すべてのおすすめ
豊羽鉱山で働いてた高橋のおじさんと
おばさんの家のみゆきちゃんは
ボクが小学校の時
泊まりに行って
夜中におしっこに起きて怖くて
動けなくなった時に
「一緒に寝るかい?」と
声をかけてく ....
抽象的であればある程
現実に在る真実を
言い当てようとすればする程
日常の当り前の暮らしを

問う

特別な感性を口にすることが理解できない者を
排除する傲慢で哲学的な趣をこらした風体 ....
わたし19のこの春に 
命を捨てに参ります 
積丹半島 神威岬 
念仏トンネルくぐって行きます

わたしの好きなあの人は 
関係ないと言ったけど
耳の聞こえぬそのことで 
あの人の親が ....
ある朝 目覚めたら 部屋には 誰も居ない
机の上の 置手紙 さよならと お袋の文字
何が何だか 分からないまま 俺は 親戚中たらい回し

親父と お袋 愛し合って 一緒になったと
死んじまっ ....
メールが届くと
文末の全てに付ける知人

感嘆符
雨垂れ
ビックリマーク





…!!!!!

先端恐怖症では無いけれど

このマークが
普通の文章に
付 ....
11月7日にぎっくり腰になった
労災で治療院に通院して二週間経っても
一向に良くならず動けなくなり
悪化していくばかりのようだった

15日目に事務所から
電話で呼び出され
狭い面談室で ....
ずっとオオカミに憧れていた

飼い馴らされて
犬にならずに滅んでしまった潔さに
美しささえ覚えた

人の世で唄い語り
見かけは人間でも
オオカミに憧れていた

そんなことがあって
 ....
学校が終わってからとか
授業をサボってとか
「やっちゃんの部屋」には
いつも集まってる奴らが居た

ブリティッシュロックとか
ウエストコーストとか
洋楽のアルバムを掛けながら
コーヒー ....
彼は若い頃に、「食物連鎖」で
自分は
誰に食べられるかを考えた

ずっと考えて
ある時
自分が死んだら
虫や微生物に食べられることに
気が付いた

食べられてしまうその時に ....
市民会館でライブ終了後
仲間と共に裏口から正面に回った時に
もう、すっかり暗い中で
玄関から最後に出てきた観客は
車椅子の若い女性でした

コンクリートとアスファルトのなかで
数メートル ....
玄関のチャイムが鳴り出てみると
「宗教勧誘の二人連れ」が
冊子片手に立っていた

うわっ!
厄介なことに扉を開けてしまった
と思う間も無く
妙に愛想良い笑顔を浮かべながら

昨年の震 ....
波のようなうねりのふちに
透き通った涼しげな深い藍の色

始まりの終わりに出会った時は
黒い出目金だったはずなのに
報われない恋を知って
猩々らんちゅうに変わった

流れてくるメロディ ....
そらの珊瑚さんの板谷みきょうさんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
泥沼の華- 板谷みき ...自由詩3*24-1-28
詩人の言葉- 板谷みき ...自由詩6*14-3-4
この春に- 板谷みき ...自由詩1*14-2-10
お袋_俺を捨てたんだって- 板谷みき ...自由詩8*13-2-19
エクスクラメーション・マーク- 板谷みき ...自由詩2*13-1-11
ぎっくり腰日記- 板谷みき ...自由詩5*13-1-1
質に入った女房殿- 板谷みき ...自由詩4*12-11-4
コンバース- 板谷みき ...自由詩3*12-9-19
健康に結びついた話- 板谷みき ...自由詩2*12-9-9
ずぅっと前のエピソード- 板谷みき ...自由詩1*12-1-16
年の始めの質問は- 板谷みき ...自由詩2*12-1-7
思い出の泡- 板谷みき ...自由詩1*11-12-31

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する