若葉の影ゆれる

あなたが見つめてくれていた


その道たどり
 ....
     ときはきた
     木々は熟し芽吹きを待つ
     凍る大地のなかで
     目覚めたる巳
     いのちを包みしものなれば
     巳は脱皮する
     ....
ただそこに在る 思考より感情を含む空気
色だけ覗けば 桜を待つ橙色 生命の明るい炎

窓を邪魔とも云わず 柔らかく射して来る ここへ来る

四季がまた美しく溶け出す マーブルにキラメキを添え ....
ひとりのひとを ほんとうに愛することができたら
多くの人に愛される 気がします
入院初日十羽鶴でも嬉しい 上を見て、下を見て、前を見る。

右を見て、左を見て、後ろを見る。



天を仰ぎ、その空のcolorが沁みる。

鮮烈なる青、又は紫、あるいは朱。

ぼんやりとした灰色、または薄 ....
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7661)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恋歌- Lucy自由詩8*13-1-10
歴史の外側- atsuchan69自由詩11+*13-1-10
未知のギフト- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-10
あなたと私- yamadahifumi自由詩213-1-10
使命- 夏美かを ...自由詩20+*13-1-10
風水にこって住みにくい部屋- 北大路京 ...自由詩313-1-10
蝉たちの子守唄- 石田とわ自由詩13*13-1-10
稀有な月曜日/あたたかいもの- ただのみ ...自由詩21*13-1-9
贈るほどでもない言葉- 佐野権太自由詩8*13-1-9
愛はもしかしたら- HAL自由詩7*13-1-9
駅景- 田中まし ...自由詩313-1-9
故郷- 黒髪自由詩4*13-1-9
幸あふる- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-9
止まない雨はない_死んだ母は帰ってこない- 北大路京 ...自由詩613-1-9
動物園- Lucy自由詩19*13-1-9
蛇口がみつからない- 石田とわ自由詩12*13-1-9
愛染夜曲をききながら- 殿上 童自由詩16*13-1-9
スミ子さん- 初代ドリ ...自由詩14*13-1-8
奇跡- 吉岡ペペ ...自由詩813-1-8
冬がくると悲しくなる- 川上凌自由詩7*13-1-8
神様- 梅昆布茶自由詩913-1-8
一膳の箸- 石田とわ自由詩16*13-1-8
【_マインドセット_】- 泡沫恋歌自由詩16*13-1-8
facebookerの憂鬱- itukamitanij ...自由詩3*13-1-8
ぼくが帰る- 吉岡ペペ ...自由詩713-1-8
巳の目覚め- 石田とわ自由詩4*13-1-7
晴れた冬空を- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-1-7
I_love_you_&_ゆー_らぶ_みい- るるりら自由詩19*13-1-7
入院初日十羽鶴でも嬉しい- 北大路京 ...自由詩5+13-1-6
歩き続けること。- 元親 ミ ...自由詩5*13-1-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256