おはじきは
簡単なゲームだ

まず大切なのは
その形である
はじいても
相手を傷つけない
丸い形が望ましい
それは
自らを傷つけないためでもある

次に大切なのは
はじきたい相 ....
師走、大手町に佇む

結論を先に述べれば
大手町は冬が似合う
春は似合わない背広を着た集団がおしゃべりをしながら行き来し
秋には忙しそうに眉間に皺を寄せた人々たちが行き交う
夏はいけない
 ....
あなたは素敵な人

自分に優しいから人にも優しい
まっすぐに生きているから 私のことをまったく疑わない
自分を全部肯定しているから 私をまるごと受け入れてくれる
何にもこだわらないからひたす ....
今ある自分になるための過去があった

そして今この瞬間も

未来の自分の為の時となる


過去は捨てる物じゃなくて

向き合う物なんだね


受け止められた時

その想いは ....
蟹鍋の
シメは雑炊に限ります
独断ですが
鍋を預かる私の特権なので
異議は認められません

鍋の湯に
眼に見えないほどの
小さな粒子になって
溶け出した
蟹の
本当の味がします
 ....
もしも今夜世界が終わるなら、参鶏湯を食べる

無人島に何を持っていくか、迷い続けてる

ああ、そうだ、小さいころ綿菓子屋さんになりたかった

どこかにきっとあると時々さがしてみるうちは、た ....
往来で拾い集めたこころねじコタツであたため疲れて眠る

枕辺で季節はずれの夏祭り足並み揃う下駄とサンダル

サクサクと雪を軋ませ盆踊り寝巻きのぼくは係り合わない

金魚すくい救われたのは外 ....
たとえば
主審の吹くホイッスル
スタジアムは
興奮のるつぼ

たとえば
ラジオの玉音放送は
長い長い
嘘の終わりだ

春が来て
木々の小枝に

新たな希望 ....
「ダリの絵も悪くないね」と狂気ある 

             君の笑顔も ぐにゃり歪みて


Sadeを聴きながら灰汁すくい取り日曜の午後ゆるりたゆたう

うつされた微熱で溶けるキャ ....
  西日でぬるくなった床に
  灰色のハンチング帽を落とす
  埃の膜がふんわりと散って
  光の白い模様を描く
  リュックサックをベッドに抛って
  窮屈なコートをハンガーにかけ ....
い 一笑一若(いっしょう いちじゅく) 
   一味(ひとあじ)ちがうよ 来年年女 
ろ ロバのバン よべどさけべど のろまなバン屋
は 馬簾菊 バテレン来襲のごと 過ぎし夏 
に 仁王 ....
熟成した
ありがとうの肩越しに
平坦な
おはようとおやすみの隙間から

垣間見える結び目

熟練した
ごめんなさいの背中に
平熱の
いってきますとただいまの文字間から

透 ....
夜にざわめく
海原にちいさな風
ひかりを求めて
さかなたちが踊る

爪月のほとりに
熱がつづく
眠りを急いて
夢を強いて

はこばれるすべて
行き来する波
呼吸のやりとり
は ....
【日を追って身を縮めたる朝顔に百年生きたような蔓有り】
       {画像=111228201946.jpg}

  ※オーシャンブルーという名前の朝顔だと思いますが、
   とに ....
これから人生を刻むモノ

蒼く澄んですがすがしく存在する

そして世界は君らのものさ

ためらいもなく廻して欲しいのだ

世界を宇宙を


1歳だよね

瞳輝いているね

 ....
妻と共ベートーベン悲槍を最終楽章心に高く

この頃のワルトシュタイン心にしむ27頃初めて聴けり

ベートーベンも人にしてお金をば儲けに書きたと近頃聞けり
俺という人嫌いは
背中にうっすらと毛が生え
後光が後頭部から発するよう
頭髪の一部が欠落している
その代わりと言っては語弊があるが
人に良く知られた猫好きで
猫さえからかっていれば
人付 ....
負荷こそがいつかこのバネ弾かせる強くなりたい強くありたい

ピカピカがゴワゴワになりクタクタに心地いいんだ君はデ・ニ・ム

人妻というだけでなぜか色っぽい ただの妻にはトキメカナイよね

 ....
夜のインターチェンジは光の花がつらなっているように

僕の孤独にしみわたってくるし

それを限りなくかみしめてきた気がする


つれない過去など捨ててしまったほうが良いのかもしれない
 ....
それは哀しいまでに純情である
風の気まぐれに従って 時にはさざ波を渚に寄せていたかと思うと 風向きが変わると激烈な波浪を打ちつけたりもする

しかし その深みは静寂に満ちていて 何があっても動揺 ....
ベツレヘムの星がまたたく頃

そっと目かくしをしてくるヤツ

朝まで名前を呼んでやらないんだからね
2人は別れる運命にある。
ハートはちぎれ
血を流している
契りは切れる

もし人生をやり直せるなら
もう一度チャンスを下さい。
全てが無駄になる
全てが言い訳になる

まだ好きなん ....
  もう一人の男が
  頭上にぶらさがった紐を引く
  紐は暗闇に続いているから
  暗闇が落ちてくる
  どさりと一斉に
  砂袋から砂が溢れるように



  完璧に渇い ....
そういうことだったんだ

気付くことがある


ものごとは複雑に絡み合っていて
原因があって結果がある
そしてその結果が今度は原因となって
新たな出来事を誘発する

「無間地獄」 ....
My Favorite Things

※演奏できません。
 持っていません。
 でも凄く好きで、
 気に入っている楽器です。

David Sanborn の St. Louis B ....
ひと巻きをよけいに編みしマフラーの愛はちょっぴり重いのがいい

いいこともわるいことも君がそばにいてくれるのなら全部いいこと

来た道をまた帰るだけ簡単なことができない恋は球体


{ ....
振り切れている一本の針。呼吸し心拍を上げて次の打擲を待つ。時の経過は音や光の揺らぎで知れた。繰り返される規則的な動作を目をつむり、静かに受け入れていればいい。

地球の裏側にはキセツ、季節が浮かん ....

言葉を追いかける
僕は椅子に腰かけ 瞑目して
その思いは 頭の中で 駆け足をしている
言葉は闇に走る 七色の光の筋
僕に誘いかけてくる さあ 捕まえてみなさい と

そんなことは し ....
  卵の殻に
  ネオンの光は
  必要ない
   ゾンビが枯れ枝を振っている
    世界は、
    雨降りの日の
    アスファルトのことです。
    女の
     ....
僕は雪に魅せられる
とても切ないから

どんなに大切に受け止めても
一瞬にして消えてしまう
大事にしようと思う間もなく
手の中で静かに消える

でも一瞬だけ
ほんの一瞬だけ
その美 ....
泡沫恋歌さんのおすすめリスト(5147)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おはじき- そらの珊 ...自由詩10*11-12-31
大手町_一二月- ……とあ ...自由詩16*11-12-31
魅力- たにい自由詩311-12-30
過去への執着- 菜穂自由詩4*11-12-30
ありがとう- そらの珊 ...自由詩7*11-12-30
もしも今夜世界が終わるなら(自由律俳句)- そらの珊 ...俳句5*11-12-30
こころねじ- メチター ...短歌4*11-12-30
ホイッスル- umineko自由詩10*11-12-29
一葉の旅- そらの珊 ...短歌2+*11-12-29
裁縫- 草野春心自由詩7*11-12-29
2011いろいろありました_- るるりら自由詩15+*11-12-29
きずな- nonya自由詩19*11-12-28
即興(海、ただしいまどろみ)- 橘あまね自由詩1811-12-28
My_garden- そらの珊 ...短歌2+*11-12-28
幼い王子に- 梅昆布茶自由詩6+11-12-28
ある午後- 生田 稔短歌211-12-28
猫様- ……とあ ...自由詩14*11-12-27
バネじかけ- そらの珊 ...短歌3*11-12-27
夜の漂流と光と孤独- 梅昆布茶自由詩23*11-12-27
海の心- たにい自由詩411-12-27
プレゼント- 殿上 童携帯写真+ ...22*11-12-27
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もう一人の男- 草野春心自由詩9*11-12-26
通りすがりのひと- 恋月 ぴ ...自由詩32*11-12-26
Sax、サックス、_Saxophone- ……とあ ...自由詩11*11-12-26
恋は球体- そらの珊 ...短歌9*11-12-26
夜想する- メチター ...自由詩6*11-12-26
なないろの言葉- まーつん自由詩15*11-12-25
卵の殻にネオンの光は必要ない- 草野春心自由詩211-12-25
ゆきのそら- ささやま ...自由詩9*11-12-25

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