外国の人のふりして片言で話したほうがモテるみたいだ 厚みある紅い花びら藪椿亀甲竹の一輪挿しに 0次元

面積を持たない点は哀しくて
あられのようにパラパラと降りそそぐだろう
なんのうえに

1次元

線虫となった哀しみはのたうちまわって
それでも面積を持てない

2次元
 ....
ねぇおじさん。

どうして人は孤独になるの?



それは、孤独を感じるほどの、

ぬくもりを知ってしまったからさ。



どうして人に孤独があるの?



それは、き ....
遮光カーテンの向こう側に目を細める


変形した足 破れた皮膚
珈琲一杯


二杯目で手帳を開いた
洗濯機の回る音はリズミカルでB5ノートの白銀を走るペンも軽い、

ペンの走る音は ....
ごすいって
ひすいに似たような

たおやかに
睡り続ける
午後
もくもくと
宝石になる練習をしよう

纏足の爪先から
あたたかな成分が溶け出していく
あらがえない{ルビ麻薬=レ ....
ソリティア
白は孤独
白は正しく
やがて 汚れる

自分を守れ

私は言いたい

逃げて
逃げて
ぶざまに
転んで

泥だらけ
スーツも何も
あったもんじゃ
ないん ....
あなたは眼の前で
ひとがひとに殺される所を視たことがありますか
ぼくは一度だけあります
そこはサイゴンの中央広場でした

それは公開処刑でした
若い女性で南軍からベトコンのスパイとして
 ....
「途上にある者」


われわれはあなたへ向かっている
神よ、あるいは名も無い者よ
あるいは不在の者よ

古代の人間が考えた神話の神々
もうお呼びじゃない
怒りの神、復讐の神、審判する ....
発表会 毎日が発表会

 ステップの音は前と頂に向けられる
 スピーカーの性能に頼らず
 メガホンにスワロフスキーのデコ

発表会 今日もギリギリ合格

 目的を梅見月に乗せる 桜も便 ....
自分や自分の愛する人が
明日隕石に当たって命を落とすとは
恐らく誰も思わないだろう
だから
いつも通り私達は
目の前の人にお休みを言って
今日という日を
当たり前のように見送る

あ ....
耳をすませてみてよ
聞こえるかい ギターの絃のはじける音
シンセサイザーの 機械的に透明な音
地を這っていくような 重たいベース
いくつも重なり合うドラムの心拍数
張り上げたボーカルの肉声
 ....
1月の曇天は、この田舎町に

たくさんの雪うさぎを放ちます。

最近は、昔ほどは多くはないけど

それでも今年も雪うさぎが放たれました。



雪うさぎたちは、放たれた ....
佇んでいるだけで受け取って欲しい 
阿吽と 目と目をぼかして
オブラートを貫いて直立に佇む 鑑を増やし
優しさにふやかし 手のひらも筋の通る表側もバイリンガルに

動かない手を振る

佇 ....
毬藻なら目に優しいし苔ティッシュ美脚モデルの仮想変装 女だと思っていたよ秋櫻子恋する前に知って良かった ブランコを欲しがったのは私
それを父にせがんだかどうかはおぼえていない

どうだ こんな大きなブランコ
どこにも見たことないだろう

校庭にあるブランコよりも
はるかに高い木の柱と
長 ....
どうしても転がってしまう
できそこないの
羊のぬいぐるみ
連れて帰って気がついて
でももう取り替えてもらうなんて
ありえなくて

きょうも昼間っから
転がってた彼女を
仕方ないなぁっ ....
いったいきみはどこにいったんだ
きみはぼくたちに愛想をつかしたのか

ぼくたちの背信に
なにも学ばない愚かなぼくたちに

なぜ消息を絶ったのか
なにも知らせずに消えたきみ

ぼくたち ....
ついこの間まで
アンチエイジングな歩き方というのを
こころがけていた

高い化粧品も買えないし
せめて遠めに若々しく見えればもうけと
良い姿勢には自信があるし

さっさっと足早に
目 ....
朝がやってくる
風がやってくる
音がやってくる
虫がやってくる
雨もふりかかれば
猫もやってくる

人がやってくる

外へ広く放たれた
寛容な空間だった

祖母が景気よくぞうき ....
  めぇいっぱいのかなしみを
  ちいさなかばんにつめてたら
  ほころびからおちていった
  あたりまえだ
  ふゆのあおぞら
  ふゆのあおぞら
  かぜがふいた
  ほころ ....
  きょうの朝は、
  灰色の水にひたされている



  人びとは鈍い眼をしてさがしている
  ありもしない排水溝や
  冬の葉のかけら、
  あるいは大切なひとの
  い ....
産み落として出て行ったことがのこす
さびしさは
得たものの位置には
勝てない

深夜の一人舞台
とわかってはいても
そのまばゆさを
感じてしまったことがあるのなら

あなたもでしょ ....
              鍵をかけた秘密

              ガラクタの木箱

                *
 
              テレビの闇

  ....
固く結んだ歴史の果て

柔らかな風を含んで君は花開く

大輪ではないが機知にとんだ
しっかりした花だ

空からやって来る言葉を迎えるために
僕らは産褥をしつらえねばならない

 ....
さみしいと
雪になる
凍えて咲く花になる

産まれて
すぐに旅立った
あの子の魂なのでしょう

てのひらで包めば
睦みあって水になる
笑って
消えてゆきました
首が回らないのに
辛気臭いが被さったら
最悪
食えないカビの温床

なんとか上げ上げで脱出したら
足を引っ張る奴の
便利屋にはならないよ
いますけど。

陽があたれば途絶える命
 ....
会社から出ると

タワーマンション、星、ときどき月

夜風に見送られてなぶられて

いちにち使い終わった命

あっという間に洗濯されている


ぼくは地震から助かるために

 ....
たわむれで総理大臣してみれば地震はくるし津波もくるし
泡沫恋歌さんのおすすめリスト(5138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 北大路京 ...短歌613-2-23
- 北大路京 ...短歌213-2-23
次元の詩- 梅昆布茶自由詩24*13-2-23
孤独ってなーに?- 元親 ミ ...自由詩15+13-2-23
三杯の珈琲と靴擦れの老人- ぎへいじ自由詩15*13-2-23
午睡_或いは崩れ落ちる砂の壁- そらの珊 ...自由詩24+*13-2-23
ソリティア- umineko自由詩9*13-2-23
許されない好奇心- HAL自由詩9*13-2-22
群青三月の課題詩「愛」__「途上にある者」- 木原東子自由詩7+*13-2-22
発表会- 朝焼彩茜 ...自由詩313-2-22
奇跡が連続するキセキ- 夏美かを ...自由詩21+*13-2-22
live(ライブ)- 凪 ちひ ...自由詩413-2-22
雪うさぎ。- 元親 ミ ...自由詩1213-2-21
威圧- 朝焼彩茜 ...自由詩413-2-21
- 北大路京 ...短歌213-2-21
- 北大路京 ...短歌413-2-21
父のブランコ- Lucy自由詩23+*13-2-21
冬の終わりの彼女- もっぷ自由詩613-2-21
消息- HAL自由詩4*13-2-21
アンチエイジングな歩き方- Lucy自由詩9*13-2-21
縁側- そらの珊 ...自由詩16+*13-2-21
ふゆのあおぞら- 草野春心自由詩313-2-21
灰色の水- 草野春心自由詩413-2-20
歴史- もっぷ自由詩313-2-20
テレビの闇- 北大路京 ...自由詩913-2-20
君咲く春に- 梅昆布茶自由詩2113-2-20
むつのはな- そらの珊 ...自由詩1313-2-20
首が回らない- 鵜飼千代 ...自由詩11+*13-2-20
タワーマンション、星、ときどき月- 吉岡ペペ ...自由詩713-2-19
たわむれ- 北大路京 ...短歌513-2-19

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172