すべてのおすすめ
「……殺して 早く」
  
  「何も 殺さなくても」

「いいから殺して! 」

  「ねぇ 見逃してやろうよ」

「"それ″私のどっちが大切なの」

  「そっ そん ....
肩に掛かるキミの髪をかきあげて
白いうなじにくちづける
甘い女の匂いがした
潤んだ瞳で切なげにボクを誘う
やがてその身をまかせ
ボクはその肌で儚い夢をみるのだろう
たとえ許されない恋でも
 ....
男であること
なよなよした言葉で
変装してみせる
中性の安全地帯がビーカーの液で黄色に変わり
青いリトマス紙に
夜な夜な試験にかけられる
女であったなら
明日の仕事勤めなんか考える必 ....
傷つけるのが怖くて
傷つけられるのが怖くて
人を信じられなくて
信じたくなくて

そんなこと言っても

結局一番可愛いのは自分

守りたいのは自分ひとり

この国を変えます
 ....
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こんな記事を新聞で読んだ

アフリカ・ギニアの森で
野生のチンパンジー11頭に
普通の餌「アブラヤシ」と
普段は手に入らない旨い餌「クーラ」 ....
市街地の道路の隅に 
転がる猫の死体
それに群がる鴉たち 
餌に有りつけたとばかりに
黒い嘴でひき裂き 
死体をむさぼり喰らう

死肉は鴉の胃の腑で 
甘美な果実に変わる
狡猾 ....
あの日
お辞儀をした
それも深々と

本当は膝をつき
土下座すらしたかった

あの日
潰してしまい
誰もいなくなった
空っぽの事務所に
お辞儀しかできなかった私

帰る家を失 ....
素敵なノートをえらんでひらいて
ひらいてく夜にコトバをひろってつむいでなんにもない
なんにもないデスクは素敵さ
素足が似合う女の子みたいに素敵さ
あふれるEメールが
雲の上のちっぽ ....
 
 
学齢期をむかえた父が
レジに並ぶ
帳面と鉛筆を買ったのに
店を出ないで俯いている
帰る場所がわからないらしい
どこから来たの、と聞くと
わからない、とだけ答える
やがて見かね ....
いっぱい
いっぱい愛してるのに

君だって
わかってるはずなのに

なんでだろう
いつも
僕の頬には
しょっぱい涙が流れるんだよ


あの人は
君の存在を知ってるのに ....
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忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近


ぶらり ぶらぶら
裏町通り
場末の路地の夕餉時

さあさ いらはい いらはいよ
 ....
夜明けの明けの
ほのあおい闇と光の均衡に
無垢なクラゲが部屋を舞う
流れるままに漂って
夢から溢れたクラゲが舞う

夜明けの明けの
ほのあおい夢とうつつの端境に
大きなクラゲが天井を過 ....
深夜

招き猫は歌い出し
庭のフクロウは文字を見つけた

生まれたばかりの星たちは
少しずつ優しさを放ち出す

月はまだ昼寝をしていて
雲は風に逆らい始める

手から染み出る ....
すべての仕事を終えてしまうと
ぼくは無職同然かのようになる

次に仕事の依頼が来る当てもないのに
電話かメールが明日は来ると想い込む

ついこの前もレギュラーの仕事が打ち切られた
何故か ....
空は突き抜ける様に青かったし俺のバイクは相変わらず
走り出すまではやけに重かった
時々はビニールレザーのシートの上に安っぽい天使が
休んで煙草をふかしていたりするのだけれど
それでも自由を愛を ....
苦しいけれど
色鮮やかだった

恋をしていた

11時でも、12時でも
遠くても、行けた

何度でも
傷つける、と
思った

だめだった
ため息をついて
明け方

始発 ....
これから起きる人も
これから眠る人も
いつもの朝だ

やかましいアラームも
ガラガラ声の鶏も
イビキをかくオジサンも
この世に存在している賑わいも
いつもの朝だ

全速力で
朝が ....
 
携帯をスマホに変えたら
 
何にも詩を書く気が起きなくって
 
何故だろうかと考えてみる
 
 
4年近くも愛用していた前の子とは
 
書き込み方
レイアウト
文字のフォン ....
私が見てるときは目をそらすのに

何気なく君を見上げたときに
君と目が合う

君は私のことなんか
どうでもいいのかって思ってたよ

でも
恥ずかしがりの君は
私が気づかない ....
たとえリリカルに謳おうと、

あえてシニカルに謳おうと、

半ばやけくそな起承転結で、

ファンタジックに謳おうと、

結局、想いはハラスメント。

なにかをコトバにする度に、 ....
空が涙をせがむから みんな互いに殺し合った
立ち昇る黒煙と 未亡人の嘆き

立ち尽くす 一人の少年
泥に覆われた 丸い頬
額にかぶさる 前髪の茂み
その奥にきらめく ひび割れた瞳
干上が ....
きみはいま幸せか
辛いとは想わないか
淋しいとは想うことはないか

ない?
嘘だろう
きみは独りぼっちだ
きみには誰からの誕生日の贈り物も
Birthday Cardも届かない

 ....
ある時 独り暮らしの友人が
「孤独死友の会」を作るんだと
楽しそうに話していた
もしも そんな会を作ったら
「孤独死できないじゃん!」
と笑ったことがある

寂しいと呟く人の
孤独の意 ....
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           「おはよう」

           春風が挨拶をする

            足元のプランターに

    ....
ゆうてみて
あたしのどこがきつねなのか

そらぁ
お天気の日に雨はおっかしわなぁ
そんでもなぁ
この雨を降らしたんはあんたやで
しょぼくれた顔してうどん食べてたから
声かけたん ....
生前は
それは腕の立つ人であったそうだ
また 根っからの旅人であったという
世界を旅して
知らない土地で
知らないものを見るのが
彼の生きがいであったそうだ

今となっては
生前と言 ....
誰か止めればよかったのに
投石器に自分の箱庭みたいな心を乗っけて
あいつは遠くへに飛んで行ってしまった
ほらそこのベンチ 降り積もった火山灰
虚ろなカタパルトがじっとしている

誰か止めれ ....
報われない愛を僕にください

届かない手紙を僕に書いてください

安っぽい言葉でもいいからささやいてください

僕が必要だって言ってください


思い出します君の柔らかな薄紅色のマフ ....
こころについた傷は きえないの ぜったいに

雪が黒いアスファルトに吸い込まれてく

天からきたものたちは

天に還るなんて 嘘



こころについた傷はね 治っても 痕 消えない ....
不安って石っころ
けっ飛ばして怪我をする

不安って曇り空
空気に触れて憂うつ

不安ってふわふわ
噛みしめても歯ごたえがない

不安な朝
理由をいえない
不安に包まれたコーヒー ....
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7661)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今は家族で一人だけ- ただのみ ...自由詩11*12-3-28
【_エロスとタナトス_】- 泡沫恋歌自由詩9*12-3-27
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キレイゴト- ジュリエ ...自由詩412-3-25
【_二足歩行_】- 泡沫恋歌自由詩17*12-3-24
【_鴉_—_crow_—_】- 泡沫恋歌自由詩8*12-3-24
お辞儀- HAL自由詩5+*12-3-24
ぼくたちはズレてる- フミタケ自由詩312-3-23
age30- たもつ自由詩1012-3-23
辛い?甘い?- ジュリエ ...自由詩112-3-23
忘れられた想い出_/_勘太郎川_紅橋付近- beebee自由詩24*12-3-23
潮流- ただのみ ...自由詩14*12-3-22
夢灯- もずず自由詩212-3-22
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1983- 梅昆布茶自由詩1412-3-22
ホーム- うめバア自由詩412-3-22
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スマートな電話- 次元☆★自由詩3*12-3-22
暖かい視線- ジュリエ ...自由詩112-3-22
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Happy_Birthday_To_You- HAL自由詩3*12-3-22
【_孤独死友の会_】- 泡沫恋歌自由詩10+*12-3-21
【_春のカオ_】- 泡沫恋歌自由詩10*12-3-21
きつねうどん- たま自由詩40*12-3-21
生きている- 水瀬游自由詩512-3-21
誰か止めればよかったのに- ただのみ ...自由詩8*12-3-21
想春賦- 梅昆布茶自由詩1112-3-20
ゆきのはら- 自由詩212-3-20
風景の積み木- 朧月自由詩612-3-20

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