すべてのおすすめ
空は青くて
当たり前だし
雲は白くて
当たり前だし

夕日は赤くて
当たり前だけど
月が赤いと
なんか不気味で

理屈を知って
賢くなって
なんか僕らは
小さくなった

 ....
さかのぼる 水晶のような 水滴が
高速バスは雨の中を走ると フロントガラスの水滴が
同じスピードで のぼってゆく
静かな行列が たゆまなく のぼってゆく
そんな様子を何時間 見続けてい ....
ジャン
朝が来た
春の陽が優しい
朝が来たよ

ジャン
聞いてよ
体が痛い
心も痛い

あしたお客さんが
来ることになったよ
わたしを心配してくれてる人

あした君を
そ ....
浮かれたうたで

浮かばれたい

めまいのする

メロディーライン

とても楽しい




青い空に

浮かばれたい

僕は君を救いた ....
重箱のすみをつまむような性格なのですが、どうでしょうかって云われ、わたしは重箱のあかをおとすような性格ですって、云いかえしましたら、あなた、第七官界ですねって笑いました

わたしは恋はじめたばかり ....
夜が止まる  生きる


乾いた空の木の枝は
去年と同じ姿をしている
彼らは信じて疑わない
この冬が
やがて春になることを

人はどうして姿かたちを変えるのだろうか
老いることは人も木も同じは ....
    いつかはいろんなことが上手くいき
    少しはしあわせになれると
    今でも信じている
    現実はそう甘くなく
    事態はより深刻と複雑さが絡まっているが
     ....
言葉が如何に弱いかを

言葉が盾にならぬかを

奥底から湧き出る真を

伝えようと書くのだが

言葉は目的を果たさず

熟した果実が落ちる様

ぽつりぼとりおとなし

芽な ....
 
あんたの「いつか」は

あたいの「いつか」ぐらい

「いつか」だよね



 
箱のカバーから、背表紙を指で摘み
中身の本を取り出して  
カバーは向かいの空席の、あちらに 
中身の本は目線の下の、こちらに 
置いてみる 

いつか人が(体を脱ぐ)のは 
こういうこ ....
マリアは涙を流している
階級のなみだ
金属製の胸には革命の歯車が
コチコチと廻る

フリッツラングの見たニューヨークは
セピア色の未来

摩天楼には愚かな文明がのさばって
素朴な世界 ....
ジャンは何も食べない
ほしがらない
目を閉じない
動くこともない

ジャンはちいさめの
テディです
わたしの友だち
いつでも

いてくれる
わたしが失くさない限り
いてくれるは ....
  ――なんの欠如を
    怖れているのか


 踊りたいから踊るのだ
 何が悪いか阿呆ども
 元来人は踊るもの
 踊って歌って
 笑って泣いて
 怒れるものが人なのだ

 鳴 ....
眠りから目覚めてしばらくのあいだぼくは不安なことのない世界にいられた。

息子と公園で遊んでいちど家で仮眠をとった。

夕方のひかりがベランダから射している。布団のおもてがすこしひんやりしてい ....
それは
誰もが一目で好きになる
うさぎの耳のように長い
ハートの形の花びらをもつ
白いレースのような花

どんな花にも素直に寄り添い
本人さえまだ気づかない
相手の愛らしさを引き出し
 ....
どこにいてもアウェイ 双葉よ。
どうか芽吹いて。
いまは雪の下
凍えた土で、ちからを溜めてまっている。

地上への好奇心をもっておいで。
だいじょうぶ、心配しないで。
茎がひねくれても、添え木をあてます。
 ....
      夕飯に缶詰をあける
      100均の鯖缶だ
      閉め切った部屋に
      さかなの匂いが充満する
      ろうそくの灯りの中
      ....
 1.湖畔に佇む1本の孤独

 2.湖面を滑る1羽の憂鬱

 3.季節は旋回しながら降
   りてきて

 4.あらゆるものの輪郭が
   緩やかに尖っていく頃

 5.1本の ....
季節はずれの蝉が鳴いている

故郷の林
白樺の梢
揺れる枝葉の間から
まっすぐに目を射る日ざし

緑に揃う稲
走って渡る
あぜ道をよぎる夕方の風
「おとうさーん、ごはんですよー」
 ....
ひとであったような気がする
初めから
ただの意識だったのかもしれない
どちらにしても
たいして変わりないだろう

何がしたい、なんて
真面目にきくなよ
浮かんだそばから
シャボンみた ....
二月生まれの四人の合同誕生会をした

九歳と三十二歳と三十六と九十七歳

九歳は私の娘
九十七歳は私がアメリカに来た当初とてもお世話になった人
三十二歳は九十七歳を通じて知り合った子
三 ....
星は僕たちに距離を教える

月はときどき涙の処理のしかたなんかをけっこう親切に教えてくれる

隣の親父は怒鳴ってばかりで僕も親父なのでちょっと哀しいが


遠く切ないもの

六本木ヒ ....
てのひらにね
魔法なんかないけどね
少しおもいやりの芽がある

指先にね
ひかりなんてでないけどね
君のきもちがつたえるものがある

白い紙をみつめるふたりの
想いが いっぽんの線に ....
発見!報告!
どでかいビジネスだなこれは
ノーフーチャーでかつリアル
ごくナチュラルレイヤード風な
生きていくということ
そういえばなんでも曖昧に仕上がるから(コーラス)
「 きみ ....
インド服を着た男の人が 
エレベーターの中で 
みんなに挨拶をしている 

不透明な窓の向こうに 
一律に外があるとすれば 
それはすっかりの春だ
 
古い鉤括弧は捨てておいて ....
やったことを証明するのは
容易だが
やってないことを証明するのは
容易ではない
むしろ困難と言っても過言ではない

痴漢犯罪に於いて
冤罪が生まれるのは
そのひとつの例にしか過ぎない
君が隣で眠るのに怖い夢見たなんて言えない 僕は何もかも言い尽くした
それでいてどんな言葉も
からっぽなんだということに
気づいてしまった人の様な気分で
さらに 新しい言葉を
青黒く汚れた綿を繋いだ空に
探していた

神様  ....
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7799)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
感度- カルメン ...自由詩1013-3-6
塩を_少々- るるりら自由詩29*13-3-5
あした- もっぷ自由詩413-3-5
浮かれたうた- 多紀自由詩14*13-3-4
第七官界彷徨 - 阿ト理恵自由詩10*13-3-4
夜が止まる- 北大路京 ...自由詩513-3-4
北の亡者/Again_2013如月- たま自由詩29*13-3-4
この手の中に- 石田とわ自由詩9*13-3-4
知っておいたほうがよい- ドクダミ ...自由詩3*13-3-3
いつか- 殿上 童自由詩17*13-3-3
あちらとこちら_- 服部 剛自由詩4*13-3-3
メトロポリス- 梅昆布茶自由詩21*13-3-3
試さないよ- もっぷ自由詩513-3-3
自由舞踏派宣言- ただのみ ...自由詩23*13-3-2
看取り(4)- 吉岡ペペ ...自由詩813-3-2
オルレイヤ- Lucy自由詩9*13-3-2
どこにいてもアウェイ- 北大路京 ...自由詩613-3-2
育っていくもの- 凍湖自由詩613-3-2
さば物語- 石田とわ自由詩16*13-3-2
1ダースの遠景- nonya自由詩18*13-3-1
蝉の声- Lucy自由詩12*13-3-1
すぎてゆくもの- 佐野権太自由詩9*13-3-1
シャッターチャンス- 夏美かを ...自由詩29*13-3-1
遠く美しいものに捧ぐ- 梅昆布茶自由詩22*13-2-28
ひつだん- 朧月自由詩613-2-28
生きているということ- モリマサ ...自由詩513-2-28
春の収集日- たもつ自由詩513-2-28
冤罪- HAL自由詩3*13-2-28
君が隣で眠るのに怖い夢見たなんて言えない- 北大路京 ...自由詩613-2-27
二0一二年九月のある日、早朝の都市間バスに乗って僕は・・・- Lucy自由詩14*13-2-27

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