すべてのおすすめ
よく見ればそれは

青く光るホタルイカ

ほの字 ほの字 ほのイカ字

逆さにするとトテモ

恥ずかしい


ひらがなの群れ

よくよく見ればそれは

アリの群 ....
土産店で買った小鳥のおもちゃは
出来は良くないものの軽快に飛びそうに思えました

不器用ではありますが羽ばたいたのです
ただ天をさしてではなく

いまは誰かが踏んづけたのかもしれませんが
 ....
蜜を集めるわたしの行為が
花粉運びとなり
種作りの媒体になっているとしても
それは花の世界のこと

野菜を作る人間は
花粉の運び屋に雇いたいらしく
蜜を商売にする人間は
蜜の収集労 ....
夢の中のように
重い スローモーション
息も絶え絶えの
全力疾走
お父さん
飛び立ちたいですか
長すぎる
父の滑走路
水着のまま白いご飯のうえに伽羅蕗 三年前、秋田に帰ることを決めた日にも、父は空に現れた。
辰年生まれの、亡くなったはずの父が、夏の空に浮かぶ、龍の形をした雲になって。
それから三年後の今日も、父は空に現れた。
一度だけ、雷の音が ....
            祖父は腕に蚊が止まると
            自分の血を暫く吸わせ
            ふっと息を吹き掛けて逃がす ....
トッピングのようなもの男女の恋愛なんて
人生の道に咲く包み込むような寛大な 十分に雨宿り踊る
貴方の胸の傘 空が虹で虹が紺碧の紅一点

盲目なんて覚めた醒め方 闇の病み
トッピングに踊らされ ....
真顔でトマトの返り血を浴びる  
見えている未来に うんざりし

見えない未来に 不安を覚える

どちらも本当ではないのにね



 
僻み根性のかけらも持っていない人の
笑顔はほんとに美しい
心まで透き通ってみえるよう
周りの人まで
幸せにしてしまう

あなたは日差しの中に咲く
どんな花にもよく似合う
あなたが少しも ....
いつだったか
お父さんと歩いた砂漠の谷は
どれくらい深くて、どれくらい広かったか

お父さんは、
よるは寒くなるからな、と
谷は水が走ってくるからな、を
ただ繰り返して

私は谷の底 ....
人の住めない土地に季節流れている 果てしない思考に明け暮れる
無為徒食の存在ではないと
間違いなく
世界に貢献しているのだともいう
だがそれは私の意志ではない
決定でもない
私の居るところに
豊かな命の繁栄があると
言 ....
薄闇の中に残された
       一つの林檎から

向かい合い互いの髪を切った
鋏で剃刀で鑿で鋸で

欲深く嗜好を相手に負わせ続けた 
二体の異形は言葉を上擦らす

「わたしたちは互 ....
つゆぞらの
車窓にぴしゃり
みずのゆめ
ふいに気がついた
目のあった
エレベーターの鏡に映る
水の目をしたあたし
着替えた綿の白シャツの
まとわりつく
抱擁の感触  ....
さとうとともに
ながしこむ
ひげんじつ
とうぶんは血にまじりあって
あたしを死にちかづける
それでもいい
と影がいう
夜毎夜毎
とうぶんを測ってくれと
さしだす魔女 ....
{画像=140712005301.jpg}





あれは5月の終わり
小学生のぼくは
一人で仲間から離れ
体育館の横の鉄棒の側の
紅いダリアに見入っていた



転がり ....
きのう土砂災害で死んだ少年がグリーン車に乗っていた

ニュースで少年の横顔を見たときそれは短命の容貌ではなかった

だからいまグリーン車に少年を発見しても動揺はなかった

きのう会社に戻っ ....
ひとつ、階段をおりると
まるでこどもにもどったようだ
狂おしいほどに
血をもとめていたことも
海馬の海に ....
こころの透明な日に海がやってくる
あてどもない迷いに逢いにやってくるのだろうか

迎えるすべをしらない私はとおい砂浜で貝を観察したり
でも思い出に似た貝殻をさがしてみる

光沢を失った風景 ....
 掃除、片付け
 ゴミの分別

 始めるまでは厭わしく
 いざ取りかかれば簡単で
 終わってしまえば、
 気持ちがいい

 分っちゃいるけど、先延ばし
 そうして、かれこれ二 ....
波打ち際

ビー玉大 小ジャリ拾う

口にふくむ


「私 見張り番をしたのよ」


「何の? なぜ?」


「砂泥棒の・・・コロッケを買うお金欲しかったの」
 ....
私は関西人だけど
納豆が大好きです!
けれど頑固な関西人の旦那は
決して納豆を口にしない

蛸を食べる日本人を見る
欧米人の眼
豚を食べる民族を見る
イスラム教徒の眼

彼にとって ....
ああ、喉が渇いた

湯呑みに水を汲んでこよ

蛇口を捻ると

冷えきった真冬の水が

遠くから来た旅人のように

トングラトングラ

と流れ出し

トングラト ....
カタカナは生きているみたい

ノンビリと誰にも束縛されずに

トコロカマワズ寝てしまう

スヤスヤスヤ

朝になれば何処かでサンポしている

ポツポツポツ

何だか楽しそうなヒ ....
奇数行 長谷川忍
偶数行 鵜飼千代子


時々は嬉しいこともあって
蛇の目に注ぎのぼる酒を見遣ると
それでお酒を呑む
波立つおもてにやがて 習ったよう ....
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり 【水だ】

空が、しだいにコーラルブルーに
かすむ

骨だけになって、鯨は
今日も尾頭付き

水族館の いっかいから 
          二階にかけて
       ....
1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。
5番線、電車が参ります。 ご準備ください。
14番線、窓が開きます。ご用意ください。
23番線、天井が倒れます。ご安心ください。
7番線、特急が通過 ....
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7661)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひらがなの群れ- 月形半分 ...自由詩414-7-16
小鳥- 梅昆布茶自由詩1314-7-16
蜜蜂- イナエ自由詩8*14-7-16
滑走路- Lucy自由詩14*14-7-16
水着のまま白いご飯のうえに伽羅蕗- 北大路京 ...自由詩414-7-15
メッセージ- 小川 葉自由詩514-7-14
蚊の悩み- イナエ自由詩9*14-7-14
恋_目次のページに瞳を細め- 朝焼彩茜 ...自由詩15*14-7-14
真顔でトマトの返り血を浴びる- 北大路京 ...自由詩614-7-14
未来- 殿上 童自由詩25*14-7-13
- Lucy自由詩16*14-7-13
砂漠の順路- 水素自由詩2*14-7-13
人の住めない土地に季節流れている- 北大路京 ...自由詩414-7-13
題名を当ててください- Lucy自由詩18*14-7-12
反愛- ただのみ ...自由詩17*14-7-12
『水』- あおい満 ...自由詩514-7-12
『懐中時計』- あおい満 ...自由詩214-7-12
想い出__/__ゴム鞠毬は暗がりを跳ねて落ちて- beebee自由詩24*14-7-12
俺は生きてるか- 吉岡ペペ ...自由詩514-7-11
ひとひら- あおい満 ...自由詩614-7-11
- 梅昆布茶自由詩1914-7-11
部屋掃除- まーつん自由詩10*14-7-11
潮(うしお)- 芦沢 恵自由詩23*14-7-11
【_納豆_】- 泡沫恋歌自由詩17*14-7-10
トングラトングラ- 月形半分 ...自由詩314-7-10
カタカナカナ- 灰泥軽茶自由詩714-7-10
交錯詩_「お酒」_____長谷川忍___鵜飼千代子- 鵜飼千代 ...自由詩16*14-7-9
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり- 北大路京 ...自由詩914-7-9
【水】引き潮- るるりら自由詩22*14-7-9
1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。- アンドリ ...自由詩2914-7-9

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