すべてのおすすめ
綺麗な役者たちが素敵なフレームのなかで
甘く切ない恋物語

某チョコレートを齧って
爽やかに微笑み彼らは天使に昇格する

僕たちは昇給も無い仕事が恋人だ

僕たちの切なさは三等級下で
 ....
路面



ボンネット

木々の葉

草花

僕の手のひら

あらゆるところに降り注ぐ雨粒の一粒一粒が

耳を澄ませると

万別の音階で

声色で

思いで
 ....
白い花が二輪

口をあけて

雛鳥のようだ

世界に命を震わせながら

何一つ邪なく生きている


あなたの掌に

載っている

その形が好き

なぜって僕の鍵穴だか ....
じぶんのなかの書きたいことが霞んできたらそれこそ終わり




バランスとってんじゃねえよ
ともだちの家と二軒ぶんのごみだしたから
朝からくたくただって君が言う

今日はお昼から仕事だって

僕は朝帰ったばかりで残り物でご飯をつくっている

刻んであった大根とキャベツをつかう
 ....
中身の分からぬ箱を
幾度も運ぶように夜は来て
色を静かに塗りかえる


重ねられた隙間が鳴く
地球の裏の蝶
緑へ落ちて
陽を弾じく影


あたたかな不安
永い永 ....
中庭を突っ切れば垂れながしの異臭が鼻を注さしてくる 。
両脇に並んだ板戸を次々と開けどれもこれも汚物にちり紙の山だらけはとても直視できない 。
どこで用を足せばいいのか少ない紙を手に迷っ ....
文学、音楽、哲学、映画、絵、写真、を捨てる。
孤独を愛する事、をやめる。
夜にだけやさしく在ろうとしない。
男を殺さず、女を犯さず、夜盗を働かない。
夢の意味に絶望しない。
昼間 ....
この海原の先の先には
哀しく微笑む女(ひと)がいる
手を伸ばす先の先
来い、と言えばささやかに
哀しく微笑む女(ひと)がいる
陸と海の境目に
永遠の君は雲を千切りながら
僕を待つ
町並 ....
止めどなくあふれる涙を
売ることが出来るなら私は金持ちだ

そんな妄想しちゃうくらい
涙が止まらないよ

自分の涙で溺れそう
そろそろ息が上手く出来なくなってきたよ

涙の価値って何 ....
下校途中のスクールバスに
突如乗り込んできた男達
怯える少女達に男が
「どの子がマララ・ユスフザイか?」と訊いた
まだ愛くるしさの残るきれいな瞳を持つ少女が指差された
次の瞬間彼女の頭と肩 ....
月は夜の命醒めた情熱が空に浮かんでいる

張り出した枝の先に引っかかってなにを思う

そらが墜ちてくるまであそぼうか

朝のひかりを待たずに逝ってしまう
幾千のしじまの響きをたずさえて
 ....
9.8ニュートンの
朝を
蹴っ飛ばしたら
空元気いっぱいで
胸を張って
間違いだらけの
午前に
歩き出す

早くも重さを感じ始めた
午前を
乗り切ったら
不様な前のめりで
 ....
{画像=121014170013.jpg}



遠くから聞こえてくる音楽
幾つものの輪が拡がって
自分の心のどこかで繋がっている

初めてスキップをした時、
いつだったんだろう?
 ....
耳鳴りが止まない 夕立が止まない 誰も気に病まない
いくつもの六角形めがけて降りてくる無数の線
歩道橋では今日も神様が飛び降り自殺をしようとしている
マンホールは踊り出しボートが通りを行き交って ....
我が家では去年の秋から
家電品が壊れるという【 連鎖 】が始まっている

最初に洗濯機が壊れた
スイッチを入れても作動しなくなった
もう7年は使っている 
そろそろ寿命だったのかな
洗濯 ....
 
しまったって感じで今頃朝顔が咲いた

いいんだよ

夏を閉じこめた種はまた蒔いてあげるから



 
妄想かも知れない ふたつの色の丸が見えると
きみはしずかに笑いはじめる

先端のなくなった世界で

分厚い空気をくぐり
人びとが屋根をたたみだす
鳥が
まっさかさまに飛びだしてゆくと
いよいよきみ ....
重たい鉄兜を被せられた人がいる
気がついた時にはすでにそうだったから
それが自分だと思い込んでいる
ゆらゆら不安定に生きていて
ある日たまたまどちらかに傾くと
それっきり右なら右
左なら左 ....
どこか遠くからきたりんごが
台所に座っていた

母親が小言をいう
父親がだまってテレビをみている
そんな普通の家庭に
憧れる私の目の前に

この時期しか売られないんですよ
売り場の女 ....
積乱雲が雨を降らせる。
空が好きだな。雲が好きだな。それを映す
水面が好きだな。言い出したら霧を見つけた。靄も好きだ。
雲の根源は地上に流れる水にある。
葉の裏から出た水蒸気にある。
空が私 ....
僕は子供の頃金太郎飴がすきだった
でも一緒に暮らそうとはおもわなかった

金太郎飴よりは
それぞれ違ったいろいろな飴が
食べたかった

あまり関係はないが古い知り合いの井上さんは
 ....
下を向いていることが なにより好き

下しか見えないから 当たり前


もっと前を見つめて 天を仰ぎみて

大きく羽ばたき 

大きく羽ばたき


うん そのあと どうする ....
あしたの朝
夢を拾おう
ほんとうの空気を
呼吸できるように

息をしてる間に
きのうまでに見た
悲しい夢さえ
昇華されるように

時計のベルが鳴り
次第に目覚めゆく
駅へと ....
からっぽの溝に鳥が死んでいた

学校の帰り道

それだけでしょんぼり出来た

世界は知らないうちに壊れていた

世界はこころそのものだった


誰彼かまわず挨拶していた

た ....
かけた心を
また探してここにくるけど
あきらめ気分で

ページはめくらないと終わらない
つまらない小説みたいに
行間がやたら広いから
うまらない
逃げ出そうとする
心 居心地悪い
 ....
閑古鳥もいない  無音 「月が綺麗ですね」

大学からの帰り道
電車から降りて見上げた月が
あまりに綺麗だったので

写真には残しませんでした

呟いたりもしませんでした
すべらかな曲線の感触を
薬指は覚えている
残り香は闇にほどけて
薄らいでいくというのに

互いのささやかな湿度を
夜ごと貪り合った
決して同じではない温度が
夜ごと擦れ違った

 ....
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7716)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
韓流じゃなきゃだめなの- 梅昆布茶自由詩512-10-17
音階- 三田九郎自由詩7*12-10-17
80歳まで- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-17
創作者たるもの独り善がりであれ- 乾 加津 ...自由詩18+*12-10-16
残り物- 梅昆布茶自由詩1712-10-16
夜と白- 木立 悟自由詩612-10-16
月と哭け__(二)- アラガイ ...自由詩7*12-10-16
空想の流刑- 青土よし自由詩512-10-16
果てぬ夢なれど- 岸かの子自由詩5*12-10-16
私の涙買いませんか?- 乙ノ羽  ...自由詩612-10-16
今宵は4つの瞳のために祈ろう- 夏美かを ...自由詩16+*12-10-15
鳥獣戯画- 梅昆布茶自由詩1412-10-15
重力- nonya自由詩18*12-10-14
スキップ- beebee自由詩30*12-10-14
雨が降ってくるとき- itaintme83自由詩412-10-14
【_連鎖_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-10-14
しまった- 殿上 童自由詩23*12-10-14
もしかしたら事実は存在し真実は- HAL自由詩3*12-10-13
笑いはじめる- はるな自由詩312-10-13
虚しい夜に描いた詩- ただのみ ...自由詩27*12-10-13
りんごの夢- 朧月自由詩912-10-12
一昨日の私は明後日の空を想像できない- かんな自由詩12*12-10-12
金太郎飴- 梅昆布茶自由詩16*12-10-12
ふつう- 芦沢 恵自由詩18*12-10-12
夢の駅- シホ.N自由詩412-10-12
少年世界- 吉岡ペペ ...自由詩1812-10-12
小さなこたつ- 朧月自由詩412-10-11
閑古鳥もいない- 北大路京 ...自由詩5+12-10-11
名刺- 中村葵自由詩412-10-11
月の滴る夜- nonya自由詩21*12-10-11

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