すべてのおすすめ
しずかな つばさの抑揚に
呼吸を あわしながら歩きます
しろさの きわだつ蝶を
追うとき わたしの 肩甲骨も
空を感じてました

「おたんぽぽしてるの
ふうてん とばそ」
 ....
風は雲を押し流す
雲の願いは
移動すること
あるいは変異

低い雲は
厚く
光を遮って

高度を増すにつれ
透けて
かすれて


雲は迷いだろうか
それとも
願い なの ....
ストーカーじゃない あれはFBI 雨が車窓をたたいています

だから明日そちらは雨でしょう

月曜の深い夜のさびしさに

ぼくは子供の頃を思い出します

てるてる坊主ゆれています

灰の心が雨にたたかれています
 ....
わたしはピクニックがしたかった

母にきくと
いいよと言った
ためておいたおやつを
バスケットに入れて
母が貸してくれたゴザを持ち
野原に行った
靴を脱いで
ゴザの上に座った
飴を ....
私は孤独を愛する
静けさに 怯えながら

私は世界を愛する
この手で 汚しながら

私は自分を愛する
鏡に 閉じ込めながら

私は友を愛する
その富を 妬みながら
 ....
一滴の雨が頬を濡らした

一滴の雨は頬を伝わって

私の胸元に落ちて消えた

どうしたの? 落ちた雫よ

一滴の足跡は1本の光りの線になった

一滴の足跡の1本の光りの線が消え ....
人間がかならず死ぬ というのとおなじくらいのたしかさで
あたしたちは一緒なんだと思っていた

なぜだろう
いまは
ひとりでうみへび座を眺めている
なんだか知らないけど子供四人と嫁さんがくるみたいだ
自分の子供ほどの歳だがまあいいか
なんとなくずるずると付き合っていた
あんまり恋愛感情も無かったしただ子供達が懐いてくれただけさ

まあい ....
太陽が沈んだら

星が煌めくでしょう…

君の一番の夢が

消え失せても

違う光が見えるかも…



君の太陽は本当に

太陽だったの

 ....
穏やかな
朝の何処かで
キジバトが鳴いているけれど
耳で
探しかけてすぐやめる

どうでもいいじゃないか
そんなこと

美味しい
朝の何かが
芳ばしい匂いをたてているけれど
 ....
病室が白いというのは比喩である。

実際、リノリウムの床は薄い青緑色をしているし、ところどころ日ざしに焼けて黄色く変色している。
また、6人部屋のベッドのひとつひとつを囲うカーテンも同じような褪 ....
時代に迎合したものは
腐食しやすい傾向がある
二十世紀以降は特に足が早い
あなたがガスオーブンを被り
光速ロケットに乗ったあの日から
世界は五十歳ほど老けた
だがあなたの詩は瞳のように ....
僕はたぶん君の代わりに生きているんだ
体や心が多少違ったってかつて君は僕で僕は君だったんだもの
僕は君のすべては知らなかった君も僕のすべては知らないだろう
でもいいんだそういう緩い連関でみんな生 ....
 口には出さなくとも
 目つきで解る
 軽蔑の刃

 四角い花壇の隅を汚す
 ゴミを捨てたのは誰
 落とし主は現れず

 誰も手を汚したくない
 でも傷つけずにはいられない
 だか ....
{引用=

詩を詠むように
風を読むものたちがいる


読経の声
いや、それは蜂の羽音にも似た
風だった


見上げれば、しばらく忘れていた空が
いそぐ雲を 連れ立ち ♯

 ....
小3の時お袋が内職の金で
買ってくれた少年向きの一冊の本
読み始めたら辞められなくなった本

高校性になってからそれが
コーネル・ウールリッチの
《黒衣の花嫁》だと知る

お袋は僕のい ....
生きるが嫌になった時
読んでともらった本がある
古い栞がはさんであって
わたしに宛ててと書いてある

最後のページをみてみると
古書店の判が押してあり
初版の時代にふと気がつけば
わた ....
陽が落ちて分針がぐるぐると何回もまわって
やっと眠ることが出来る
いまわたしはその時間を待っている
意識の死ぬ時間を待っている

癌の再発を繰り返して最後にはすっかりと憔悴して
父は死んだ ....
目をとじれば ただの暗闇
では なかった…!

目蓋のうら
そこは みずうみ。
湖面に さまざま浮かぶものあり
しぃんと なにひとつ浮かんでこない 凪ぎの日があり
あらしがきて 大荒れの ....
 きょう、小学生のとき
 はじめて好きになった同級生と出会った
 
 いつものように
 タイムカードを押した後でも
 とりあえず売り場の前を
 いったりきたりしている、そんなとき
 彼女 ....
 トキエは泣いている。薄暗い納戸の奥の、
紅い鏡掛を開いた鏡台の前に座り、泣きなが
ら化粧をしている。「おかあちゃん」幼い私
はトキエに纏わり付いて、その名を呼び続け
ている。戸外から蜜柑 ....
赤信号が、青になる{ルビ瞬間=とき} 
気づいたら右足はアクセルを、踏み 
車は、動き出していた 

まっさらな明日へ至る 
まっすぐな道を走る時 
ハンドルを持つ 
私の脳は、{ルビ空 ....
無傷のままで生きていけるほどこの世はやさしくはない  「こころいき」


奇跡の勾配を ころがる
空は水色、
水は空色。

鳥が鳴き
あたりという あたりに
しきりは 無い
緑の匂いがする
こけて膝小僧を すりむ ....
 存在の全てを否定されたら
 君は裏返ってしまった

 歩き回る影の様に
 光の中に居場所を探す

 そこを
 白い地獄と
 呼んでもいい

 頭上の雲は
 あらゆる色に染まるが ....
かつて僕は七つの海を知っていた
もちろんエーゲ海や神々でさえ

風は僕の味方僕は自由に世界中の港に停泊したものだ
もちろん君たちのジパングも遠い昔訪れたさ

僕にはエンジンというものはない ....
かなしいような夜が明け
せつないような曇り空
これからはじまる一日は
わたしに意気地を呼ぶだろか

たったひとりの夜が明け
たったひとりの曇り空
オーガンジーのカーテンは
きょうもわた ....
絶対的な漆黒に支配されながら
もう消えてしまいたい、と
泣き続けた夜
だけどそんな闇でさえ 
萎え始める瞬間がある
私の意志とは関係なく
朝は必ずやって来るのだから―
地球が営みを辞めな ....
聞きたくない陰口伝えにきた
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7898)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
天使は川辺にて- るるりら自由詩23*13-5-30
風に・・- Lucy自由詩8*13-5-29
ストーカーじゃない_あれはFBI- 北大路京 ...自由詩613-5-29
明日そちらは- 吉岡ペペ ...自由詩813-5-29
ピクニック_(詩人サークル「群青」五月の課題「緑」から)- Lucy自由詩17*13-5-28
How_To_Love- まーつん自由詩10*13-5-28
雫・・・- tamami自由詩713-5-28
うみへび座- はるな自由詩413-5-27
嫁取り- 梅昆布茶自由詩713-5-27
太陽と星- 多紀自由詩16*13-5-26
小満_(しょうまん)- nonya自由詩14*13-5-26
病室- 73自由詩413-5-26
プラスのイメージ- ただのみ ...自由詩18*13-5-25
僕をいかしてきたものたちへ- 梅昆布茶自由詩413-5-25
屑の輝き- まーつん自由詩14*13-5-24
フォルテの風- 月乃助自由詩9*13-5-24
マザコン- HAL自由詩8*13-5-24
いま- もっぷ自由詩513-5-24
SOSの代わりに- もっぷ自由詩313-5-24
目をとじれば- 凍湖自由詩3*13-5-24
後厄純情労働歌- 平瀬たか ...自由詩12*13-5-23
記憶- 壮佑自由詩25*13-5-23
空_- 服部 剛自由詩613-5-23
だれであろうと- HAL自由詩2*13-5-23
【緑】こころ域_- るるりら自由詩14*13-5-23
影虫- まーつん自由詩5*13-5-23
沈没船の独り言- 梅昆布茶自由詩1013-5-23
- もっぷ自由詩613-5-23
食欲- 夏美かを ...自由詩24*13-5-23
聞きたくない陰口伝えにきた- 北大路京 ...自由詩313-5-22

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