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薄紅の花びらの真中で
一匹の蚊が死んでいました
その造花の霊廟には
微かに白く埃が積もり
異なる時が流れているのです

知っていましたか
昆虫は外見が骨格なのです
死んだニンゲンが放置 ....
いのちある
きのうは

醜く
苦しく
さびしく
うれしく
輝いて


いのちある
言葉は

清く
汚く
痛く
美しく
生きる


いのちある
今日は

泥 ....
今年も届いた母からの小包

まずは
?AKB48みたいな洋服がほしい?
という娘達のリクエストに応え
母が見つくろってくれた 
チェックのワンピースやミニスカート

その下には
ハロ ....
どんなに騒いでいても
静かに眠っていても
来るものはくるのだ

 小川一本の県境
 だからといって
 
 天候が
 変わるわけでもないのに
 天気予報は変わる

 水の性質が ....
アホカト ちがう
アボカト ちがう
アホガト ちがう
アホカド ちがう
ア゛ホカト ちがう

ア゛ボガド ちかい
(明日世界が終わっても) #pw冬組
ドミノ倒しのように難しい言葉から滅び始める。
ひび割れた空から失われた声が漏れ、
抱えた純粋が白い息となって冬に紛れる。
花は色を失い、太陽は光を失った。

ああ

おなかはすく

 ....
姿は見えず

言葉を伝え
物を破壊し
美しい歌を運ぶ

空気中で秒速344メートル
水の中は秒速1500メートル
鋼鉄の中は秒速5000メートル
堅い環境の中程速いスピードで突っ走る ....
閏が来るたびに先延ばしのかなしみがある
一日の重さが微差とはとても思えないほどの
骨には痛みを伴って、こんな冬の日

そとの曇り空の下へ行ってみようか
たとえば、
あの児童遊園
ブランコ ....
重さに耐えかねるチャイコフスキーが
大理石像を床に投げる
放物線を点線で書き加える
それは陳列された博物誌で
ガラスケースが優美な眠りを誘う
このチャイコフスキーは一冊の書物に過ぎぬ
書物 ....
あと二日で暦の捨て子となります
アラームをセットして
歎いてみようかな、なんて
過剰に期待しながらいま

ケータイを握りしめています
きのうは一つだけの鍵でしか開かない
ここに看護師さん ....
空錆びて赤い きょうという日に
かなしくて
きょうという日は
きょうだけだけれど
きょうという日は
いつでもよい
きょうという日
と書くけれども

紛らわしいよ、暦のせいで
きょうという日に色眼 ....
光粘る 限りの見えた 二人のそばに
新たな選択は見えていた

矜持よりも
恐怖に突き動かされた別れ
だからあんなにきれいな終わり方でも
後悔ばかりが湧き上がる

一人きり残されて
嘆いてばか ....
夜店の風鈴のように
蔓棚から垂れて枝にぶら下がり
秋風に吹かれている卵
茶色く毛羽立った上着の中は
半透明なグリーンの輝き

物珍しさと
手間の掛からない栽培が
流行を呼び 
夏は陽 ....
ざらざらの掌で
温められ
擦られ
撫でまわされて
摩耗した挙句
まるく つややかな光を放つ
表面に一点の翳りもない
器が
轆轤の上に
遂に生成し得たとしても
掌の持ち主の
荒れた ....
ゆらゆら路地裏に消えていく猫の尻尾
日曜日の午前9時
空がある
雲はない
宇宙がどのようになっているか いつの日か科学は突きとめるだろう
宇宙が何故在るのか 誰も永遠に分からないだろう
テ ....
 
とある娘に、とある感情をいだき

とある表情に、頬を赤らめる

とある私



 
優しい人は優しさを求められる 飛行機雲のSOSでハイジャックされていることが分かった            猫だけを置いて
           家人が出かけてしまうと
           猫は人になると飼い主は言う

電話が鳴る
猫は眠っている

電話が鳴っている
 ....
色硝子の目玉をガリガリかじる
虫食いの肉体をベリベリ剥がす
おれはおれを一本の死に花として石の器に生けてみる
瞬間凍結された踊る舌先の焔として
勝ち目のない戦いに身を投じる高揚感で
己の文字 ....
国道二号線を走っていたら
ふいに視野の右側から
何か小さなものが飛び込んで来た
と思ったらサイドミラーの上に
シジミ蝶が止まっていた
小指の爪ほどの大きさの
灰白色の翅をピタリと閉じて ....
西の空を覆う厚い雲を
僅かに縁取り
淡い光が
放射状に
さらなる高みへ腕を伸ばす
羽毛のような桃色の塊が
透明な大気の層に漂うあたりへ

空はいつまで記憶するだろう
人の視線を

 ....
笑顔が足らないから
適当な思想が抱きついて

どうしようかと
喉元まで逆流してきた

雲合いも無慈悲に見えて
自分を是が非でも厭ってしまう

口元を咄嗟に手で覆い
少し あかぎれた ....
幼稚園の裏で
松ぼっくりを拾って
ままごとをした

トントントン
ジャージャージャー
カチャカチャカチャ

想像をして
創造をした

段ボール相手に
お芝居だってできる

 ....
生まれた日から神の計画はあったのだとして
生まれる前から神の計画の為に準備された人
時の時を経て夫々一人ひとりは生まれたのだ
としたら私の身体を貴方の為に肢体となって
お使い下さい私は何をすれ ....
明けない夜はないと教えてくれた人は
暮れない昼もないとは言ってくれなかった

やまない雨はないと教えてくれた人は
永遠の晴れもないと言ってくれなかった

幸せの気配を感じるたびに身構える
 ....
その人に投げかけた孤独が
勢いよく跳ね返されてきて
私の胸に鮮やかな痣がプリントアウトされた夜

傷だらけの そのくすんだ球を
手毬のようにつきながら
迷い込んでいくサイバー・ラフォーレ
 ....
大安売りの愛も愛
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7902)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
安らかに眠れ- ただのみ ...自由詩29*13-12-27
いのちある- ichirou自由詩12*13-12-27
味噌漬けと詩集- 夏美かを ...自由詩31*13-12-27
越年- イナエ自由詩17*13-12-27
(明日世界が終わっても)_アボカドVersion__#pw冬 ...- 北大路京 ...自由詩313-12-26
(明日世界が終わっても)_#pw冬組- 北大路京 ...自由詩613-12-26
音のように- ichirou自由詩8*13-12-26
雑記_2013.12.26- もっぷ自由詩4*13-12-26
交響曲傾聴- 白雨自由詩113-12-26
BGM- もっぷ自由詩2*13-12-26
空錆びて赤い- 北大路京 ...自由詩513-12-25
処方箋一篇- もっぷ自由詩313-12-24
光粘る- 北大路京 ...自由詩213-12-24
首の傷- クナリ自由詩6*13-12-24
キウイフルーツ哀歌- イナエ自由詩13*13-12-24
会わぬが華- Lucy自由詩20*13-12-23
散歩の途中で__take2- 空丸ゆら ...自由詩1913-12-23
とある私- 殿上 童自由詩18*13-12-22
優しい人は優しさを求められる- 北大路京 ...自由詩713-12-22
飛行機雲のSOSでハイジャックされていることが分かった- 北大路京 ...自由詩513-12-21
猫と電話- イナエ自由詩20*13-12-21
シオマネキ- ただのみ ...自由詩15*13-12-20
シジミ蝶- 壮佑自由詩22*13-12-20
「石狩川」- Lucy自由詩16*13-12-20
えむ- subaru★自由詩12*13-12-20
ごっご遊び。- 駒沢優希自由詩313-12-20
神は何を賜うたか・・・- tamami自由詩1713-12-19
永遠を願う歌- クナリ自由詩11*13-12-19
サイバー・ラフォーレ【電脳の森】- 夏美かを ...自由詩25*13-12-19
大安売りの愛も愛- 北大路京 ...自由詩413-12-19

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