ジェラシーの惑星に咲く仏の座 捨てられぬ写真一枚仏の座 詩 舌足らず
詩 知ったかぶり
詩 失敗ばかり
詩 四苦八苦
詩 死んでたまるか
詩 しらけちゃダメね
詩 しっかりしろよ
詩 叱咤激励
詩 獅子奮迅
詩 試行錯誤の
詩 支離滅裂 ....
小雨の中
モンシロチョウが
ヨロヨロと飛んでいる

どこかの葉陰で休めばいいものを
そんなになってまで
なぜ飛ぶのだ

腹が空いて蜜を探しているのだろうか
子孫を残すために相手を ....
{画像=140706133117.jpg}




フリーという言葉に何を思い浮かべますか?


海月(くらげ)?


海面に写る月の影のように
ゆらゆら揺れて
掴もうとする ....
ぼんやりするひとときがすきだ
ふだんそれほど張りつめているわけでもないのだが

焦点のないゆるさがもともとすきなのだろう
いわゆる生産的ではないだろうそんな時間

とくに創造的である必用も ....
そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の


そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の


簾に打ち水
蚊取り線香
朝顔凛々しく
ついでに懐メロ

 ....
恋とは
とびきりの恋愛詩を
異性同性親子兄弟姉妹親友友人同僚知人 人間愛とは

第一章として
男女の恋愛詩を
恋とは 何だろうと自身を振り返る 紫色の羽根から桃色に変わる粉が瞬く
そんな ....
うっすらと雨の音

心の殻を指先で

とつとつと叩くような

なにか楽しいことないかなと

マーチがとつとつと

一日雨が降って

夜にやむ

空気を吐き出したくて

 ....
風はその指先
山の緑を掻き分け
光の欠片のよう
白蛾の群れ舞い散って

橋から覗き込む
水音は涼しげに響き
燕が足下をくぐり抜ける
遠く切り取られた海が

傾いだ陽射しを溶かして
 ....
生きるたたずまい
気配だけではない
所作もふくめたその人の
生活感の座り具合とでもよぼうか

こころにはかたちがない
言い換えれば生きるエネルギーが
そのまま立ち居振る舞いとなって
表 ....
七月の波止で
新月のような魚を釣るひとたち
豆アジの季節だ
いつ
どこで
魚のかたちに孵化したのか
釣り人はそれを知らない
月のように丸くなるは秋のおわり
一掴みのアジになる

今 ....
海の民である しるしに 婆ちゃんは からくり金庫を私にくれた
立方体をしたその金庫は、随所に黒光りのする鉄の補強がしてあり
なかなか重厚感がある。扉を開けると、その扉の先に また扉。
つぎ ....
風が変わったら彼に伝えて
セイレーンの歌を聴かせてあげるわ
一度聴いただけで夢中になるのよ
海が青く輝いたならそれが合図

やさしくしないであの頃の私は
恋に夢中になりすぎて何も見えなかっ ....
小さな靴の愛おしさを
ときおりこうして取り出してみる
小さな足はもう消えてしまったけれど

バーゲンセールは年々前倒しにやってくる
梅雨が明けてもいないうち
夏服には割引の赤いタグがつけら ....
悩むのは馬鹿らしいことだ

カッコワルイ大人を見れば

それが清々しいほど分かる

カッコワルイ大人たちにも

そんな役の立ちかたがある


感情でたくさんのことを失うのは損だ! ....
カワイイが作れなくなり囮鮎 蛍火を集めて一夜だけの城 苔の花地獄の雨のぬるさかな 大勢集まってきたからって
花見に来たんじゃねえよ
人間を見に来たんだ

大声出して
カラオケとかいうんだって
酔っ払って歌っている声が
山の中腹まで聞こえてきて
でも 聞きに来たんじゃ ....
あなたは笑顔で泣いている
薄雲を通過した日差しの下
歩行グリーンベルトの上
うつむいて去ってゆく

私は笑顔で泣いている
笑顔で泣いているあなたを見て
かすかに揺れる半夏生の葉を見て ....
麦嵐犬を連れたるシルフィード 夏服の襟の汚れと胸のシミ 弁当のおかず多くて純ちゃんの弁当箱へ玉子焼き2個 久々の晴れ間に浮かれていた午後


汗で膨潤した角質層が汗腺を塞ぎ
汗腺から出られなくなった汗は
俺の真皮の中で暴れている

汗よ
もがけ
閉じこめられた苦しみに
負けるんじゃ ....
しんしんと夜の降り積もる
時計の針をすすめているものは
いったいなんなのだろうか

森深く一角獣のみる夢が
遠く聴こえる気がする
こんな夜にふさわしい響き

一角獣が問う
あなたの角 ....
    コンパス

―家でコンパスを使って円を描く練習をさせて下さい―
先生から届いたメール

 さあ、早速コンパスを使ってみよう!
 こうして物差しで半径の長さを測ったら
 紙に針を刺 ....
夜明けの空の椅子に腰掛ける女神が
今朝はなみだせず
澄み渡った東京の青を見せてくれた
いまの彼女はとても気紛れ

やがて陽も落ちてしまった頃
わたしはまた、時を不幸にしたと嘆く
いつもの ....
 
涙が しょっぺー

砂糖をぶっかけても しょっぺー

わかっちゃいるんだけどなー なー




 
雨に濡れたアスファルトが映す街は
モノクロの写真
音も止まる
古いスチル写真
動いているのは
私の影
そして
雨粒と水の波紋

雨水に浸食されていく電柱は
濡れて黒い墓標
匂 ....
泡沫恋歌さんのおすすめリスト(5147)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ジェラシーの惑星に咲く仏の座- 北大路京 ...俳句114-7-6
捨てられぬ写真一枚仏の座- 北大路京 ...俳句114-7-6
おれの……- ただのみ ...自由詩17+*14-7-6
生きていること- ichirou自由詩914-7-6
フリーでありたい_/_手段こそが望ましい- beebee自由詩28*14-7-6
ぼんやり- 梅昆布茶自由詩2014-7-6
風流夏館- もっぷ自由詩914-7-6
第一章として_恋- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-7-4
雨と鼻唄マーチ- 灰泥軽茶自由詩714-7-4
夏らしき日よ- ただのみ ...自由詩16*14-7-3
風景- 梅昆布茶自由詩1114-7-3
文月の詩- たま自由詩14*14-7-3
陸族化の娘- るるりら携帯写真+ ...16*14-7-3
セイレーンの歌- 未有花自由詩17*14-7-3
バーゲンセール- そらの珊 ...自由詩2014-7-3
清々しいウソ- 吉岡ペペ ...自由詩414-7-2
カワイイが作れなくなり囮鮎- 北大路京 ...俳句214-7-2
蛍火を集めて一夜だけの城- 北大路京 ...俳句314-7-2
苔の花地獄の雨のぬるさかな- 北大路京 ...俳句3*14-7-2
花見猿- イナエ自由詩7*14-7-2
笑顔で泣いている- ichirou自由詩14*14-7-1
麦嵐犬を連れたるシルフィード- 北大路京 ...俳句114-6-30
夏服の襟の汚れと胸のシミ- 北大路京 ...俳句114-6-30
弁当のおかず多くて純ちゃんの弁当箱へ玉子焼き2個- 北大路京 ...短歌314-6-30
汗よ_この地球の大気に飛び出せ- ichirou自由詩15*14-6-30
しんしんと夜- 梅昆布茶自由詩1814-6-30
コンパス- 夏美かを ...自由詩37*14-6-30
星を見たい- もっぷ自由詩814-6-30
しょっぺー- 殿上 童自由詩21*14-6-30
雨が降る街にて- ichirou自由詩13*14-6-29

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