空がせつなく見える日は
誰かのためいきが聴こえる
ためいきは
透明の煙になって
立ち上り
つどいあって
やがて白い雲になる
空がせつなく見える日は
あなたもためいきをついている ....
新月欠けていく パリ 香港 アメジスト
竹を伐る嵯峨野ファッションモンスター
私の耳元で
乾いた音がする
してはならない
タブーを誰かが冒す
音がする
見てはならぬ!
呪いを架けた
白いヒトガタ
ロザリーよ
おまえもまた結界を超えてゆくならば
自 ....
長い冬が明けて
やっと雪解けのときをむかえましたね
悪い夢をみていたのだと
すべてを水に流し 再出発です
おめでとう
悪い夢 儚い夢 叶わぬ夢
夢 ....
碇星社会福祉に入れるメス
やたらめったら起こる奇跡を奇跡と呼びたくない
政争を清掃したい総選挙
いっそのこと水曜どうでしょうを党名に
迷走を瞑想している居眠り議員
お互いを先生と呼ぶ別世界
復興の名前に隠れ無駄遣い
国の首締めても官僚生きてゆ ....
朝起きたら
おもいのほか寒かったのです
肩がひんやりします
すっかり秋ですね
早起きしても
ひぐらしの声はどこにもありません
朝起きたら
寝違えていたのです
眠りながら何かを間違う ....
9月からアメリカの小学校に入学した娘
2日目の朝吐き、早くも欠席
3日目お腹が痛いと昼前に早退
4日目から毎朝目が覚めると学校に行きたくないと、泣くようになった
「なんで行きたくないの?」 ....
秋とは肩を寄せ合い歩きたい
約束なしで出会っては
流れの渦に留まり続ける
紅葉とイチョウの落ち葉のように
ゆっくりと語り合いたいものだ
何一つ声に出すこともなく
....
秋が始まる頃
ようやく
旅人が帰ってきた
ちょいと
長い散歩だったかな
と
悪びれもなく
おかえりというのも
待ち焦がれていたようで
まったくもって
しゃくなので
おみや ....
真昼の青空にいて
お日様はいつもと同じように
まっすぐに向き合ってくれている
それなのに痩せ尖った姿を
心溶かす丸い雲の横で
薄ぼんやり見せてしまい
ごめんなさ ....
ぞろぞろと
つながって
生まれくる
かまきりの赤ちゃん
泡を固めたような
麩菓子に似た卵から
孵化してしまったら
もう戻れない
生まれた瞬間から
君たちは みなしご
風 ....
おそらく
それが見ず知らずの善良な動物の皮であった
という
ひどく生々しい事実にもたれながら
わたしが
しらずしらずのうちに
この足で踏みつけてきた
ものを想います
どうして
こ ....
あなたの言葉が わかんない つまんない
そんなんもわからへんのかとか
もっと、つまんない
セロトニン増やす薬や秋簾
都会のカラスは金色 銀色
国
という言葉がいま浮かんだけれど
どうしたものか思案している
一ヶ月近く洗っていない
ランチョンマットには三箇所の染みがついているが
それでも洗 ....
気づくと
無意識に祈っている
例えば
エンドレステープのように流れる
交通事故のニュースを見れば
家族の交通安全を祈り
遠い国で
爆撃によって命を落とす人がいるニュースを見れば
平 ....
{画像=120921223131.jpg}
遠くに星が見えているように
人には遠く目指すものがあるのだと
その男は言った
目は漆黒の闇の奥の奥の
遠い輝きを見詰めていた
....
胸がいっぱい
心が張り裂けそう
歯が浮く
顔から火が出そう
手に汗握る
溜飲が下がる
そして
土曜日はお休みの日
ということにして
....
あーみんの漫画風船蔓かな
変わらないねえ と
しみじみ言い合うけれど
私たちが女子高校生に見えたら
化け物でしょう
だけど
やっぱり
変わらないねえ
三人で写真を撮ると
真ん中は早死するからイヤだと言って
....
古いフィルムネガ
光にかざせば
見知らぬような
女
ああ 確かに私だろう
こびと専用の夜行列車の小窓の中で
かすかに笑っているようだが
それは条件反射の類だろう
本当に可笑しい時は ....
【白山羊さんからのお手紙は お歌でした】
うそみたいに お日さんが 輝いて
こんな風に ひかりが満ちると
にこやかな音楽の先生のタクトの間の
まるくて すくない言葉を合図に
あな ....
万物が一つの花ならば
誰が愛でてくれようか
蕾のままに枯れて逝く
誰が涙を流すのだろう
....
ピーマンや堕ちるとこまで堕ちました
雨降りの夜、厚い雲
独りの私に
一瞬満天の星空を観せてくれた
母の仕業に違いない
そんなこと
星になんかなっていない母にだけ
できることだから
ひだまりのなかで
かなわない夢をかぞえて
暮らしたいのです
ねむたくなるくらい
語りあって、
愛しあって、
傷つけあって、
....
泡沫恋歌さんのおすすめリスト
(5138)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ためいき
-
そらの珊 ...
自由詩
8
12-9-25
新月欠けていく_パリ_香港_アメジスト
-
北大路京 ...
自由詩
10
12-9-24
竹を伐る嵯峨野ファッションモンスター
-
北大路京 ...
俳句
2
12-9-24
禁忌の森で
-
そらの珊 ...
自由詩
3
12-9-24
うたげ_にて
-
芦沢 恵
自由詩
11*
12-9-24
碇星社会福祉に入れるメス
-
北大路京 ...
俳句
3
12-9-23
やたらめったら起こる奇跡を奇跡と呼びたくない
-
北大路京 ...
自由詩
13
12-9-23
へっぽこ川柳
-
梅昆布茶
川柳
4
12-9-23
なで肩の運勢
-
そらの珊 ...
自由詩
17*
12-9-23
‘義務’という言葉をまだ知らない娘へ
-
夏美かを ...
自由詩
17+*
12-9-23
秋の気持ち
-
ただのみ ...
自由詩
19*
12-9-23
露草
-
そらの珊 ...
自由詩
15*
12-9-22
月でいて
-
芦沢 恵
自由詩
16*
12-9-21
みなしご
-
そらの珊 ...
自由詩
15
12-9-21
わたしもまた一枚の皮張り
-
そらの珊 ...
自由詩
9
12-9-21
つまんない
-
殿上 童
自由詩
23*
12-9-20
セロトニン増やす薬や秋簾
-
北大路京 ...
俳句
6
12-9-20
都会のカラスは金色_銀色
-
北大路京 ...
自由詩
4+
12-9-20
ことのなりゆき
-
草野春心
自由詩
11
12-9-20
みたまに
-
そらの珊 ...
自由詩
17*
12-9-20
遠くに見えるもの_/__わたしはいつまでも分らないのだった
-
beebee
自由詩
28*
12-9-20
週末までに
-
芦沢 恵
自由詩
11*
12-9-19
あーみんの漫画風船蔓かな
-
北大路京 ...
俳句
2
12-9-19
女友達
-
そらの珊 ...
自由詩
6*
12-9-19
銀塩写真
-
そらの珊 ...
自由詩
14*
12-9-19
白山羊さんからのお手紙は_お歌でした
-
るるりら
自由詩
22*
12-9-19
____________夕日のように微笑んで________ ...
-
ただのみ ...
自由詩
26*
12-9-18
ピーマンや堕ちるとこまで堕ちました
-
北大路京 ...
俳句
3
12-9-18
母の仕業
-
芦沢 恵
自由詩
23*
12-9-17
ひだまり
-
草野春心
自由詩
6
12-9-16
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