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未来ある若者の君には
去るものにすがりつく
色呆けた年増は
さぞ見苦しかろう

追えば逃げるは世の習い
わかっちゃいたのにしくじった
やっちまった
またやっちまったよ
追われた男は逃 ....
きな臭く悲観肥ゆる秋


乱視が活字を嘲笑う


打算誤算で心が消散


なーんだ怠惰まだ居たもんだ


傷にならずに済んだ夢


チュールがシュールに揺れる脚

 ....
   ……ぼん、ぼん、ぼん、ぼん



ぼんしゅかぼんしゅか
手取りが済めば
ここはだだらな島国だから
打出の小槌を担いで一興
採掘現場に行きましょう


手と手で掴 ....
 たまになら食べてもいいかも。と、軽い気持ちで言ったが最後、有名なわけでもアンニュイ雰囲気なわけでもないファミレスで、大して好きでもないナポリタンの大盛りをつつく羽目になってしまうように。詩作 .... 蔓延っている
筒抜けている
燻ぶっている
こりゃ正に混迷

{ルビ捩=もじ}ったトラウマ
ひん曲げた童心
格式高いサイレンス
そりゃ実に滑稽
結構結構コケコッコー

愛憎ジレ ....
ラグジュアリーに罵詈雑言
スピリチュアルに自己嫌悪
鬱積なんてナニすりゃ消散
飲んで溺れて暴れて忘却
焦燥なんて気障に飾んな
つまりはお前、暇なだけだろう

撫でられたいなら出せよ、 ....
災憐[サイレン]
響もす
夜も半ば

寝耳は
疾うに
馬鹿になり

眼下で
群れ成す
小羊も

徹夜と
洒落込む
積もりらしい


眠れ
眠れの
吐き溜めを

 ....
アングラな思想に
陰雨は益々逆上し
渦巻く不条理と
液状化する倫理の狭間を
横行していく出任せの正義

快楽の行く末は
琴線に触れもせず
狂い咲く恥じらいと
計算された愛憎を武器に
 ....
主張は残虐だ

妄想は救済だ

自虐は城壁だ

虚勢は生く術だ

陶酔は気晴らしだ

感傷は嗜みだ

憂鬱は居場所だ

孤独は飾りだ

表現は受け売りだ

 ....
言葉が嫌いになりそうです。

と、書いているのも言葉であるので、


書くのが嫌になりそうです。

と、伝えるのにもやはり文字が必要でして、


伝えるのが面倒になりました。

 ....
喋ると馬鹿がバレるからさ
語ると嘘っぽいからさ

怒ると皺が増えるからさ
泣くと幸せが逃げるからさ

止まると置いていかれるからさ
歩くと踵が減るからさ

群れると傷が増えるからさ
 ....
世界に興味がありません。
私の思うようになってくれない世界には興味がありません。

人に興味がありません。
私を可愛がってくれない人には興味がありません。

見返りだとか、お返しだ ....
電線がそよぎ、枯木[こぼく]が揺らぐ。
片田舎の旧道に、どこからか舞い込んできた桜の花は、
はらほろと。誇張もなく、執念もなく、かといって無残でも無常でもなく。
昼下がりの淡い亜麻色の中、ただ静 ....
たとえリリカルに謳おうと、

あえてシニカルに謳おうと、

半ばやけくそな起承転結で、

ファンタジックに謳おうと、

結局、想いはハラスメント。

なにかをコトバにする度に、 ....
毒のない棘
蜜のない花
種のない実

罪ですか


咎のない嘘
咎がない故
咎でない
のは
悪なのか


情状酌量
情状酌量

情を量るにゃ
何が要る


 ....
割り切っている
良くも悪くも割り切るのが早い
僕は

公式なんかすっ飛ばし
一か八かの
答えだけ弾き出す
便利な簡易計算機です


愛してました
哀しみました
落ち込みました
 ....
赤い
擦り傷



想い
漂う





乱痴気騒ぎのマセガキと
晩春気取りのマドムァゼルが
虎視眈眈と狙いまするは
サイケデリッククライシス

恋と呼ぶには ....
形あるものいつかは壊れる
じゃあ少しずつ変化させましょ
丸いものには角を足し
四角いものにはやすりをかけて
それで続いていくのなら
素敵なことじゃあありませんか

行かないで、希望の贋作 ....
自由気侭に家事放棄


笑って誤魔化せ実能力


外弁天の内弁慶


明朗快活腹黒々


矛盾してこそ育つ自我


暴いて欲しくて隠してる


そもそも隠すほどの爪 ....
さして間もなく惚れました
そして間もなく晴れました

涙がほんのり滲みました
案外あっさり乾きました

願いはいくらか満ちました
想いはいささか欠けました

新たな痛みを知りました
 ....
全く、窓辺の風よ
そうやあやあと声を張らず
少し黙っていられないのか

私の爪先ももちろんそうだが
なにより、カーテンが困っているよ
お前の冷やかな愛の歌が
彼女の心を惑わせているよ
 ....
そうして僕は
君の肢体に
必要以上の嘘を吐く

生きている
死んでいる
育っていく
腐っていく

うねうねと
まっすぐに
はじらいもなく
慈悲もなく

まるで天女の装いで
 ....
ただいま正月おかえり新年


抱負は毎年変わらず 無事


蟹を食べ始めるまでは賑やかでした


虱潰しに暇潰す


初笑いとの根競べ


初の雑煮に既に飽き


 ....
なんてことない不在の言葉に
愛しさを汚されたその時は
無情の荒野にうずもれて
枯れ草毟ってやり過ごそう

なんてことない不定の言葉に
審美眼を汚されたその時は
悲観の海をたゆたって
船 ....
寂しさの上に
雨が降る

怒髪の上に
雨が降る

導きの上に
雨が降る

約束の上に
雨が降る

しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
そんな気の良いもんじゃない
じとじとべ ....
どんなに難解な熟語を知っていても、
ムズカしいことを言っているとは限りません。
どんな言葉をどう操っていても、
それが根っからの本心であるとは限りません。
僕にとって僕が僕であるように、
誰 ....
小学で人の靴を隠した 中学で自分の机がなくなった


制服学ランじゃないからってなにもブレザー切らんでも


好きなアーティストのラジオ聴いてるだけでオタクとか


結構前から居まし ....
六弦切れて終日暇人


昼寝なんかした覚えはないぞ


つれづれなる筋トレ1セット


コンビニ行って体面保つ


どう足掻こうと自堕落な一日
私の事実は小説より平凡です


すし詰め電車遠ざかる吊り革自分の足で立つのを断念


沈黙車両老婆の鼻歌窓の外行きずりの雨


爆音に埋もれてる間は強く在れる気がしてた


わ ....
気が付けばまたルーターの点滅を凝視している


人の意見を覆す度量がないばかりに口癖が「確かに」


言うほど気にしてないことを人に言われてがっつり凹む


どうしても言いたいほどの ....
そらの珊瑚さんのfaikさんおすすめリスト(30)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- faik自由詩217-12-28
「きな臭く悲観肥ゆる秋」自由律十篇- faik俳句6*13-10-18
奴半丁、葱一片- faik自由詩9*13-10-18
深夜のナポリ譚- faik自由詩8*13-2-19
煩悩アジテーション- faik自由詩8*12-7-28
buzzword- faik自由詩7*12-6-22
_- faik自由詩3*12-6-22
人よ一夜と洒落頭- faik自由詩15*12-6-15
あさきゆめみし_えいもせすん- faik自由詩9*12-5-27
ショコラケーキと脂肪酸- faik自由詩9*12-5-25
circulate- faik自由詩12*12-5-8
他力本願G行為- faik自由詩13*12-5-1
西日差すこの途に、絶えず漂う感傷よ(散文詩)- faik自由詩12*12-4-15
ぽつねん- faik自由詩10*12-3-22
またまたそんな、ご冗談を。- faik自由詩10*12-3-14
散、割ることの、誤- faik自由詩13*12-3-14
サイケデリッククライシス- faik自由詩9*12-3-6
メランコリア- faik自由詩9*12-1-24
「時間泥棒被害者の会」自由律十編- faik俳句7*12-1-24
悖り狂う- faik自由詩21*12-1-24
窓辺の風- faik自由詩14*12-1-20
吐く- faik自由詩10*12-1-16
「ただいま正月おかえり新年」自由律十編- faik俳句10*12-1-2
相性- faik自由詩16*11-12-20
雨女- faik自由詩15*11-12-6
雑草の云々- faik自由詩11*11-11-27
「気付いたら忘れてた傷跡」自由律十篇- faik短歌3*11-11-5
「どう足掻こうと自堕落な一日」自由律伍篇- faik俳句2*11-11-4
「私が泣くと、紙屋が儲かる」自由律十篇- faik短歌4*11-10-28
「遂には雨まで降り出したわけで」自由律十伍篇- faik短歌6*11-10-17

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