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 或る日

椅子座り笑顔浮かぶる妻の顔かわゆらしとひとえに思う

伝道にいでゆく妻に声かけて頑張ってねと妻うなづきてゆく

昨夜には二人してとも二杯のカクテルをあけ気持ちよかり

賛美 ....
満八十歳となりて
今日80歳となった,寿命の平均だそうだ。4年前から卓球を始めている。
スポーツ麻雀と碁を1年前からはじめた。そしてコーヒー喫茶のボランティアー
も4年目になる。週2回クリスチャ ....
 春風に吹かれて

友訪ねともに買い物せむとてや車に乗りて弥生も末

今日の空うす紫に雲もなく川の青柳ゆれておりけり

車窓より春のそよ風吹きこみてややもひんやり光りさす道

真昼なり ....
 ウジ虫の唄

今日も妻ととも
ある界隈を伝道に歩いた
こうして伝道者になって
聖書を説いて回ると
何でもむげに軽蔑できない

便所に湧くウジのことをふと考えた
彼らは便所の汚泥の中 ....
 
 師走の旅行

ペンを持ち富士を見むかなとかまえ座す冬の車窓にいまだし見えぬ

右手はも雲の漂う富士の山妻妹とバスはゆくゆく

昼食の弁当うまし日本晴れ空に吸い込む心の思い

峰 ....
  形象

黄色いきつねが
    三角形持ちおる

白い大根が
    赤かぶらを添えて

おちょぼ口の
    お月様二つ

ブルーの二つの影
    さっとよぎりいく
湖べのレストラン

昼食は食堂テーブル肉料理

ハーバーにヨット出入りし青い湖

午前中訪ぬ家々人の顔

2時間もしゃべり続けて満腹と

日暮れにはまだ早いうち記録する
妻と共ベートーベン悲槍を最終楽章心に高く

この頃のワルトシュタイン心にしむ27頃初めて聴けり

ベートーベンも人にしてお金をば儲けに書きたと近頃聞けり
泡沫恋歌さんの生田 稔さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_或る日- 生田 稔短歌515-10-16
満八十歳となりて- 生田 稔散文(批評 ...315-5-7
春風に吹かれて- 生田 稔短歌315-4-2
__ウジ虫の唄- 生田 稔自由詩314-9-20
_師走の旅行- 生田 稔短歌2+13-12-17
_形象- 生田 稔自由詩313-10-20
湖べのレストラン- 生田 稔川柳413-10-5
ある午後- 生田 稔短歌211-12-28

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