微笑む君の手をとって
一緒に歩く
楽しくて
嬉しくて

僕を見ると
飛びついてくる
ハンカチを貸して
一緒に歩いてゆく

もう会えなくなる
もう見えなくなる
もう歩かなくなる
 ....
人に愛され
必要とされ
役立って
誉められる

幸せなんだろうけど
満足していない
心にはポッカリ穴が
開いている

寂しい
悲しい
空しい
苦しい
給料日またもや上がる摩擦係数

柿の種噛みつぶすのは癪の種

イエスノー枕最近イエスも忘れかけ

山の神箱根駅伝速いかもね

ダイエットしてどうするのと言いそびれ

幸せにする ....
智恵子は雨の日には地震が来ないという

昔なじみの校舎のような病院だった

伝言板には院長の行く先が告げられていた

カーテンをあけて雨の日を見つめる

さくら若葉のあいだに在るのは

昔なじみのきれ ....
長いスロ-プを滑り落ちてくる記憶の思いがけなさに
ふと足をとめて目の前をよぎる影を追えば
短くなった日時計は正午でとまったままうたたねをして
またあの回廊へといざなってゆこうとする

この場 ....
手紙の最後に
P.S.と記す

ああ、そういえば
思い出したよ
とでも
いうような
そぶりで
P.S.と記す

白状すると
本文は
この追伸を
書くための
助走

その ....
数センチほど開いて
庭石を動かしたなら
地球の公転も微妙に外れたよ

鉛筆で一ミリ大きく
尖った亀は緑色M字開脚
え、まだ、暗い穴を掘ってるの?
シャイなやつらだな

 ....
タイトルはブリティッシュトラッドの歌姫
サンディ−デニ−の海と私のねじれたキャンドルというアルバムからいただいた

近所に日本最大級の品揃えの蔦屋ができてそこでいまはなき彼女のジャッケットに遭遇 ....
騙されたと思わずにやってみて

歩きながら声に出して
るりるらるらら

好きなメロディーを付けて
るるりらるりら

頭の中に響かせて
うううむう

どう気持ちよくなったでしょう
コトバの残骸を踏み越えていくときはいつも裸足

狂い始めた気がして音叉を頭にあてる、脳ミソを調律

あたらしい歌ください、ぼくの中古ピアノに

雨粒がみずたまりで正しい円を描く、コンパスも ....
晴れた日に
空を見ないなんて
空がもったいないと思う

いつもと同じ
車窓からの景色も
晴れた日は  ....
牽かれていく二すじの偏光
孤独な少年の手なぐさみ
自転車にまだ補助輪があったころ
ぼくは愛されていたかしら
いなかったかしら
初夏の予感が初めて来たとき

駅前通りに二匹の妖精 ....
赤ちゃんをあやす
なんとか
笑わそうとして
百面相など
繰り広げる

赤ちゃんが笑えば
私も笑う
私は赤ちゃんにあやされている

【あやされる】とは
どういうことだろう
ココロ ....
ぼくは競馬をギャンブルだと言う奴を
どんな非難を浴びせられても大嫌いだ

競馬馬が背負っているのは騎手じゃない
彼らが乗せているのは
多くのひとたちの夢や希望や人生の投影なんだ

その馬 ....
般若心経には

ぎゃあていぎゃあていはらそうぎゃあていぼうじいそわか、

この真言を唱えれば

執着とは意味のないものだ、ほかに大切なものがあるのだ、

これが会得できると書いてある
 ....
月の光を聴いている

ストコフスキー指揮のやつだ

ぶ厚くてやわらかかった

張りつめていてあたたかかった

あなたの幸福を見つめていた


一枚の気持ちを見つめている

そ ....
有限時間というリュックサックに

たくさん詰め込んだ愛や心配

一つ出し二つ出ししてゆくうちに

リュックサックには

あなたのこころが入ってゆく


それがあったかくて

 ....
君の補助輪を外した朝は
まるで
小鳥の誕生日のように
空が青かった

小さな手のひらで
ぎゅっと握った
ハンドルが
ぐらぐらゆれる
どこへ向かっているのか
自分でもきっとわからない ....
少し遠くにいるあなたへ言葉を投げかける

言葉はメロディのように滑らかに

空中を軽やかにステップするでなく

少し自信なさげに

ひらがなは途中でぽろりぽろりと落ちていき

漢字 ....
さびしくて目をつぶってたら

昼下がりの街道にはだれもいなかった

ぼくいがいだれもいなかった


雨のおとがびしゃびしゃ言ってる

天気は西から来るのだから

雨のおとは西から来たのに決まってる

 ....
サラブレッドはサラブレッドとして
生まれてきた訣ではない

イギリス人がアラブ馬と狩猟用のハンター馬などを
競馬で勝利することだけを目的として創られた
最高の芸術品として呼ばれることも知って ....
きょう太陽のまわりに

虹が円を描いていたよ

ぼくはそれを伝えたくて

太陽を建物で隠して

写真を撮ってみたよ

会社の人に言ってみたら

外も見ずにこう言った

めずらしいですねって
山を二つ越えた 谷あいに
老婦が ひとり住んでいる

杉森の影をうすくうつす そこに
ばあさまの名前のついた泉がある





涌きでる清水は 億年の/恵み
甘く やさしい

 ....
そこに
握り締めていたものが
怒りだったのか
憎しみだったのか
恐れだったのか
あるいは優しさだったのか
まるで思い出せない

たとえ
プライドの端を踏んづけられても
握らない ....
あのね
今年の誕生日は
くまのぬいぐるみがほしい

そんなこと言ったら
君は笑うかな

だって
ほんとだもん

ぬいぐるみがほしい
ただのぬいぐるみじゃダメだよ!
くま ....
いらない物
詰め込んで
土に埋めて

邪魔な感情
押し込んで
海に沈めて

箱の中だけ
時を止めて

いつか箱が
土に還って
海に溶けて

箱の中身が
土に染みて
海 ....
赤信号で
一台の自転車が止まる
重そうなブレーキ音
それはそのはす
後ろの荷台には
補助シートに乗せた幼子
お母さんはハンドルを
ぎゅっと握って
足をつく
背中におぶわれた赤ちゃんは ....
嬰とは本位音より
半音を上げること

ショパンはもっとも多く
嬰を好んだ作曲家だった

でもショパンを聴きながら
ぼくはふっと想ってしまう

ぼくは生き方に嬰をつけて
日々を送って ....
思い出の箱を
春の野に
夏の朝に
秋の鳥に
冬の霰に隠してる

栗鼠のように
大切な食料

びっくり箱のように
色彩が溢れないように

暗証番号つける
秘密のファイルのように ....
題 桜吹雪
    トロピカル・ウェイブ作

夜まで
桜の木の下で
お花見をしている

とても
大きな
桜の木

風も少し吹いている
夜空に舞う
桜吹雪
泡沫恋歌さんのおすすめリスト(5138)
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