お友だちあつめて内閣つくるなよ

パパくれた国という名のおもちゃ箱

棚ぼたを民意と言い換えほくそ笑む

某首相尖閣諸島に島流し

変わり身のオセロを凌ぐ鮮やかさ

日銀を悪魔に渡 ....
 森の中に『くまカフェ』がある。とんがり屋根の丸太小屋。夏にはハーブが咲き乱れた庭も、今ではすっかり刈り取られて、来年の春を待っている。

 店主のシャルロットが開店準備を終えて、窓のカーテンを開 ....
その金曜日の午後
いつものように黄色いスクールバスから降りてきた
娘達の笑顔を確認してから
思い切り抱き締める
「ねえ、ねえ、今日学校でこれを描いたんだよ」
私の腕を振り切る勢いで バックパ ....
ひらがな、が落ちてくるように
迷いながら雪が降ってくる
日本にちりぢりになった
あ、い
どれだけのあいの組み合わせが
あるのだろう

やがて
あ、と、い、は
溶け合って境界線をなくす ....
玄関を出たらファンらに囲まれて会社着く頃葉っぱ一枚 大魔王復活のときやってきた寝起きが悪い魔王は二度寝 大河にそそぐ 透明に聡明さを探し続けた時代
印を押し朱肉の色と血族の色を太陽に染め

土踏まずの窪みの隙間に 大きな壮大を登ってゆく
大地の感触を胸に 常識の中の非 変わる変わる非常識へと
 ....
高台から 見下ろせば
雲が唸りをあげている
雲を突き抜けようとする 音がする
街の灯りは 木々の間からも見える
サイレンが パトカーが 消防車が 甲高い音が
地を這う

まだ ....
はじめから僕は登場人物ではなく
舞台の上を見上げ
憧れるだけの観客で

まもなく幕は下りるというところまで来て
なぜか華やかなカーテンコール
僕が不在の僕の人生
始まることのなかった ....
冬は突き放すような抱擁
軽くドレスの裾を振るだけで
白い吹雪が真昼を閉じ込める
冬は火傷するほど冷たいキス
サイドミラーの氷を指先で落とすと
風の中 君の声が聞こえてきた

子どものころ ....
リズム感 鈍感 レレレの自由無垢 無頓着

  そんな ばら蒔き 摩訶不思議な種を新世代へ レレレ連れてって

    何でも在るを計りに乗せず 空気と共に計る KYの自由 天然の素質

 ....
お母さんに

手紙を書いていたの

泣きながら

眠ってしまったの


おねむりなさい

おねむりなさい

深く優しく安らかに




君の夢の中で ....
 きょうは月よう日。絵本教室の日だった。
 夏休みも、もうすぐおわる。あんなにうるさく鳴いていた蝉も、けさはとても静かだった。おかあさんは朝からいそがしく洗濯していたから、わたしも手伝うことにした。 ....
かなしみを知る人の瞳に
映る光は
美しい矢を描く

夜を知る人の瞳に
映る光を
星と呼ぶ
いつか必ずなくなるさだめの
命もまた
美しい矢を描くだろう

天涯のあちらこちらに
美 ....
すていんあらいぶ

それすらなくて

きがつけば

「いけませんよ いきなければ」

せっこうと

かみでできた

いたの

きれいにせいれつした

てんてんと

 ....
人参に歯型をつけるロシア美女 今日も待ち針を刺す
心の縁に
ずれないように
歪まないように
一針一針
ゆっくりと
ただまっすぐに縫いたいだけ
私の心の裏側に
注意深く
ちくりちくりと
針を刺す
明日は真っ直ぐ ....
まだ桜がやって来ない 四季感の先取りの華は雪

手先のハンドクリーム 指紋は前科を消し去る

イミテーションの綿を積もらせ本物のキラリは星に鳴るムードは勝つ

 曇り空の午後の始まりに 何 ....
昨日汚れた
白い食器

それをシンクに
溜めたまま

母は朝から
テレビゲーム


理想の親を
想像しながら
幼いボクは

小さな身体で
大きなため息
一つ吐く

 ....
子狐のきょうだいが じゃれあっている
とんで
はねて
おって
にげて
まちぶせして
かみついて
雪を蹴散らし
狩る者の本能を
喰われる者の宿命を
疑似体験をしている

思い切り ....
酒に撫でられる {引用= (fall)

  秋
  娘の胸に
  はじめての乳が溜まり
  銀杏の香り実る頃に
  心は夢と出会う  



 (shape)

  「長い廊下の向う ....
 
凍えた体を温めてくれと願ったのは、あたいの罪
躊躇なく温めてくれたのは、あなたの罪

そんな罪を、微妙なあたいたちは愛とよんだ


 
 だれかが来たのかもしれない。わたしはイチローのあとを追いかけて、玄関のドアを開けてみたけれどだれもいなかった。イチローは玄関の前のしろい郵便ポストのうえに、すばやく飛び乗ると、ほそくて長いしっぽをま .... おそらく僕の知らない
無数のははがいたのだろうと思う

まあ今も昔も聞いたってこたえないだろうが

母の遺品を整理している

書道用具

浦和のなんとか堂とかいうところで購入した
 ....
沈黙の惑星は
能弁なのかもしれない

その星の水際にはとりどりの
言葉の端くれが堆積しているという

それを採集することが
盲目の考古学者たちの日々の務めなのだという

中央の大陸に ....
  画板のうえに
  赤と
  青を置く



  青のための赤と
  赤のための青



  意味
  固い殻を剥かれた
  何者かの咳
詩は傷みです
あなたとわたしの間で
血が流れるように
空白を引き裂いた文字です

詩は苦しみです
あなたとわたしが共に
吐き続けたように
空白に汚れたままに散らかした ....
1.ゆきんこちゃん


段ボールに書かれた 真っ赤に書かれたクレヨンの暖炉の炎には 
ぱちぱちと
もえる友情が燃えていた
おともだちの ゆきんこちゃんは 五年生で
なふだにも  ....
靴底を裏返してみる
均等に減っている
癖のない人が
うらやましい
愛用すればするほど
そこに紛れもない自分の足跡が刻まれる

靴底なんてどうでもいいぢぁありませぬか
それでもうらやんで ....
泡沫恋歌さんのおすすめリスト(5147)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もやもや川柳- 梅昆布茶川柳812-12-20
The_Tale_of__Bear- そらの珊 ...散文(批評 ...612-12-20
アメリカという国の学校という場所- 夏美かを ...自由詩36+*12-12-20
ひらがな- そらの珊 ...自由詩28*12-12-20
- 北大路京 ...短歌212-12-19
- 北大路京 ...短歌312-12-19
大河- 朝焼彩茜 ...自由詩6*12-12-19
一本のガランス- るるりら携帯写真+ ...9*12-12-19
僕を抜け出し- Lucy自由詩6*12-12-19
幼馴染- ただのみ ...自由詩23*12-12-19
テクノ言葉- 朝焼彩茜 ...自由詩512-12-18
また明日- 多紀自由詩12*12-12-18
あずきの恋人_(連載③)- たま散文(批評 ...11*12-12-18
美しい矢- そらの珊 ...自由詩22*12-12-18
Stayin'_Alive- ドクダミ ...自由詩5*12-12-18
人参- 北大路京 ...俳句512-12-17
待ち針- Lucy自由詩21*12-12-17
攪拌の午後- 朝焼彩茜 ...自由詩812-12-17
大人の扉- キダタカ ...自由詩9*12-12-17
遊ぶ季節- そらの珊 ...自由詩10*12-12-17
酒に撫でられる- 北大路京 ...自由詩312-12-16
色彩へのコラージュ- 草野春心自由詩512-12-16
愛とよんだ- 殿上 童自由詩22*12-12-16
あずきの恋人_(連載②)- たま散文(批評 ...11*12-12-16
母の行方- 梅昆布茶自由詩2312-12-16
ファンタスマゴリア(たむらしげるの絵本)によせて- 梅昆布茶自由詩1012-12-16
画板のうえに- 草野春心自由詩612-12-15
- 乱太郎自由詩29*12-12-14
幸せのゲーム_二編- るるりら自由詩16*12-12-14
靴底- そらの珊 ...自由詩24*12-12-14

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