すべてのおすすめ
あなたたち大人が悪政や貧困や搾取や弾圧に対して
歯向かうのは分からないではない

しかし それはこどもに武器を持たせ
そのつかい方を教える理由にはならない

大人はいつも勝手な義を矛にし戦 ....
のどかな黄色いひかりに

白い雲がぱっぱっぱっと

目印のように浮かんでいます

ひかりの圧が緩んでいます

ぼくは指を震わせながら

考えたことを打っています


夏が逝き ....
夏 木陰からの風がほしいのに
    木漏れ日だけで充分なのに

冬 すきま風でも厭なのに
    日向ぼっこだけで満足なのに

どうして あまのじゃくなんだろう
    コスモスの花芯 ....
{画像=120827231158.jpg}


BF1に深く息するぼくら
階段を降りて行くと
下界は白く霧が架かって
謎の大陸に降りて行くみたい

色々な生き物が
棲息する謎の大陸で ....
『お客様は神様です』が口癖の歌手を
ずっとぼくは揶揄もし馬鹿にもしていた

しかし彼がシベリア抑留者だと知ったとき
餓死・凍死・狂死・刑死・自死で亡くなった同胞と
同じにならず瀕死の想いで
 ....
  あいするひとよ、
  ほんとうの
  きみのその気持ちは
  とうめいな廊下になって



  蜘蛛の巣がからまったような
  きょうの丸い月にむかって
  ひたむきに伸 ....
このせかいで
たったひとりのいもうと

おさないころからいっしょにいきてきた

たったひとりの かわいいいもうと


あなたはいま、ぽっかりとあいたかなしさを

いつものように
 ....
二十五年前のある日
おとうとの幼稚園の授業参観に行った母が
苦笑いしながら帰ってきたことがあった
なんでも恥をかかされたらしい
その日のテーマは
「お友達に手紙を書く」というものだったのだけ ....
大海原の真ん中で
 立ち泳ぎ
途方に暮れて日も暮れて

せめて目指すべき陸地が見えたなら
それが遥かに遠くても
そこに向って進もうと
いのちの限り泳ぐだろう

だが今 四方八方 
 ....
駅から流れる

家路を辿るひとの群れのなかで

ただ恐かった

人生や血脈が

にほん足でとぼとぼ歩いていた

それが恐くて


点滅する信号を見つめていると

生きてい ....
ぼくは怒鳴らない

暴力をきらう君のために

ぼくは怒鳴らない

怒鳴らないどころか

君の寝顔に

クリームを塗ってあげる

ぱたぱたぱたぱた綺麗にしてから

君の寝顔に ....
 
いつもの朝食 いつものテレビ
そして、いつもの一日

いつもの幸せ




 
王冠は
かぜのなる楽器

ひかり
まばゆい宝石は
言葉のむこう、
時間の
思惑

暗君をわらう重鎮たちは
きれいなよるの鋭角に座して
姿をもたぬ姿を
悦ぶ

進言は ....
山のあなたに辿り着き
人生全部吸い込んで
空に向かって叫んでみたら
先っぽ なぜか膨らんだ
どういう訳か膨らんだ

いつまで経っても捌け口は
見えぬ病のその先に
空に向かって叫んだら
 ....
いつまでたっても電信柱のようにたっています
恋は百万遍すどうりしてほかの誰かをむすんでます

それでもけっこう嬉しかったりするのですが
もうちょっといい脇役にもなりたかったりして

ギ ....
蟻だ
物凄い数の蟻だ

僕は
涎を垂らしながら
テレビのニュース映像に
釘付けになっている

パレードだ
角砂糖の数珠繋ぎだ

僕は
指をくわえながら
熱狂と陶酔の蟻の行 ....
読んだふりして投げ出した恨みも捨てにブックオフ

いまさら人生の意味なんてと言いながら尾崎豊を聴いている

じゃんけんに勝ったら寝るよと言った娘のおそだしのズルを言えなかった夜

恋人にな ....
まるでぱっとしない南のそらの彫刻室座
でもそれは深宇宙への小窓でもあるらしい

かつてない鮮明さの神の領域が
彫刻家の仄暗い室内に展開されてゆく

ひかりと闇の融合が
可視光の色調の変化 ....
あたしに咲く

ムラサキノハナ

いいかげんなやさしさと

今だけのしあわせと

信じることはいいことです

だけど

不安だらけの穴ポコだらけの

ほんとのあたしのこころ ....
熱射を吐き出してしまった夏は
老いて死んでいく
鎮魂歌を捧げられながら

あれは一時のめまい

傾斜する意識が
さらに勢いを増して
海の底に沈もうとしている

戦場に散った無名戦士 ....
  夜が、
  たえまなく改行を続けているあいだ
  いくつかのケーキがゴミ箱に捨てられ
  何匹もの犬が鳴きながら焼き殺され
  きみの体に秘められた、すべての
  愛らしい軟骨は ....
こんなとき

どうしたらいいのか

こんなこと

どうしたらいいのかもわからないなら

じぶんを信じることの

どうしようもない孤独


信じてくれなんていまさら言えない
 ....
夢はほとんど叶えられない
それが人生

信じた愛は想わぬときに失う
それが人生

希望は絶望に叩きのめされる
それが人生

こころは骨折する
それが人生

きみは裏切られる
 ....
{画像=120820013040.jpg}


風の音がとまった
日の光が強く押え付けてくる
ガラス窓のこちら側は醒めた水の中だ
連れ立った女学生が口をパクパク動かしている
子供を連れた ....
親を亡くした子を孤児という
妻を亡くした夫を寡夫という 
夫を亡くした妻を寡婦という
しかし子を亡くした親を呼ぶ言葉はない


その痛みや悲しみを表現できる言葉はどこにもない
むらさきの家具
光の終わりの
粉と冬


星や海や
息の位置
誰が花でも
花を咲かせゆく
どれほど苦しい
苦しさの夜にも


光の角が
片目からだけ伸びてゆ ....
夜よ ご機嫌麗しゅう
少し話していきません
ぬるい時間をちびりちびり
ロッキングチェアで揺られるような
取りとめのない浮世のことを

露出狂の政治家たちが
脂っこいことばを吐き出してはそ ....
いまだに焼かれている
真夏の紫外線に焼かれている
皮膚を失ったその石積みが
角質化した褐色のコンクリートが
汗ばむのは
放射熱、反射光
白いテントで防げないその閃光に
遠く台風雲を浮かば ....
海外の国を訪れた時
その国の母国語だけでなく
他国語が通じた場合

その国の歴史のなかで
侵略 植民地化 占領によって
多くの血が流れたことの
ひとつの痕跡なのである
{引用=




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そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7799)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
置きなさい- HAL自由詩5*12-8-29
八月の秋のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩912-8-28
・・・なのに- 信天翁自由詩612-8-28
地下帝国の住人_/_いつものスターバックスは暗い洞窟に続いて ...- beebee自由詩21*12-8-27
『お客様は神様です』- HAL自由詩8*12-8-27
あいするひとよ- 草野春心自由詩812-8-27
いもうと- 寿自由詩3*12-8-27
おとうと- 夏美かを ...自由詩26+*12-8-27
遥かな灯- ただのみ ...自由詩16*12-8-26
横断歩道- 吉岡ペペ ...自由詩1312-8-25
ぼくは怒鳴らない- 吉岡ペペ ...自由詩312-8-24
いつもの- 殿上 童自由詩20+*12-8-24
即位- 千波 一 ...自由詩2*12-8-23
さきっぽ- ……とあ ...自由詩16*12-8-23
いつか詩人になれるなら- 梅昆布茶自由詩2412-8-23
パレードには行かない- nonya自由詩29*12-8-22
ちょっとだけ哀しい人生- 梅昆布茶自由詩1112-8-22
彫刻室座のよる- 梅昆布茶自由詩1412-8-21
ムラサキノハナ- じじ自由詩18*12-8-21
不可逆- 乱太郎自由詩25*12-8-21
たえまなく改行を続けているあいだ- 草野春心自由詩812-8-20
人間☆合格。- 吉岡ペペ ...自由詩112-8-20
些細な人生論- HAL自由詩4*12-8-20
マクドナルドから見える夏- beebee自由詩25*12-8-20
呼び名- HAL自由詩4*12-8-19
夜わたる夜- 木立 悟自由詩612-8-19
夜よ_ご機嫌麗しゅう- ただのみ ...自由詩13*12-8-19
そんなまちにすんでいる- たりぽん ...自由詩712-8-19
母国語と他国語- HAL自由詩1*12-8-19
時雨の時- 月乃助自由詩14*12-8-17

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